「columbo87」さんのページ

総レビュー数: 284レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月28日

「ごっこ」漫画。
大人ごっこ、青春ごっこ、悲劇ごっこ。
怠惰さで雰囲気を演出しているのでしょうが、展開や内容はベタもベタで、かつ葛藤や内面描写も一面的かつ自己完結。それでいて傍目には積極的に主張していないように見せかけているところもいやらしいと思いました。
夢に破れたり迷ってる年頃の学生くらいには受けるんだろうなぁという作り方は巧く、ここまで見え透いて明確にターゲッティングができているのはすごいと思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-04 01:16:06] [修正:2011-06-04 01:17:42] [このレビューのURL]

ヨクサル節は毎度のことですが、なぜ将棋なんだろう、キャラクタがくどすぎる。
格闘する意味もわからないし、話しがでかいのは世界観として理解できますが、将棋将棋してない漫画で、結局これは将棋漫画じゃなくてヨクサル漫画なんだなぁ、と思わせられる作品。
熱いし演出もクドくて王道でありながら節を外したストーリー展開はエンターテイメントとしてなかなかクスリとさせられる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-01 14:05:03] [修正:2011-06-01 14:05:03] [このレビューのURL]

ひきこもりが町でのストリートファイトを通じて居場所を見つけていく、というようなお話。なんか良い人に面倒見てもらって主人公の心の闇が解けていったり、どうしようもないクズがいたりで傷ついたり、町は本当に地獄だぜ、ヒャッハー
孤独を感じ、居場所を求める現代の若者にウケたのではないか!というような感じの安い分析をする。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-01 12:24:51] [修正:2011-06-01 12:24:51] [このレビューのURL]

スキージャンプ漫画、つうことで、まぁ時代的にはどうなの、と思うところもありましたが・・・ちょっとふざけすぎて打ち切りになったという感じ。もうすこしまじめにやってくれればまともに完結させられたんではないでしょうか。まぁ描きたいようにやってくれればいいんですが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-01 11:45:02] [修正:2011-06-01 11:45:02] [このレビューのURL]

4点 D.Gray-man

読みきりは面白い。
しかしジャンプ漫画の枠組みに収めるには無理があったのでしょう、展開、戦闘に週刊連載としてはフラストレーションのたまるものがあったことは間違いないと思われます。キャラクターや設定はコアで好みが分かれるところでしょうが、私は結構好みでした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-01 11:11:42] [修正:2011-06-01 11:11:42] [このレビューのURL]

3点 Damons

一応手塚先生の作品をリメイク!と銘打って始めた作品。本当にチャンピオンは手塚先生に土下座しましょうよ。

漫画としては非常にハードボイルド()で面白いです。序盤は特に悲壮感の漂う、どっかのハリウッド映画のような展開です。
ただ宿敵が何をしたいのかよくわからず、オチもえっ?なんなの??という感じ・・・
うーむ、なんだったんだろうこの漫画、方向性を見失ったというか、手塚治虫関係ないよねとか、だったら完全オリジナルでよかったんじゃないのとかいろいろ疑問が尽きない作品でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-28 15:59:35] [修正:2011-04-28 15:59:35] [このレビューのURL]

イカちゃんが可愛い漫画。

それだけでいいじゃなイカ!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-28 14:56:36] [修正:2011-04-28 14:56:36] [このレビューのURL]

このテケトーにタイムスリップする感じが、なんか小学館的ではないか。

まぁ実際何故タイムスリップしちゃったのかとかはそんな気にしないんだが、端々の設定をもうむちゃくちゃはしょるからその辺がどうしても気になってしまう。
信長もしらねーのかよとかいう大前提から始まって、教科書持ってきてんのに読みもしねーのかよとか、他にもタイムスリップして何十年と暮らしてる奴らは史実通りに生きて何がしたいのかとか。その変の内面描写やら恐怖だとか整合性が意図的に排除されていて、でも気になっちゃうタイプの排除の仕方なんだよなぁ僕には。
現状殆どタイムスリップした意味無い割に、「実はこのことが家康を変えたのだ!」とか「後の兵農分離である!」みたいなよーわからん所にその設定を持ってくるから、なんだかチグハグだなぁと思ったりするわけである。
このへんの設定のふわっとした感じがフィーリングとしてはあぁ女性作家らしいなぁとか思うわけだが、そこで違和感を感じさせてるうちはあんまよろしくないんではないかと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-28 21:11:40] [修正:2012-08-28 21:11:40] [このレビューのURL]

シビルウォーで正体バラしちゃったせいで大変なことになってしまった
そうだ全部なかったことにしよう・・・というご都合主義的な歴史改編モノ
ではあるのだが、邦訳組は心情的にたいした感慨が湧かないのである。おもしれー!とは当然思わないし、ふざけんな!と激怒もしない。ああ、こういうことがあったのね・・・てなもんだ。
知識としてはどういうバックボーンがあって、積み重ねてきたものが云々・・・というのは知ってるのだが、タイインとか読んでないしそもそもスパイダーマン誌に連れ添ってないし、俺なんて光文社のくらいしか読んでないし・・・とか色々あるのだ。
特に邦訳組はシビルウォーからの流れだけで見ることになるから「自業自得でしょ?」としか思えないのが実情なのだ。
なので、まぁ内容に関してはうんそうか・・・くらいの感想である。


で、巻末の作者インタビューが面白い。
編集長兼アーティストのカサーダは「ワン・モア・デイ」を自信満々に打ち出す。偉大な試みで売り上げを伸ばしたんだ!すごいだろ!というある意味無邪気な感じ。
一方脚本のストラジンスキーは歴史改編に伴う矛盾点とかにすごい気を使っていて、物書きとしてのこだわりが窺える。

両者のインタビューを読んでくと、脚本を途中で編集部に変えられちゃったとか、重役会議で決められちゃうとか、あまりに酷いからクレジット変えさせたとか、出版社対ライターという対立関係が「あ、今でも本当にあるんだ」と実感できて面白い。カサーダの「設定の矛盾?"魔法だから"で全部解決だろ」には流石に吹いた。

そんなわけでインタビューを通じた二人のバトルが面白いのがワン・モア・デイなのだ。アメコミは作中でも外でも内ゲバばっかやってるのだ!馬鹿なのだ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-28 20:45:03] [修正:2012-08-28 20:50:53] [このレビューのURL]

ブックオフ行った時にアメコミコーナー探すと高確率で置いてある、一昔前のアメコミブームの遺物。ノスタルジーと共に今のアメコミブームに恐怖を抱かせる素敵なアイテム。
こうならないように新しい邦訳も買いましょうw

出版社に反抗して立ち上げられた雑誌だけあって、同じような恨みを持つライターが参加していて豪華。ミラーとかムーアとかゲイマンとか(そのせいで初期はしょっちゅうスポーンのキャラが変わって困惑もする)。個人的にはムーア担当の地獄巡りの話がお気に入り。


何気にシリーズの最初から読むことができる希少な邦訳。だから読みやすさという点では入門に持って来い。古本屋で邦訳全巻揃えるのは難しいけど、基本的にスポーンの自分探しと天界魔界の殺し合いがメインであんま本筋がすすまないので(多分そんな後の話考えてない)、多少巻が飛んでいても話の把握は可能。

バイオレーターとかアンジェラとか、むしろ外伝が面白い。靴ひもで縛った顔面、というスポーンの個性がバットマンとのクロスオーバー由来ってのも変な話だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-16 13:51:21] [修正:2012-08-16 13:56:26] [このレビューのURL]