「columbo87」さんのページ

総レビュー数: 284レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月28日

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[投稿:2012-06-17 14:51:39] [修正:2012-06-17 14:51:39] [このレビューのURL]

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[投稿:2012-06-17 14:50:46] [修正:2012-06-17 14:50:46] [このレビューのURL]

7点 X

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7点 Fate/Zero

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[投稿:2012-06-17 14:45:04] [修正:2012-06-17 14:45:04] [このレビューのURL]

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[投稿:2012-06-17 14:42:53] [修正:2012-06-17 14:42:53] [このレビューのURL]

今では表紙くらいしか描かなくなってしまったアレックス・ロスの美麗なアートが楽しめる作品集。コミックスというより絵本的,でもグラフィックノベルよりは対象年齢低めな感じ?よく定義は知りませんが。
クリスマスエピソードっぽいスーパーマンの物語から始まり,バットマン,ワンダーウーマン,キャプテンマーベル,それに地球狭しと飛び回るJLAの活躍が楽しめる。どのエピソードも基本的に人間との戦いというか,力では解決できない問題にヒーローが悪戦苦闘する様が描かれている。超常的な力を誇るヒーローたちの人間的内面に踏み込んだ作品。脚本のポール・ディニも流石で,それぞれわかりやすく説得力のあるストーリーになっている。
語り口が第三者的かつ一般人の視線に満ちているのがロス作品の特徴ではないか。ヒーローたちに向けられた愛情を自分自身の視線と重ね合わせることができ、コミックスの世界に自然に参加できるのが魅力だと思う。

2ページオリジンも収録されていて,様々なヒーローの人となりとか行動理念がわかるので入門編にオススメ。
その中でもキャプテンマーべルの話が良い。アレックス・ロスは本当にキャプテンマーべルがお気に入りなんだなーとか思う。日本ではあまり馴染みのないキャラクターだが,子供の優しさや人間性を保ったままスーパーパワーを振るうヒーロー像がとても魅力的に描けている。
最後にあるイラストも心和む。クリスマスパーティーをするJLAの面々を窓の外からうらやましそうに眺めるバットマン,君も来いよと手招きするスーパーマン,という構図が特に好き。

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[投稿:2012-03-08 14:03:29] [修正:2012-06-08 11:16:34] [このレビューのURL]

グラント・モリソンによるバットマンサーガーエピソード3,中身も3本だてみたいなもんで,1本目の「ブラックグローブ」は久々のサスペンスもの。
孤島に集められたヴィジランティ集団,次々に起こる殺人事件,暇を持てあました大富豪の真意とは?マスクの下に隠された本意とはいかに?そして裏で糸をひく「ブラックグローブ」とはいったい・・・?
目を引くのはアートですなー。コマ割り始めコマそのものまで凝った作りになっていて読んでいて楽しい。水彩や油絵,ペイント画とか,1コマの中でさえ使い分けているのが特徴的。特にバットマンを褪せた色で描くことでその異質さを浮かび上がらせているのはGOOD,他のヴィジランティはどこかしらコミカルな色調で描かれる場合が多かったりして。
アメコミってこういう面白いテクニックを使えるポテンシャルが高いと思うけど,実験漫画みたいなのって意外と少ないよーな気がする(知らないだけだろうが,邦訳じゃあんま見ない)。コマ割りなんて日本の漫画の影響が大きいらしいですよ。WATCHMENの3段×3コマってのも結構なチャレンジだったらしいけど,文化的に絵で魅せるのに長けているんだし,この本みたいな効果も巧いこと使えるようになれば漫画自体も進化していくんじゃないかなとか思う。
普通に絵のクオリティーとしても邦訳じゃかなり高いと思うのでそれ狙いで買ってもいいんじゃないかしら。ストーリーも(モリソンにしちゃ)分かりやすくて読みやすいのでオススメ。常にクールなバットマンはやっぱかっこいいぞ!
この話はキャラクターや設定を50年代のバットマンストーリーから持ってきているんですね,そんで巻末に元ネタエピソードも載せてくれていますが,これが面白い。いろんな土地でバットマンに憧れたタフガイたちが自警活動をしているという話。フランス,ローマ,メキシコ…いろんなコスプレおじさんたちが入り乱れる様は圧巻。中でもインディアン(ネイティブアメリカンに変えなかったのは偉い!)のマン・オブ・バッツ首長はいろんな意味で凄いキャラ。なにせ本名が「グレートイーグル」ですよ。鷲の名を冠しながらコウモリに扮する君に誇りは無いのか!?正体がバレない為の工夫?モロにバレてますよ。
その他にも元ネタになってそうな昔のエピソードが多数収録されてますので,今と違って軽いノリのバットマンも楽しめてお得。
そうそうヒーロークラブと言えばアニメ「バットマン:ブレイブアンドボールド」にもこれが元ネタになってるエピソードがありましたね。それぞれのバットマンに対するジョーカー的キャラが居てカオスで笑える。

後半は舞台をゴッサムに戻して偽バットマンとの対決とブルースの恋がメインになって進行する。バットマン・アンド・サン以来の謎がついに明かされ…そしてバットマンは死を体験する。物語は途切れ途切れに展開され,幻覚なのか,過去の出来事なのか或いは異世界の出来事なのか判然としない。わかるのは決着が近いということだけ。真の敵は一体?ブラックグローブとはなんぞや?そしてブルースとイザベルの恋の行方は?予測がつかない展開に手に汗握る第3弾!必見!!必見!!

見所はなんと言ってもよくわからん場面展開!エッセンスだけよこして「足りない部分は自分で妄想しろ」てな感じの見せ方が最高です!
不可解なシーンはバットマンの幻覚なのだろうか,「ラーズ・アル・グールの復活」で急に出てきたトゥゲル(穴に引き籠もる瞑想法)中に見た夢かなんかなんだろうなーとは思う。同時に登場するバットマイトは現実と虚構の狭間の存在として効果的な登場の仕方だと思う。モリソンのバットマンは何考えてるか分からんから深層心理に触れてくれるのはありがたい。
そしてバットマンの危機を察知して参戦を決めるタリアとダミアン母子!これがカッチョイイ!宿敵が手を貸しに来るみたいな展開は燃えるぜ!

しかし本当どうなるのか全く予測がつかない。謎のワード「ズー・イン・アール」って一体何?ブラックグローブの正体って何?そしてバットマンが想定する最強の敵に対しての作戦とは?気になるけど知りたくない!
R.I.Pが待ち遠しい!

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[投稿:2012-06-03 21:40:03] [修正:2012-06-04 02:36:19] [このレビューのURL]

ご新規用アメコミ
映画にあわせて設定を簡素にしたミニシリーズ的存在。その読みやすさたるやファーストクラスやスポーン並み。
ソーって歴戦の勇者って感じで,老成してるだけにどこか人間に対して冷たい「神さま」っていうイメージがあったんだけど,このソーは若くて我儘,人に恋して人と友情を育み,人から学びもする。主人公やってる,この子主人公やってるよーってなもんだ。絵もマイルドで読みやすいし,なにせ爽やか笑顔がステキだ。
映画準拠な設定になっててタイムスリップものみたいに現代の地球に戸惑うソーの姿が笑える。アントマン,サブマリナー,キャプテン・ブリテンとかいろんなヒーローとの絡みもあって見どころは多い。特にキャプテン・ブリテンとのエピソードはGOOD!男くせえ!!

この後も話をふくらませそうではあったが残念ながら打ち切りとなったようで,アメコミもわからんもんだなあとか思う。

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[投稿:2012-05-21 22:50:11] [修正:2012-05-21 22:52:36] [このレビューのURL]