「parana」さんのページ

総レビュー数: 64レビュー(全て表示) 最終投稿: 2013年12月23日

泣けるマンガを探して読んでみたら
良作の硬派SF作品だった。

1話完結方式を取りながらもつながったストーリーもあり、
ちょっとしたSF大作になっている。

宇宙論の小ネタがちりばめられた約30年前の作品ではあるが
宇宙論がそれほど大きく進歩していないこともあって
ストーリーからあまり古さを感じることもなく、
他の惑星という異世界に対する作者の想像力も素晴らしく
今でも十分楽しめる。

ブルーバックスの宇宙論の本などが好きな人は
ハマることだろう。

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[投稿:2014-09-25 22:56:52] [修正:2014-09-25 22:56:52] [このレビューのURL]

この作品を簡単に言うなら
バトル物少年マンガの熱気を竜巻のようにまとい、
作者によってキャラクターの一人一人がこの上なく大事にされている作品。

一度登場したキャラクターが再登場して活躍していく様子は
仲間をつくることの大切さが伝わってくるし、
主人公の熱さと仲間の思いが涙腺を刺激し泣かせてくれます。

結構なピンチを用意しているストーリーにはハラハラしたし
ラスボスの白面の者の絶望的な強さというのも良く描かれていたし
特に思いっきり風呂敷広げたストーリーをラストバトルで集束させて行く様は圧巻でした。

個人的にはうしおは、獣の槍の力によって強くなっていくのではなく
(周りのキャラに戦闘のコツを少し教えて貰うシーンはありましたが)
ラストバトルに備えてもっと自分を鍛えるような場面があった方がよかったように思います。
(この辺がジャンプマンガとの違いか?)
とはいえ、うしおととらがバトル物少年マンガの屈指の名作であることは否定できません。
(泣ける度5★★★★★)

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[投稿:2014-08-02 13:56:39] [修正:2014-09-24 00:13:13] [このレビューのURL]

BL系の泣けるマンガである本作を試してみました。
ストーリーとしてはちゃんと泣ける系になっているように思いますが
BL色が強過ぎて男性のわたしには無理でした。
BL系が好きな人にはイケるマンガかもしれません。
バナナフィッシュレベルのBLはイケたんですがね。
低評価つけてごめんなさい。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

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[投稿:2014-09-24 00:12:17] [修正:2014-09-24 00:12:17] [このレビューのURL]

7点 Shoichi

伝説の裏プロ桜井章一氏をモデルにした麻雀マンガ。
運の要素が大きい麻雀において
「20年間無敗の男」というキャッチフレーズには
男のロマンを抱かざるをえない。

裏技を駆使して闘う治外法権麻雀で物語は一気に盛り上がりを見せ、阿佐田哲也の登場でその盛り上がりを保ち、裏プロ引退を胸に秘めた最終決戦で綺麗にストーリーが収まった良作。

麻雀の世界において、プロは確率(デジタル)を超えたところに存在すべきであり
、ショーイチはまさしくプロと言える存在であろう。
(ただ本作品はやはりマンガなので、実際の桜井氏の半生がどこまで誇張されて描かれているのか気になるところではある。)

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[投稿:2014-09-15 21:30:36] [修正:2014-09-15 21:30:36] [このレビューのURL]

セックスする相手には困らないが20年間彼女がいない男と
許嫁がいるお嬢様とのラブロマンス。

青年誌にありがちな人気取りのためのエッチな描写が沢山あるが
ストーリー自体も面白く、読んでて切なくなる部分あり、
楽しくなる部分ありでスッと全3巻を読み切れる。
ヒロインが魅力的で読後に心地良い余韻もあった。

このマンガのラブロマンスはタイトルの通り実らないのか?
気になる方は全3巻と短いので読んでみて下さい。
(泣ける度2★★☆☆☆)

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[投稿:2014-07-26 11:44:36] [修正:2014-07-26 11:44:36] [このレビューのURL]

事故をきっかけにオバケが見えるようになった少年
一路のハートフルコメディ。

腕白でやんちゃな主人公の一路は、
本当にダメな子なんだけどどこか憎めず、
オバケを成仏させるべく奮闘するのが痛快であり、
所々涙腺を刺激する。

一路以外の登場人物もそれぞれ味があって
カッコいい人、ヒロイン的なものがあまり出てこないが
悪ガキ一路を中心とした世界には逆にそれが良い。

2?3話で一つの物語が完結する形式になっており
番外編を含め全5巻という長さも非常に読みやすくGOOD。
(泣ける度3★★★☆☆)

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[投稿:2014-07-19 16:25:30] [修正:2014-07-19 16:25:30] [このレビューのURL]

無駄に熱すぎて笑いを誘う手法は流石島本先生と言わしめるいう作品。
予測できない展開と大胆な大ゴマの使い方には
ただただ「おもしれー」という感想が湧くばかり。
ストーリー後半失速気味なのが残念だが、
全体を通して良作と言えると思う。

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[投稿:2014-07-05 10:27:07] [修正:2014-07-05 10:27:07] [このレビューのURL]

「白鳥麗子でございます!」が有名な鈴木由美子先生の作品。
泣けるマンガを探しているうちに行きあたった。

捨て子で拾われて幸せに育てられた主人公。
テレビの再会番組で実の母親が突如現れる。
そして始まる実の母との共同生活。
しかし実の母はとんでもない意地悪ババァで、だけど…

そんなあらすじのコメディ調でときどきハートに訴えかける作品。
作中では実の母が要介護状態になり、
「自分の母親も要介護状態になったら…」と考えさせられ、
「親孝行しないとなぁ」となんとなく思わせる良作です。
(泣ける度2★★☆☆☆)

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[投稿:2014-06-28 17:46:53] [修正:2014-06-28 17:46:53] [このレビューのURL]

7点 銀と金

ギャンブルマンガの大家、福本伸行の初期作品。
金やギャンブルに対する哲学や心理戦・頭脳戦での駆け引きなど
福本作品の面白さが十分に詰まっているし、
(「ざわざわ」というおなじみの心理描写も出てくる)
最近の福本作品と比べると、ストーリーの引き延ばしがなくテンポよく読み進められる。

古いマンガであるがそれほど古さを感じさせないし、
福本マンガを面白いと思ったことがある人ならぜひ一度は読んでおくべき作品だ。

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[投稿:2014-06-21 15:32:50] [修正:2014-06-26 23:52:40] [このレビューのURL]


性格はお嬢様ではないのに猫をかぶりながらお嬢様のふりして
名門お嬢様学校に通う3人組の物語。

前半はドタバタ劇調で、後半はしっとりしたストーリー有り。
男性の自分の目線からはキャラクターに感情移入ができず
ところどころ笑えるところはあったが、
マンガの世界に入って行けなかった。
女性読者だとキャラクターに感情移入ができたのかなあ。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

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[投稿:2014-06-21 15:36:24] [修正:2014-06-21 15:36:24] [このレビューのURL]