「parana」さんのページ

総レビュー数: 64レビュー(全て表示) 最終投稿: 2013年12月23日

8点 寄生獣

レビュワーの数の多さと点数の高さに惹かれて読んでみたが
「地球上において人間とは何か」
を考えさせられる深い作品だった。

レビュー数が多いので長々と感想を書くことは止めておくが、
短い巻数ながら、次々と出来事が起こりつつ綺麗に完結していったストーリー展開は見事としかいいようがない。
画力があったらより高得点をつけたかも。
グロが苦手じゃない方は一読の価値あり。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2014-06-28 17:45:10] [修正:2014-06-28 17:45:10] [このレビューのURL]

「影の努力」という美しい言葉。
「努力」の大切さを教えてくれたマンガ。
もう随分と古いマンガだけに、キャプテン以降、野球マンガとして面白いマンガはいくつも出て来たと思います。
ただ、「努力」の大切さを教えてくれるマンガでキャプテンを超えるものは出て来てないのではないでしょうか?

墨谷二中野球部のキャプテンの交代とともに、谷口→丸井→イガラシ→近藤と主人公が変わって行きます。
マンガとして主人公が変わるスタイルは冒険的なスタイルであり、いずれの主人公も魅力的でなければ成り立たないのですが、各キャプテンに個性があり、良いキャプテンになるべく成長していく姿が素敵です。
(主人公が何人も変わって行きながら成功したマンガは他にはジョジョの奇妙な冒険くらいではなかろうか。)

子供に読ませたいマンガの一つです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2014-03-26 23:19:32] [修正:2014-03-26 23:19:32] [このレビューのURL]

赤ちゃんと僕で知られる羅川真里茂先生の短編集。
3作品が収録されているが、それぞれが80ページ以上あって読みごたえがある。

この短編集は、何の予備知識もなく読んで欲しいところなので
あまり語らないことにするが、
キーワードはズバリ
「罪」、「禁断」そして「優しさ」。

どの作品もまずキャラクター設定の良さが光り、
キャラクター設定の良さを殺すことなくストーリーが見事に展開していく。
3作品とも短編といいながらページ数がそれなりに多いのであるが、
ページ数以上にドラマが盛り込まれているように感じられる。
そしてどの作品も最後は心に優しくジーンと響く。

実力のあるマンガ家の短編集って、いいですね。
(泣ける度2★★☆☆☆)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-03-14 11:08:40] [修正:2015-03-14 11:08:40] [このレビューのURL]

作画が池上遼一先生、そして原作は北斗の拳の武論尊先生(本作は別ペンネーム史村翔名義)です。

作品に込められたメッセージに熱い漢たちのオデッセイ。
読後にずっしり重たい物が残りました。
こんな読後感は初めてです。

少年時代カンボジア難民として地獄を見て来た2人が、
一人は表(政治)の世界、もう一人は裏(極道)の世界から日本を変えていく。
そんな壮大なストーリーが、急速なテンポで繰り広げられる。
ストーリーがこの上なく濃い。
政治も極道も古くからの権力が跋扈する世界。
そんな世界に若い2人が切りこんで改革していく様は本当に読んでいて気持ちがよい。
脇役のキャラクターもそれぞれ十分に強く一人一人が魅力的。
表の世界の話も裏の世界の話もそれぞれ面白く、
今になって読めば20年前のこのマンガがいかに時代を
先取りしていたかが良くわかる。

自分にも古い構造を変えれるんじゃないかと夢を見れるような作品でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-04-12 10:56:42] [修正:2014-04-12 10:56:42] [このレビューのURL]

小説には芥川賞系の純文学小説と
直木賞系のエンターテイメント小説があるが
いうならば、この漫画は「純文学系」。

風呂屋を営む夫婦の旦那が突然失踪。
作中に挟まれる何気ない描写で
作品に全体にずっと暗い影を潜ませているのが上手い。
この作品はよく「映画のよう」と言われているが
まさしくその通りで、描写の組み立てが素晴らしい。

このマンガの主題はズバリ作中のセリフの
「人をわかるってどういうことですか?」
に尽きる。
ラストも読後に読者に何らかの印象を与えるであろう展開。

ストーリーが地味で物凄く古臭いのが欠点だが、良作と言っていいだろう。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-03-01 14:06:07] [修正:2015-03-01 14:06:07] [このレビューのURL]

有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホと
その弟の画商、テオドルス・ファン・ゴッホの生涯を
ファンタジーなフィクション化して
全2巻に無駄なく詰め込んだ秀作。

絵画がまだ上流階級のものだった時代。
主人公は弟のテオドルス。
兄に画家としての類い稀なる才能を感じとり
兄に対する唯一の理解者として兄を愛し、
しかし一方で、その兄の才能に嫉妬し、
「兄の絵なら絵画の世界を変えられる」と思いながら
気ままに絵を描くだけの兄にジレンマを抱くなど
様々な思いが交錯する。

漫画の持つ雰囲気やキャラの造形もよく、
ラストの展開も圧巻で気持ちのいい読後感が得られた。

実際のフィンセント・ファン・ゴッホの生涯からは
想像もつかないこのような作品が生まれたのは面白い。
(泣ける度4★★★★☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-22 16:48:01] [修正:2015-02-22 19:55:07] [このレビューのURL]

伊賀忍者10人vs甲賀忍者10人の戦い。
忍者軍団同士の戦いということで、車田正美の風魔の小次郎を思い出した。

忍術はもう完全に人間の域を超えていて、もう化け物の領域で
特殊能力バトルを楽しむことができる。

ただ、全5巻で完結するのであるが、物語のテンポが速すぎ。
もっと忍者一人一人を掘り下げるような描写があってもよかったと思うし
色恋沙汰やバトル一つ一つを簡単に片付け過ぎているように思える。
感動のラストとなるべき一番重要なラストも予測の範囲内。

話があっけなさすぎて物足りなさを感じたが、
逆に飽きることなく読み切れるのが本作品のいいところかな。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-08 18:22:05] [修正:2015-02-08 18:22:05] [このレビューのURL]

神戸に移り住むことになった控えめで平凡な女子大生の
何気ない大学生活をエッセイ風に綴ったマンガ。

何のヤマもオチもないストーリーが多く雰囲気マンガの類であるが、
スクリーントーンを使わない柔らかな画風とマッチして
柔らかな雰囲気を醸し出し、
登場人物一人一人のキャラクターも良く出来ており
読み進めていくうちに不思議とその雰囲気に引き込まれていく。
舞台を神戸にしたのもよい。

柔らかな雰囲気のマンガながら
震災、人の死、障碍者、人種など重いテーマも扱っていて
柔らかな雰囲気が話があまり重くならないように中和してくれて
いい感じで心に響く。
1度読んでみて損はないマンガだ。
(泣ける度3★★★☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-07 09:29:09] [修正:2015-02-07 09:29:09] [このレビューのURL]

7点 砂時計

あまり恋愛系少女マンガには触手が伸びないのですが
泣ける作品と聞いて読んでみたところ、当たりでした。
大ゴマの使い方が上手で読みやすく、
ストーリーも適度に笑えるところがあり、
急展開も色々あって全10巻すんなり読めました。

下に落ちて貯まった砂→過去
今落下中の砂→現在
上に貯まっている砂→未来
のように過去、現在、未来を象徴する砂時計。
主人公にとって重要なアイテムである砂時計。
そんな砂時計を意識してか
主人公の年齢と季節が各話のタイトルに入り、
ストーリーが時系列に進んでいく。

主人公は母親の自殺という暗い影に包まれ、
ストーリーが進むにつれて暗い影が色濃くなっていくのですが
登場人物の心理描写が良く、程良くせつなくさせられました。

個人的には最終話の1話前が良かったです。
あと、番外編で単行本2冊も出さないでも…って思いました。
(泣ける度3★★★☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-10-06 21:48:11] [修正:2014-10-06 21:48:11] [このレビューのURL]

主人公は探偵業を営む2人のアンドロイド、ジャックとエレナ。
恐竜が今でも住むという「竜星王」という惑星でシュマリ王国とルルブ王国の覇権争いに巻き込まれる壮大なSF作品。

ルルブ王国の王女の娘モニークが物語の中心となり、ドラマが展開されていくのだが、この作品はとにかく面白い人間関係が上手く描かれている。
またジャックやエレナがアンドロイドであるという特性、エレナが性別のないタイプのアンドロイドであるという特性などもストーリーに上手く利用されていて、物語のラストも読めない展開になっており、最後まで本作品を楽しめました。
(泣ける度2★★☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-10-03 22:54:43] [修正:2014-10-03 22:54:43] [このレビューのURL]

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