「とろっち」さんのページ

作品の世界の真相を100だとすると、作中で明らかになっているのは10〜20程度でしょう。
当然、読者にとって「なんじゃこりゃ」って感じです。
なので、その不条理さを「それはそれで置いといて」読める方でないと、受け入れ難い作品だと思います。

とにかく強烈なインパクトを読む人に与えます。
それをどう判断するかで、人によって全く印象は異なるでしょう。賛否両論があるのは当然だと思います。

「世界中がどうなっても、2人で過ごしたい」
自分は残念ながら今までこのような気持ちになったことはないし、今後もないと思います。
やっぱり現実的に考えれば不可能でしょうから。
だからこそ、このような気持ちを持つことができ、それを素直に表現できることが羨ましいです。
そんな漫画です。

読み終わったらすごくグッタリするので、少なくとも当分は(否定派の人はもう二度と?)読み返したくなくなると思います。

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[投稿:2009-10-17 20:10:31] [修正:2009-10-17 20:10:31]