「とろっち」さんのページ

総レビュー数: 300レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年10月09日

タイトルに惹かれて読んでみた作品です。
SFを愛する外薗昌也氏(原作)とかわいらしいキャラを描く別天荒人氏(作画)のSFラブコメ。

設定はとても良く、1巻では引き込まれるような展開を見せるのですが、
どうにも消化不良な感じです。
途中から話が入り乱れ、後付けの設定に振り回されている感があります。
SF部分を深く考えず、軽い気持ちで読むと、そこそこ面白いラブコメかも。

結局、何が泥棒なのか、タイトルの意味はわかりませんでしたが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-30 16:48:47] [修正:2009-11-30 16:48:47] [このレビューのURL]

8点 YAWARA!

とっても強くてかわいい普通の女の子が主人公のスポーツラブコメ。

浦沢作品には魅力的な脇役が数多く登場しますが、この作品の脇役たちは
他作品にも増して個性的で、身勝手で、生き生きとしています。
この作品の面白さは、これらの素晴らしい脇役たちがあってこそ。

柔が柔道をやりたくない理由付けが少し弱い気がしますが、単なるミラクルガールでない
等身大の女の子が描かれていて、好感が持てます。

こんな子が一本背負いをバッタバッタと繰り広げていたら、
そりゃ日本中大フィーバーになりますよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-29 02:20:51] [修正:2009-11-29 02:20:51] [このレビューのURL]

後半はあんまりきまぐれでなくなった一途なまどかさんがヒロインのラブコメです。

主人公は超能力一家ですが、基本的に超能力はコメディの部分で使われるので、
話が大崩れすることはありません。

勢いで作ったような話もありますが、このジャンルで
1ミリのズレもないような整合性を求めることにあまり意味はないので、
アラ探しをするよりも、ある意味割り切って楽しく読んでみるべきかも。

とは言え、この時代、この手の作品ではかなり質の高い作品だと思います。

難があるとすれば、途中からひかるちゃんが軽く邪魔者扱いされることでしょうか。
優柔不断な三角関係をもっと見てみたかったです。

思い出補正とセットでこの点数です。最初に読んだラブコメですし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-29 02:05:01] [修正:2009-11-29 02:05:01] [このレビューのURL]

心をえぐられるような読後感に脱帽です。       
参りました。                   
                               

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-23 23:40:55] [修正:2009-11-27 21:51:03] [このレビューのURL]

前半と後半とではもはや別の作品と言っても過言ではないです。
ジャンプ恒例の路線変更とのことですが。

前半はとても良質なラブコメです。
主人公とヒロインとが心を少しずつ通わせていく様をうまく描いています。
シンプルで暖かみがある絵柄も、作品をより良いものにしています。
終わりたいところで終わっていれば、いい作品になったことでしょう。

後半は明らかに迷走しています。
幽☆遊☆白書も失敗していたらこんな感じになったかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-22 01:00:26] [修正:2009-11-22 01:00:26] [このレビューのURL]

6点 HONEY!!

まず設定・雰囲気ありきで始まった作品という感じです。
こういう店を舞台にして描いてみたいな、という。
なので、この雰囲気が好きな人には楽しめますが、そうでなかったらあまり印象に残らないかも。

個人的には好きな作品です。
白黒なのにとてもカラフルな作風が、この作品の最大の魅力です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-22 00:32:52] [修正:2009-11-22 00:32:52] [このレビューのURL]

「内容は?」と聞かれたとき、「あだち充の野球漫画」と答えれば、
だいたいのことは伝わると思います。

でも、実はそれは褒め言葉でもあります。だってやっぱり面白いんです。
わかっていても楽しめる。もはや芸術の域です。
「あだち充作品は好きではない」という人はいるでしょう。好みは人それぞれですから。
しかし、「あだち充作品はつまらない」と豪語している人はおそらくほとんどいないのでは。

この作品からは、これまでのあだち充作品の集大成のような匂いがすごく漂ってきます。
あだち先生、まだまだこれからも面白い漫画を描き続けてください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-20 01:28:30] [修正:2009-11-20 01:28:30] [このレビューのURL]

暖かくて透明感があって、どこか儚げなこの作品の空気がとても好きです。

とりあえず泣けます。
泣かせてやろうとする意図が垣間見えるのですが、それでも泣けます。
場の見せ方、盛り上げ方は見事と言うしかないです。

ストーリー的には厳しい展開が続きますが、登場人物の芯の強さと、全体を包み込む優しい雰囲気に心打たれます。
作者が愛情を惜しみなく注いで丁寧に描きあげた物語です。

ただ、一つだけ違和感が。別に近未来の話にしなくても良かったのでは。
読み切りからの流れなのかもしれませんが、近未来感が全く伝わってこなかったので…。
「現代劇のSF」という舞台ならば満点だったかも。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-11-16 01:10:31] [修正:2009-11-16 01:10:31] [このレビューのURL]

かなりバリエーションに富んだ短編集。
「もやしもん」ともまた違った独特のテンポ・雰囲気を醸し出しています。

100点ではなく、70〜80点がたくさん詰まっています。
すごく面白い、というわけではないですが、なんとなく楽しくなれます。
たまにはこういう作品に寄り道してみるのもいいのでは。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-16 00:21:41] [修正:2009-11-16 00:21:41] [このレビューのURL]

異世界の住人(この場合は他の宇宙の人)が主人公に取り付いて特異な力を身に付け、
異世界の住人(この場合は他の宇宙の人)を相手にバトルを行う、よくありがちな話です。

この手の作品は、主人公がいかにして相容れない存在(この場合は他の宇宙の人)を受け入れていくか、という過程が見所の一つだと思います。
が、この作品ではあっさり受け入れてしまっており、その点でのドラマ性が皆無なのが残念です。

何より世界観が今ひとつ理解できなかったのが辛いところでした。
意図的にわかりにくく作ってあるのでは、と思えるほどで、予備知識もなしにいきなり謎の用語が飛び交います。
う〜ん難しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-11 22:29:19] [修正:2009-11-11 22:29:19] [このレビューのURL]

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