「DEIMOS」さんのページ
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評価してるのは、最近読んだものだけ。
昔の感性で評価するのは無意味なので。
単行本を読破した漫画のみレビュー。
連載の斜め読みで評価することは無意味なので。
全巻or既刊読破が大前提。
ただし、続刊の場合、3巻以上出てるものが評価対象。
点数は、
10点 「墓まで連れて行く」
9点 「人生のバイブル」
8点 「良く出来ている。否定の仕様が無い。」
7点 「安心して他人に薦められる」
6点 「個人的には好き」
5点 「暇つぶしにちょうど良い」
4点 「お金を出さなければ読みたい」
3点 「資料として割り切る」
2点 「読む価値すら疑問」
1点 「悪評を言いふらしたい」
0点 「焚書決定」
↓非日記のブログやってます。

6点 餓狼伝
格闘技のエンターテイメント性を強烈に先鋭化し、抽出・風刺した作品。
原作の餓狼伝チックな話は冒頭だけで、トーナメント云々の前後から主人公は加速度的に影を薄めていく。それなのに表紙や扉絵では執拗に文七を描くという作者の拘り(笑。だが、トーナメントに主人公が入っていないという意味不明かつ誰が勝ち上がるかが本当にわからない描き方は極めて異様で面白い。そして、それをバックで支えるのは、巽や松尾という強烈なキャラクター。リアリティとフィクションの絶妙なコンパウンドとコントラスト。
そうした方法で、「格闘技ファンが見たいもの」をこれでもかと真正面から描出し、凝縮した漫画と言えるだろう。人は鍛えるとどこまで行き着くのか、人間の肉体が破壊される時はどのような現象が生じるのか、平場で戦うと最も強いのはどの競技種目か、丸腰の格闘家と武装した戦闘のプロが戦うとどうなるか、etc。。。。。
そういった意味では、トーナメントが終わった時点で、上記の目的を達成してこの漫画は終了した様な気もするので、休載云々は気にしないでおこう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-17 00:51:31] [修正:2011-04-17 00:51:31]
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