「DEIMOS」さんのページ

ストーリーを真面目に読み込んでも意味はないです。
一本、芯の通ったお話を書く作者じゃありません。

漫画読みの人は、「話」を読むから、この漫画を非難する人が多いのは理解できます。

ストーリーの発散・散逸、作者の興味の移り変わり、テンションまかせの急場凌ぎのハッタリや伏線もどき、というのは、同一作者による「天上天下」でも確認できる特徴です。

しかしながら、この漫画は、「読む」漫画でなく、「見る」漫画という、非常に画期的なポジションにあると考えられます。

よって、僕は、「画集」として、この本を購読しております。

16巻通しで読むと意味不明なんですが、「5ページ刻み」で眺めれば、最高の漫画だと思いますよ、マジで。

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[投稿:2007-04-05 23:50:44] [修正:2007-04-22 01:06:04]