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「闇夜に遊ぶな子供たち」の続きも読みたいけど、出ても同人になりそういうのは実に残念な話。
ホラーMがなくなったのはやっぱり痛い。
10点、9点…個人的なバイブル、名作。
8点、7点…お気に入りの作品。
6点、5点…十分楽しめた作品。
4点以下…うーんって感じの作品。わりと適当。

太田垣康男原作、村田雄介作画って聞いたらもう読むしかないですよね。これはある意味ドリームタッグじゃね?と思った。
内容はといえば、王道な青春もの。思わず読んでるこっちが恥ずかしくなるほどの直球具合。
働きながら大学進学を目指す苦学生(学生ではないけど)が、何の苦労もない(ように思える)大学生たちと一悶着ありつつもソーラーカー作りを手伝うことになって…という太田垣先生らしからぬ内容なので当然といえば当然なのだが。
太田垣康男原作、しかも短期集中連載で2巻に纏まっているので破綻は全くなく、結末まで気持ちよく読めた。型どおりではあるんだけどその分安心して見れる。
起承転結がこれだけ明確な作品は他に記憶にないなぁ。どこまでが起でどこからが承かはっきり分かる。それだけにスムーズ過ぎる、小奇麗に纏まり過ぎているとも言えるわけだけど。
この2人だからこそのおもしろい漫画を作りたい、というよりお互い1人では出来ない内容を2人で組めばできるんじゃないかという気持ちが伝わってくる。漫画家としての幅を広げたいというような。
太田垣康男は青春ものが書きたかったし、村田雄介はアイシールドのような派手な作品以外もやってみたかったのだろう。この作品が成功したかはともかく、今後の作風に影響を与えうる作品ではあると思う。特に村田先生は一般人を魅力的に描けないといくら絵が上手くてもやばい気が…。
はっきり言うと、スケールは小さいけど完成度は高いという類の作品なので高い点数はつけ難い。しかしまっすぐで爽やかな作風と一定の質は保たれているということで誰でもそれなりに楽しめると思う。
方向性を持った熱い青春ものが好きな人におすすめしたい良作。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-08-30 22:23:33] [修正:2011-08-30 22:53:03]
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