「boo」さんのページ

総レビュー数: 258レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年06月29日

ファンタジーといえば、ベルセルクやクレイモアのような中世ヨーロッパのようなものをイメージしていた自分の思考を見事にぶち壊してくれた作品。

敵味方ともにキャラが立っていて、カイマンたちよりむしろ煙ファミリーの方を好きな人が多いのではないのかと思うほど。藤田と恵比寿は見てて笑えるし、微笑ましいしでかなり好き。

いきなり野球大会などが始まったりして展開は遅めなのだけど連載当初の不思議な雰囲気はずっと継続されていてまだまだだれる気配はない。逆にそこがこのポップな雰囲気を作り出しているのかも。多少謎を出し惜しみしている感はあるのだけれど。

値段は高いけれど表紙はかっこいいし、油絵っぽく描かれた最初の数ページは見る価値あるし、魔のおまけとかおもしろすぎるしで買う価値は十分ある。結末が楽しみ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-16 12:36:17] [修正:2007-07-16 12:36:17] [このレビューのURL]

3点 DEAR BOYS

とても長々とやってるバスケ漫画。スラムダンク以降バスケ漫画が少なく、とても楽しみにしていたのだが裏切られた。

作者の絵柄が少女マンガっぽいのはまあ仕方ない。しかし、ひたすらに汗臭い雰囲気を排除してきたのには唖然とさせられた。かなり恋愛に比重が置かれているのもこの漫画に引いてしまった原因の一つ。しかも試合もそんなにおもしろくない。同じ相手と何回も試合していてテンポが悪いことこの上ないし。これを見るくらいなら、あひるの空を見たほうがいいだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-14 11:39:59] [修正:2007-07-14 11:39:59] [このレビューのURL]

6点 嘘喰い

今流行の心理戦漫画なのだが、この漫画はトリックは読者が推理して分かるようなものではないので、そういうのを期待して読まないほうがいい。探偵漫画でいうネウロみたいな感じ。絵は高橋ツトムに似てる感じでかなり好み。

個人的には今YJで同時に連載されてるライアーゲームと同じくらいにはおもしろい。相手がだまされたときの絶望感やゲーム中の緊迫した雰囲気はこちらのほうが上だ。テンポも良いし。マルコや梶などの脇役も良い感じでこれからの展開によっては化けるだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-13 17:56:46] [修正:2007-07-13 17:56:46] [このレビューのURL]

6点 LIAR GAME

毎回毎回よくこんなゲーム考えられるなあと感心させられる。とはいえ、前作ONE OUTSからのパワーダウンは否めない。

一回戦は結末が簡単に予想できておいおいと思ったものだけど、回が進むごとにおもしろくなってはいる、しかし、今までのところ、やられた!と思えるようなところはない。読者的ポジションで作られているのだろう神崎直にはまったく感情移入できない。というかいらいらする。あまりメッセージ性にこだわらないで単純にゲームだけ描いてくれたほうが良いのではないだろうか。三回戦の密輸入ゲームは中々おもしくなってきているのでがんばって盛り上げてくれることを期待している。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-12 21:34:06] [修正:2007-07-12 21:34:06] [このレビューのURL]

この漫画とても語りにくいんだけどとてもおもしろい。どこがおもしろいのかと聞かれたら答えにくいのだけど。どこかの黒田硫黄への評論でなるほど、と思ったのが、彼の漫画は環境問題や作者が主張したいことなどももちろん描かれているのだけど、それらはとことん凝縮されて「おもしろさ」というところに集約される。という文章。だからこそレビューしにくい。でもおもしろい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-07-03 22:05:25] [修正:2007-07-03 22:05:25] [このレビューのURL]

主人公が戦争の天才のわりに、人間くさくとても魅力的なキャラになっている。また、上層部が無能だったり、味方が簡単に敗走する中で導術や剣牙虎を利用し敵軍と渡り合うのはとても熱くなる。そんな、良い部分を備えていながらいまひとつのめりこめなかった。一番の原因は絵が自分に合わなかったこと。それ自体は嫌いじゃあないのだけれど、戦争を描くとなったらもちょっとその重みが伝わるように描いて欲しい。また、導術もアイデアはとてもおもしろいのだが、それを使い切れていない味方にいらいらする。相手の位置が分かるって、どんだけ有利なんだ!っておもうんだけど・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-03 21:59:45] [修正:2007-07-03 21:59:45] [このレビューのURL]

ストリートファイトを描いている漫画。設定がとても斬新でおもしろいと思う。ここまで異種格闘が際立っている作品っていうのは記憶にない。特に剣道やキックボクシングのはおもしろかった。しばしば出てくる解説も説得力あるものが多い。だけど、不思議にとても鼻につく。なんか作者が知識をひけらかしてるようだし、作者自身が作品にのめりこみすぎている。ストーリーも最近迷走気味な気がする。あと、画力の向上がなさすぎる。一巻よんでも最新刊よんでもほとんど変わってない。もともと上手い絵とはいえないんだからもうちょっとがんばってほしい。まあ、ベルセルクやセスタスと比べて休載しないのはいいことだと思う。これまで休載してたらたぶんヤングアニマル読まないし。

ユウの心の闇っていうのもいまいちぴんとこないんだよなー。作者がなにをかきたいのかよく分からん。今の展開でいくと、もしかするとデビルマンみたいになるのかもしれないけど、この作者じゃかけそうにないね。ベルセルクはすごかったけど。蝕の時の顔はまんまデビルマンだし。そういう展開になったら売るのやめるかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-01 10:43:30] [修正:2007-07-01 10:43:30] [このレビューのURL]