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「闇夜に遊ぶな子供たち」の続きも読みたいけど、出ても同人になりそういうのは実に残念な話。
ホラーMがなくなったのはやっぱり痛い。
10点、9点…個人的なバイブル、名作。
8点、7点…お気に入りの作品。
6点、5点…十分楽しめた作品。
4点以下…うーんって感じの作品。わりと適当。

つくづく早すぎた企画だなぁと思う…。これが刊行されたのが2005年というから、後のユーロマンガもそうだけれども、飛鳥新社の日本へのバンドデシネ普及の貢献は大きい。ありがたいです。
JAPONは日本の作家8名、フランスの作家9名が手がけるアンソロジーコミック。日本からは松本大洋や谷口ジロー、高浜寛と海外でも知られるグローバルな個性を持つ漫画家が中心に選ばれている。フランスの作家もギベールやスクイテン&ペータース、クレシー、スファールと現在日本でも名が知れてきた作家がそろっている。
ただ作品は何でもありというわけではなく、「日本」をテーマとしているのがポイント。日本の作家は自分が暮らしてきた日本という国をそれぞれのやり方で、フランスの作家はそれぞれ別の地方に一週間滞在してもらい、その地を舞台に漫画を描く。
正直な話、個別の作品としてめちゃくちゃ優れている作品というのは多くない。特にフランス作家は絵に力を抜きすぎじゃないか?笑と感じるし、漫画家は古き良き日本的なのを前に押し出しすぎてあまり新鮮さはない。五十嵐大介とかはそれが当たり前かもしれないけどさ、もうちょいこう来たか!という日本も見たかった。
ただそうそうたる面々ではあるので、彼らの新たな一面を見れるという点ではすごくおもしろい。BD作家はかなり日本を風刺した作品が多くて興味深いです。クレシーの“神々”とか笑うしかない。
個人的なJAPONの一番の収穫は、高浜寛という作家を知れたこと。当ブログでもちょいちょい紹介してますが、JAPONを読んで速攻買いあさったくらいにこんな人がいたのか!と衝撃を受けた作家さん。
最近だとスクイテンがそうですが、日本でも邦訳が進んでいるBD作家の作品も多いので話の種に読んでおくのも悪くないかと。今の所、絶版とはいえ安価ですが、これから先プレ値がつくとも限らないので早めに買っておくことをおすすめします。
これから先に邦訳がされる作家も多分いるだろうしね。BDに興味がある人には間違いないはず。
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[投稿:2012-04-15 21:23:19] [修正:2012-04-15 21:23:19]
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