「Seal」さんのページ

総レビュー数: 207レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年12月17日

6点 どろろ

昨日テレビで映画版が放送されていたが途中で寝てしまった。
その原作であるこの漫画を読んだ時は、途中で寝るような事は無く結構話に引き込まれて
一気に読破してしまったのを覚えている。

妖怪に身体の部位を奪われた少年が身体を取り戻すために旅をする。
勝手な想像だが、この設定は「ベルセルク」にも影響を与えているんじゃないだろうか。
ヒロイン?のどろろはブラックジャックで言うピノコのポジション。
とにかく言動がかわいらしい。
手塚治虫もきっとこのキャラを愛していたのだろう。作品名にしちゃうくらいだから。

終わり方は中途半端です。
どろろの成長とかも見たかったし、まだ続きが見たかった。
(どろろ梵は自分の中で見なかったことにしている。)

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[投稿:2008-08-05 19:58:32] [修正:2008-08-05 19:58:32] [このレビューのURL]

読むと圧倒的な画力にまず驚かされるであろう。
背景の細かな書き込みや、人体の芸術的なまでの描写には感心するしかない。
作者が女性だと知ってさらに驚いた。女性漫画家を低くみているわけでは無く、
あのグロテスクな作風から勝手に男性漫画家をイメージしていたから。

この漫画のグロテスクで退廃的な世界観と、飄々としたキャラクター達のコミカルな
やり取りとのギャップが面白い。

1冊900円だけど決して高い買い物ではないだろう。
物語をどのように締めくくるのかまだわからないが、現段階で既に8点献上。

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[投稿:2008-08-01 15:08:20] [修正:2008-08-01 15:08:20] [このレビューのURL]

ある宗教団体に殺人マシーンとして育てられた主人公の復讐劇。
この作者の描く格闘シーンは本当に痛そう。
抉れる肉や、砕けた骨とかリアルに描写してるから。
でも相変わらずストーリー作りには難があるようです。
一言で言うと本作もストーリーはペラッペラです。

でも胡散臭い宗教団体が嫌いな人、細○数○が嫌いな人にはオススメ。
そういう奴らが悲惨な末路を迎えるので。。

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[投稿:2008-07-31 20:18:36] [修正:2008-08-01 14:43:56] [このレビューのURL]

僕が一番好きな剣道漫画。
剣道の試合シーンの緊迫感って漫画で表現するのが結構難しいと思うんだけど
この作者のそれは緊迫感もスピード感もあって引き込まれる。
素人だった主人公の成長を軸にしているが、周りのライバル達や憧れの先輩、
その他の部員達も個性豊かに描かれていてる。
11巻とまとめて読むのにはお手頃だし、自信を持ってオススメします。

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[投稿:2008-07-31 20:03:27] [修正:2008-07-31 20:03:27] [このレビューのURL]

5点 珍遊記

漫画太郎、この作者が読みきりでデビューした時に衝撃を受けそれ以来のファンだった。
この人の描く下品なギャグも独特の絵柄も好きだった。
だがこの作品中盤からのストーリーのグダグダ感と、コピーを使いまわす作画には失望した。
それも含めてギャグだったのかもしれないが僕は受け入れられなかった。

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[投稿:2008-07-28 18:11:54] [修正:2008-07-28 18:11:54] [このレビューのURL]

どうせ最後のコマでオチが来るってのはわかってるのに笑っちゃう。
吉本新喜劇のような味のある漫画だ。
最初の5巻くらいまでは楽しめたが、後は惰性で読んでいた。
こういう漫画の作りだとよほど工夫しないとマンネリ化は避けられない。
10巻以降は蛇足だったように思う。

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[投稿:2008-07-28 18:03:23] [修正:2008-07-28 18:03:23] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

これぞ少年漫画の王道を行く傑作。
やっぱり海賊はこうでなくちゃ。この漫画の海賊が持つ美意識、自由さが眩しかった。
素晴らしいのはぶれていないところ。最初から最後までファルコンの遺産を追うという
一本筋の通ったストーリーで伏線の回収もしっかりされていた。
また作者はキャラクターをとても大切にしていると思った。番外編にも書かれているように
一人一人に物語があってみんなが生きたキャラクターだった。
結局最後まで双剣のバーツが主人公だったが、個人的には途中で主人公の代替わりがあってもアリだったかと思う。
それを匂わせるようなセリフや場面もあったから。

長くても3、40巻程度で完結させるのもいい漫画の条件だと思っている。
この漫画はそういう意味でも秀逸だと思う。

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[投稿:2008-07-26 11:58:55] [修正:2008-07-26 11:58:55] [このレビューのURL]

生命の尊さを実感させるために1000分の1の確率で若者が命を奪われるという法律が施行されている世界。
設定は今までに無い感じで良い。
死の24時間前に告知を受けた若者の死の受け止め方は十人十色だ。己の運命を嘆いて自暴自棄になる者、死を受け入れ生きた証を残そうとする者。自分がそんな状況に置かれたらどうするだろうって事もついつい考えてしまう。
中には感動するエピソードもあるが全体的に読後感は良くない。やはりどう考えても件の法律(国繁法)は理不尽だ。
絵もあまり自分の好みでは無い。
最新刊では国繁法のあり方自体に主人公や世間が徐々に疑問を持ち始めて行く内容となっている。これからの展開に期待しつつ、とりあえず6点。

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[投稿:2008-07-26 11:45:30] [修正:2008-07-26 11:45:30] [このレビューのURL]

同僚に「岡田あーみんを読まなきゃ漫画好きじゃない!」って豪語する人がいたので読んでみた。
なるほど作者のギャグセンスには天才的なものを感じた。こんな少女漫画家がいたのかと今さらながら感銘を受けた。
ぶっ飛んだキャラクターが次々と出て来て、これでもかってくらいギャグを重ねてくるので下手をするとストーリーが破綻してしまいそうだが、そこはしっかり守られている。
恋愛漫画としての側面で見るなら若干尻切れトンボな終わり方だと思った。

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[投稿:2008-07-25 20:17:55] [修正:2008-07-25 20:17:55] [このレビューのURL]

今のところカイジシリーズの中では一番好き。
特に最初の限定ジャンケンが秀逸だ。たかがジャンケン勝負をあれほどまでに盛り上げ、「金は命より重い・・」に代表される利根川の暴論にも妙な説得力を持たせる作者の力量はずば抜けていると思う。
味のある絵と、独特のセリフ回しでキャラクターの心理描写もよくできていると思う。
読めばたちどころに引き込まれて熱くなれる名作だ。

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[投稿:2008-07-22 20:07:12] [修正:2008-07-22 20:07:12] [このレビューのURL]