「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

4点 レイプ

<所持歴:全巻。現在は売却>

作者は他にも「ティッシュ」「ドメスティック」という
犯罪をテーマにした作品を描いてます。
(他にもあるかもしれませんが、自分は知らない)
これを「3大犯罪作品」と勝手に呼んでますが、本作はその中でも
最もムナクソ悪くなる内容で、最もムナクソ悪くなる結末を迎えてます。
タイトルがタイトルなだけに内容がアレなのは仕方無いにしても、
御子柴の最期は気に入らないし、ストーリーの結末そのものも気に入らない。
御子柴の描写はホントにムカつく。
ある意味トラウママンガ。

ただ(本作のみでなく)狂った犯罪者と許されざる犯罪を
あれほどまでにムカつく描写で表現し切ったのは
作者の才能と言えなくも無いかも。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-20 17:38:32] [修正:2010-02-07 16:56:57] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

アニメで知った人はコミックを受け入れられない。
逆にコミックで知った人はアニメを受け入れられない。

そりゃそうだ。
大まかな設定を共有してるだけで、全くの別物やから。

***ここから修正(2008.3.22)***
当初はまるで別物やったけど、巻を追う毎に作者の努力が伺える。
人間の業や、単純な勧善懲悪では図れない(ちょっと後味の悪さも含めた)独特の世界観という、
この最大の特徴を何とか表現しようとしてるのが感じられるようになった。
但し、絵柄や登場キャラ(依頼者がガキしかいない)が少女マンガ過ぎて受け付けないのは変わらず。
(絵そのものについては、もう生理的なものもあるので作者やファンの方には大変申し訳ないが)
***修正終わり***

アニメ層(視聴者)とマンガ層(読者)、2つの異なる層に作品展開出来たのは良い事かもしれんけど、
世界観を無視してまでしなくても良かったのに。
それにしても何故「なかよし」という少女(児童?)雑誌でコミカライズをしたのか。
もっと適切な場所があったのでは?
個人的には、高橋ツトム先生あたりに青年誌で描いて欲しかった。


酷評しといてなんやけど、巻末に収録されている4コマは面白い。
本編のパロディで絵も内容も完全にギャグ。
ちなみにアニメDVD(限定BOX)に付属している冊子にも掲載されてるものやけど、
DVDが完結してる為、これ以上の新作?はコミックでしか見れない。
なので、この4コマを見る為だけにコミックを買ってしまう・・・
(本編は読まないので、僅か数ページに410円を払ってる)

本編は2点、この4コマで+2点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-18 20:18:56] [修正:2010-02-07 16:50:27] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

原作(アニメ)が好きなので、そのコミカライズである本作を
手に取ってみましたが・・・

ストーリーは原作にほぼ忠実なのでその点は高評価。
が、Production I.G&士郎正宗という共同原作だけあって、
攻殻機動隊(S.A.C)に通じるものがあり、ストーリーそのもの中々難解なので、
所々話を端折ったコミック版をアニメ未見の人が読んで話が分かるかと言われれば少々疑問です。

あと、絵がちょっと受け付けない・・・
まぁ原作の絵も(女性キャラは)かなり独特なんですが
コミック版のは、もう生理的にアカンのでいかんともし難いです。
原作のキャラデザインは漫画家さん(上山徹郎氏)なので、
どうせなら、その方のコミカライズが見てみたかったです。

RD好きな方→アニメだけで十分
RD未見の方→アニメをお勧めします

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-09-27 22:02:18] [修正:2010-02-07 16:43:43] [このレビューのURL]

<所持歴:無し。(誌上で読んだだけ)>

是非はあれど、知名度ある作品なのにレビュー数が少ない。
「な、なんだってー!」
まともにレビューする気にならないんでしょう。

意外と点数が付いてる。
「な、なんだってー!」
確かにネタマンガとしては優秀ですから。

実は「な、なんですってー」という敬語Verも存在するらしい。
「な、なんですってー!」
だからどうした。

単行本が13巻も出てる。
「な、なんだってー!」
これが最大のミステリー。


つまりは、こういうネタマンガ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-27 01:20:18] [修正:2010-01-27 00:02:58] [このレビューのURL]

<所持歴:4巻まで。現在は売却>

とりあえず4巻まで買って読んでみましたが
藤田フィルターを通しても、読み続ける(買い続ける)のは
不可能と判断、見切りをつけました。

うしとら、からくりに及ばないのは言うまでもありませんが
1つの作品としてみても、面白さは感じられない。

個人的には、青年誌でスプリンガルドの続編を描いて欲しい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-03-02 22:18:33] [修正:2010-01-26 23:59:21] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

ありえない。
面白い・つまらないということではなく(そういう意味では面白い部類の作品ですが)、物語が投げっ放し状態で未完の為、物凄い消化不良感があります。

元々ひぐらしシリーズは出題編4編とそれに対応する回答編4編、全てをひっくるめて初めて謎が分かり1つのストーリーとして完結します。その為(特に出題編は)、各編のみでは多数の謎が残ったままとなるのですが、そういう演出ですし、1つの話としてはきちんと完結してるんで問題ないです。
が、本作は違う。伏線や物語の中枢に関わるであろう人物を次々登場させておきながら、それらに一切触れることなく突然の「完」。それも、誌上で「次号に続く」と書いてあったのを消して、「完」という文字を入れた、そんな感じの終わり方です。出題編でなく単体で完結すべき外伝的作品でこんなことされちゃたまったもんじゃない。
作者側に問題があったのか出版社側に問題があったのか、事情は知る由も有りませんが、これで単行本化とは・・・

結局、全3話(これでも単行本化で加筆)という超ショートストーリーとなってしまい、1冊としてはあまりに薄っぺらい為か、前作「鬼曝し編」の後日談が収録されてます。(単行本としては極普通のページ数ですが、現壊し編はその内半分の量しかありません)
また、その後日談も前作を知らなければ何のこっちゃか分かりませんしネタバレ大なので、見るのであれば前作を読んでからをお勧めします。

ひぐらしシリーズは本編・外伝含め複数の作家がコミカライズしてますが、
その中でも本作者は一番の画力を持ってると思ってます。
それだけに非常に残念。
コレクターアイテムとして以外は価値を見出せません。

「鬼曝し編」の後日談は(前作既読前提で)6点
「現壊し編」は、まだ連載が続いてる状態であったなら、以降の期待を込めて7点ですが、この状態で完(未完終了)なので評価に値せず。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-21 13:35:15] [修正:2010-01-26 23:53:38] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻、収集中>

最初は、DVDオマケ映像の「タチコマな日々」の
コミカライズかと思ってた。

「日々」の方は、シリアスな攻殻ワールドの清涼剤ともいえる
タチコマ達が、そのコミカルなキャラクター性を思う存分発揮し、
昔話のパロディなどを繰り広げ、正にオマケだった。
(その割にはクォリティは高く、タチコマファンにとっては
大満足なタチコマ劇場だった)

で、この「ヒビ」の方は、思考戦車にかけている(と思う)のか
タチコマ達が、各回ごとのテーマに対し、「思考」するという
タダのうんちくマンガでしかない。

別にこれが悪いわけではないけど、ちょっと微妙・・・。


あと、「日々」が完全にタチコマオンリーだったのに対し、
「ヒビ」は、攻殻メインキャラも登場。
しかし、コンセプト自体がコメディ寄りな為、
少佐や課長など、物凄く違和感あるキャラになってる。
(バトー、トグサは辛うじて見れるかも)
作者の絵のタッチも、タチコマは違和感が全くないけど
少佐とかは・・・これが違和感を助長させてる。


攻殻ファン以外にはあまり勧められないし、
ファンなら尚更勧められない面もあるので
評価としては物凄くビミョー。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-31 17:10:20] [修正:2010-12-31 17:49:53] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻、収集中>

結構前から持ってたけど、イマイチ上手い文章が思いつかなかったので、レビュー放置してました。
で、万を持してレビュー…といっても、特に名文句が浮かんだ訳でもなく、ここんとこ新規レビューしてなかったんで。

内容については皆さんのおっしゃる通り。
古今東西、幅広いジャンル・年代の漫画が登場しますが
どちらかといえば古い、レアな作品の頻度が多いです。
うんちくもあったりしますし。

漫画バカの為の漫画かもしれませんが、「全ての」漫画好きに
向けた作品ではない気がします。
懐かしむ世代向けというか、若年層向けではないですね。
勿論、そういう年代層の読者が読んで、視野?を広げる事が出来れば
それは嬉しい事ですけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-30 02:04:10] [修正:2010-12-30 02:04:10] [このレビューのURL]

8点 COBRA

<所持歴:全巻(ジャンプコミックス版)。現在は売却>
→創美社の愛蔵版全12巻と、集英社のフルカラーコミックを10巻まで
あと、MFコミックのマジックドール前後編を購入
多分、これで書籍化されてるものは全て網羅されてる…はず


リアルタイムで読んでた時から好きだった作品。
段ボールで作ったサイコガンを左腕に付け、
ツレと「ごっこ」をしてたのが懐かしい。

画力はずば抜けて高いです。
そして今のジャンプでは考えられない絵柄。特に登場する女性キャラ。
物凄くスタイル良くて、不自然な位に露出度が高い。
ハイレグ・Tバックはデフォ。
けど、そんな抜群の身体なのに頭が爬虫類ってのは何と言ってよいのやらw

ま、そんなんひっくるめて好きでしたが。

内容に関してはDr.Strangeloveさんのおっしゃる通り。
名作です。

**追記**
冒頭の所持歴にも追記した通り、ごっそり買い直しました。
ジャンプコミックス分しか読んでないので、フルカラー版
などは新鮮な気持ちで読めました。
(まぁ既存作品のカラー化も多数含まれてましたが)
絵がキレイなのはまぁ当然のことですが、新作も
記憶にあるコブラと(良い意味で)何ら変わることもなく
あの頃のままのヒーローがそこにいました。7点→8点に変更

いくつものバージョン?が出版されているのはエエんですが
それにより「何を買えばエエのか」が分かり辛い。
1から揃えるには、恐らく自分の購入したもの(上記参照)が
ベストではないかと。(多分)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-09 16:32:52] [修正:2010-12-30 01:46:31] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

ひぐらしシリーズ解答編第3弾。


原作は勿論完結していて、アニメも完結。
という事で、結末(展開)自体はご存知の方も多いはず。
けど、それらを未見でコミックのみを読んでいる方もいるはずなので、なるべく細かい内容には触れない方向でレビューを。
(原作既読です)


物語としてはこの編で全ての謎が解き明かされます。
そして「祟殺し編」の解答編という位置付けだけあって、沙都子を巡るゴタゴタのドラマが主です。
これが凄く秀逸。
「物語」としては、全編中この編が一番好きです。

まだ連載中ですが、原作既読でも次巻が楽しみな位、コミカライズの質としても今の所文句はありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-28 19:15:20] [修正:2010-12-30 01:22:51] [このレビューのURL]