「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

<所持歴:全巻。現在は売却>

賛否が分かれてるのに興味を持ち、読んでみました。

高評価を付けてる皆さんのレビューは「なるほどな」とは思いましたが、
自分はというと、高評価は付けれませんでした。

設定がどうとか、ストーリー・キャラがどうとかそういうんじゃなく、
理解出来ないって訳でもないけど、単純に読み難い。
故に、たとえそこにどんな深い意味合いが込められてるとしても分かり辛い。
が、読み難い作品というのは他にもあり、例えば士郎正宗作品などはそれに該当すると思いますが、
そちらは(決して理解出来てるとは言いませんが)凄く好きな作品です。
それなら何故、こうも違うのか。
それはもう自分に「合う・合わない」という感覚的なものなんでしょう。
そんな自分なので、ラストも
「全ての犠牲の上に立ってる」
ということが全く感じられず、
単に
「究極の我侭」
としか捕らえられませんでした。


戦争や、それによって引き起こされる悲劇、理不尽な死など、かなりデリケートなものを扱っていて、
それらを真面目に描いてるとは思いました。

でも、残念ながら自分には合わなかった。
なので、「ちょっと買って損したかなぁ」なんて思ってしまい、
評価も5点から4点に変更。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-03-27 23:02:54] [修正:2010-02-07 16:49:42] [このレビューのURL]

<所持歴:12巻くらいまで。まとめて買ってソッコー売却>

ギャグマンガのつもりで買った為、読んでみて期待を大きく裏切られた感じがしました。
事前の情報収集を殆どしなかったのを激しく後悔。

執事と主のドタバタってのは面白い設定だと思ってたのですが
女の子キャラ乱発もあり、結局は単なる学園ラブコメ。
執事である必要がまるで無し。
女の子キャラがウケてるらしいですが、全体的に画力不足。
特に男キャラと動物は顕著。

期待してたパロディ・ギャグもパワー不足で飽きるのが早い。
その為、最初こそ面白い部分を見つけられたんですが
中盤以降は読むのが苦痛になるほど。

画力不足・構成力不足・ギャグの力不足を、萌えキャラで補ってるという印象しかありません。
で、キャラにそんな感情を持てないんで必然的に低評価。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-03-06 22:03:27] [修正:2010-02-07 16:33:20] [このレビューのURL]

<所持歴:80巻まで。現在は売却→全巻買い直し>

どうせ負けないんやろ?なんて思ってても熱くなる試合の描写は素直に凄い。
選手1人1人にきちんとドラマがあり、サブキャラ同士の試合も
クオリティが非常に高い。
間柴-木村戦は凄く好きです。

飽きる時もあるけど、暫くしたらふと読み返したくなる。
一気読みして満足して、また放置。
けど、また時間が経つと読み返したくなる、そんな作品。
やっぱ名作です。


***
てことで、また読み返したくなったので93巻まで買い直してみました。
うん、おもろい。
けど…何人かの方が指摘されている様に
段々と「ボクシング」からズレてきてる気が。
宮田戦が流れ、終着点が見えず、しかし対戦相手の力?は
落とすことは出来ない。
てことで、一歩の相手がどんどん超人になりつつあります。
「スポーツ」というよりは「バトル」寄り。

つか、一歩vs宮田が無くなったのであれば、宮田は
フェザー級に留まる必要がないのでは?
ライト級に上げて、間柴と再戦(タイトルマッチ)とかどうですかね。
そうすりゃ一歩もフェザーで東洋太平洋を奪って世界へ、という
展開になる気がするんですけど。
まぁ、外野の勝手な見方ですけどね。

要は「ボクシング」漫画で有り続けて欲しいということ。
今のところ、辛うじて一線は越えてないので点数は現状維持で。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-07 22:09:52] [修正:2010-12-13 20:46:19] [このレビューのURL]

10点 capeta

<所持歴:全巻。収集中>

曽田作品お得意の「天才」が主人公ですがレースシーン、マシン、テクニックなど
かなりリアルに描かれてます。
キャラも相変わらず(良い意味で)熱い。

読む度に、自分の子供にカートをやらせたい衝動にかられます(笑)

2008.3.21追記
16巻で第3部突入
100分の1秒、1000分の1秒の重さ
限られた者しか通れない上の世界への狭き道
強靭な集中力と体力、そして才能(センス)が必要な別世界
この様な描写が凄くリアル。
スポーツ物で、読んだらそのスポーツがやりたくなるってのは
良くある事ですが、本作も例外ではなく、走りたくなります。
もちろんフォーミュラなんて乗れるわけないし、自分がやってるのは公式レースではなく
草レースなんですが(けど年間数戦やってシリーズタイトルも決める)、
決勝の前は本作読んでテンション上げてますw

題材に興味なくても熱さとか、この作品の良さは伝わるやろうけど、
リアルレースの世界に興味がある人、実際にサーキットを走ってる人ならば、今自分が感じてる高揚を分かってくれるんではないかと。
「車」というジャンルの作品では完全に突出してる。最高。
10点に変更。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-16 19:50:44] [修正:2010-02-07 22:04:42] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

「日本橋ヨヲコ」という作家は固定ファンにのみウケる傾向があるみたいやけど
線がハッキリしたアニメ原画っぽい絵柄と、「個性」を強烈に表現する作風なので、
それも致し方ない気もするけど、本作は、その「個性」はそのままに、
バレーというチームスポーツを扱う事で意外と受け入れやすいエンターテイメントになっている。
なので、固定ファンはもとより、日本橋作品未見の人に勧め易い。
(スポーツ物ではあるけど、どちらかといえば人間模様に重きを置いているけど)

当初、「1人の絶対的な主人公(練)+脇を固める味のあるサブキャラ」という形式かと思ったが、
巻を追う毎に「複数の主人公級キャラ」を配置したドラマの様相を呈してきた。(群像劇)
特に学に関しては練を食ってしまう勢いの主要キャラとなってきている。
キャプテンも非常に良いキャラで、数少ないプレーシーンは、何故か鳥肌がたってしまう。

是非多くの人に読んで欲しい傑作だが、隔号連載で、イブニングが隔週の発売ということは、実質月1連載。
結果、単行本の発売インターバルが非常に長いのが難点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-06 13:07:58] [修正:2010-02-07 21:59:00] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

一読した程度では到底理解出来ません。
出来る人もいるんでしょうけど、自分は無理でした。
だからこそ繰り返し読み続け、その度に段々とその世界観や用語の意味が分かるようになり、
それとともに新しい発見もあり、面白さが分かってきます。
とにかく根気がいるので、万人向けではないですがハマってしまえば、ようこそ士郎ワールドへ(笑)

原作よりもアニメ(映画)の方が分かり易いかもしれません。
但し、TVシリーズのS.A.Cを見慣れたんなら逆に原作に違和感を感じることも。
(キャラ設定、特に草薙素子の性格とか)
という事で、TVシリーズと原作は、「似て非なるもの」と考えましょう。
(自分はどちらも好きですが)

何にしても、「受け入れられる」か「受け付けない」かの両極端に分かれてしまうでしょう。
それは理解力とかそんなんではなく、もっと根本的なもの。
生理的に合う合わん、みたいな。
受け入れられてしまった自分は高評価をつけました。


蛇足ですが、「攻殻機動隊1.5」のCD-ROM付属販売はどうかと。
(正確にはe-mangaという電子コミックで、メインがCD-ROM)
おかげでちょっと高価になってます・・・
入ってたスクリーンセイバーはしっかり使ってますが(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-16 23:43:26] [修正:2010-02-07 21:56:50] [このレビューのURL]

9点 AKIRA

<所持歴:全巻>

昔から大好きな作品。初めて見た時は圧倒された。

この辺が好き、ココの描写が凄い、など細かい事が言えない。
「好きやからしゃーないやん」
もう理屈じゃない。
抽象的ですんません。

ただ、今の少年誌マンガに慣れたら受け入れ難い作品やろなぁとは思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-25 16:18:23] [修正:2010-02-07 21:52:08] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

絵で語ることが出来る数少ない作品。
(原作を超えて)暴走してるという批判もあるけど、自分は原作を知らんし、
史実についても詳しい訳ではないんで、どんだけはっちゃけてても気にしない。
素直に面白いので、それで良し。

ただ、又八はウザイ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-16 22:18:08] [修正:2010-02-07 21:51:44] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

単行本派の自分にとっては、この発刊ペースは最早拷問に等しい。
面白いだけに、余計にそう感じる。

4巻まで読んでて「もしかしたら」と思い、待ちに待った5巻を読んで確信した。
「寄生獣を超える」と。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-26 23:17:05] [修正:2010-02-07 21:50:47] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

重々しい絵柄、設定、残虐描写など賛否が分かれるでしょう。

**
どんどん熱中してページをめくるのが止まらない、
次のページを見るのが楽しみっていうドキドキワクワクな作品は
結構ありますが、これほどページをめくるのに「ある種の覚悟」
が必要な作品は、そうそうありません。
何度となく読み返してますが、触のところはいつも読み飛ばしたくなります。
けれど読んでしまう・・・そして胸が痛くなる・・・
そんな作品はコレとデビルマンくらいです。
**

好きな人はとことんハマり、そうでない人はある種の嫌悪感すら感じるかも。
自分は前者です。

内容等については皆さんが書かれてるのと同じですので割愛。
この膨れ上がった世界を上手く纏められるか。
収拾付かなくなってる作品は多数ありますが、
纏めて欲しい、キッチリ完結して欲しいと願う作品は今の所これだけです。
外野から勝手に心配しつつ次巻を待ちます。



ついこの前読み返して、**〜**の部分を追記しました。
1巻から33巻まで徹夜で読破し、改めて面白さを痛感。
てことで、点数も8点→9点に変更しました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-22 15:01:43] [修正:2010-02-07 21:49:59] [このレビューのURL]