「オカシュー」さんのページ

総レビュー数: 252レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年07月18日

ありえない漫画に読者の反応は2つある。

1つは「なんだこのテニス、こんな技出せる訳ねぇふざけんなよ!」と怒りだしブチ切れる反応。
そしてもう1つは「うわっありえねぇけど凄ぇ面白い、何だコレ!」と夢中になって読んでしまう反応。

刃牙はまさに後者の漫画でしょう。
暴走族の兄ちゃんが頑張る姿は感動さえ覚えるし、ガチガチのヤクザなのにめちゃカッコ良く憧れてさえしまう薫ちゃん。

読者はみんな思っているんです。

「どうせムチャクチャやるんなら最高に面白いムチャクチャやってくれ!」と。

刃牙はまさにそんな漫画だ。

所持巻数  全巻



ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-27 22:08:46] [修正:2009-07-31 15:17:56] [このレビューのURL]

たしか中一コース(!)に載っていた漫画です。
先生の人気がまだ大爆発していない頃のタッチより1、2年古い作品です。

普通の学園ものですがあだち先生の魅力が開花してきた感じを漂わせていてコレクションとしても価値ありです。
最終話は良いデキなのでこれだけでも読んで欲しい所です。

最後のページ埋め合わせの為の読み切り作品も私の好きな頃のあだち作品で2度おいしいです。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-31 14:35:07] [修正:2009-07-31 14:35:07] [このレビューのURL]

「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ先生の麻雀漫画です。
メジャー誌にヒット作を多く描いていますが麻雀漫画もとても良いです。

これは実在の麻雀打ちをモデルにした物語です。あきらかに阿佐田哲也モデルの脇役が出てきます。

イカサマのトリックなどの仕掛けもイカしていて最後まで読み切らせます。
あぁ・・これがバクチ打ちの生きざまだなぁ・・・と。

福本麻雀の次にいかがでしょう?

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-30 18:37:04] [修正:2009-07-30 18:37:04] [このレビューのURL]

妖怪バトル漫画。超名作。
雪女のお話は泣かされました。作りのうまさはワンピースに匹敵すると思います。
ちょっと下らない巻末の読者サービスとかも似てるし・・・

忘れたころに読み直してもまた楽しめる、いいなあ。
何度も読めるこのような漫画こそ生きている漫画だといえると思います。

あなたの本棚にも似合うと思います。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-28 21:03:23] [修正:2009-07-28 21:09:56] [このレビューのURL]

企画ものゆえに最初は関心なくて読んでなかったのですが、あとで読んでビックリ!
少年漫画として良く出来ている名作だと思います。

ドラクエエッセンスを上手に取り入れた上で物語を完成させています。
これは原作者のドラクエ好きと豊かな才能がミックスされた結晶ですね。

むしろ絵の方が少し弱く感じられたくらいです。(でも小道具や衣装はがんばっていたかも。)
これは言っちゃあいけない事かもしれませんがもし鳥山先生が絵を担当していたらものすごいヒットになっていたでしょうね・・・

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-28 20:51:27] [修正:2009-07-28 20:51:27] [このレビューのURL]

名作水島漫画。まぁやっぱり面白い。
水島先生はこの作品で主人公の半生を描こうとしました。

しかし後半まさかの失速。たぶん人気が続いていたらメジャーのような漫画になっていたでしょう。
(水島先生は大リーグが嫌いらしいので日本のプロ野球の話しまでなっていたかな)

内容は1巻から高1の夏の大会まではすごく面白いです。
特筆したいのは小学生の頃のお話し。

水島先生は小学生くらいが活躍する野球漫画をほとんど描かれてなくてコレとあと「野球大将ゲンちゃん」くらいなハズ。
とても面白くて貴重です。こんなの全盛期にもっともっと描いて欲しかったです。

同時期に同じ高校野球のドカベンがあった為か高校での試合の組み立てに苦しんでいた気がします。
あと剛速球投手が主人公の漫画は試合が単調になりがちでそれも盛り下がった原因かも。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-23 23:07:08] [修正:2009-07-25 19:23:44] [このレビューのURL]

この作品に出合っていろいろ社会の事をかんがえるようになりました。すべての意見に賛成する訳じゃないけど胸に突き刺さる言葉が飛んでくる時があります。

何よりも殺されかけたり、アシが失踪したり何かこの先生漫画描くのに命かけています!
そんな漫画家ふつーいないでしょ・・・

いくらかフィクションも交えながらそんな自分の行く道を描きなぐるエッセイ風漫画、小林先生はカブいています!

新しいジャンルの漫画をこの人はまた一つ創造したなぁと思います。
けどこの道を続いて行ける人はなかなか現れないでしょう。(険しすぎる)

世の中いろいろ大事な事に気付かしてくれる漫画ではありますが、セリフは多めなのでデスノートが余裕で読めるくらいの方にお薦めします。

もう第3シリーズに突入してますね。すごい人気だなぁ・・

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-22 20:55:15] [修正:2009-07-22 21:13:39] [このレビューのURL]

8点 H2

最近うちの子供(小学生)があだち先生の漫画を読みだしました。
妻も読むので家族で読む漫画になりました。

そして子供がテレビアニメのCМ(クロスゲーム)を観て言うんです。
「あ、同じ顔の漫画が始まった。」

グサッ。

何も考えてない小学生の言葉だからこそよけいに胸に突き刺さるものがありました。
もちろん分かってはいるのです。

あだち先生の本当に描きたいモノにそこは関係ない。
ピュアな心、やさしさ、一途な想い、そこに先生の神経は集中しまくっていると思います。

ただ漫画家は全部描くわけだから監督であり脚本家であり出演者でありメイクさんでもあるわけです。
もう少し人物の描き分け何とかならないっすか・・・

何かやりようがあると思うのです・・・

特にあの太っちょキャッチャー・・何代目ですか・・・

追記
ナイスレビューをどなたかにいただいたのですがよく考えたらコレまともなレビューになってない・・・すいません。
なのでH2についてもう少し書いておきたいと思います。

1・序盤の導入部は秀逸!アリ地獄へさそわれるアリのように読者を物語にのめり込ませてくれます。

2・画力が大幅アップ!タッチと見比べるとその進歩に驚きます。タッチでもよかったのにさらに・・・

3・ヒロイン分裂!主要ヒロインを2人に分けた事でドキドキ感さらにアップです。やりますあだち先生。

4・賛否両論!ラストは賛否両論ですかね。しかしタッチと同じにする訳にはいかないのでこれもアリでしょう。

最初に変な事書いているのでいい所も書いてみました。まぁいい所ならまだまだ沢山ありますが。

所持巻数 全巻



















ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-22 00:25:38] [修正:2009-07-22 00:25:38] [このレビューのURL]

10点 ナイン

あだち先生の人気が爆発する直前くらいの作品。
作画時間も余裕があるためかここら辺の作品が一番良質な気がします。

月刊連載の上に、先生のタッチが大きく変化する時期と重なった為、人物の作画の変動を蝶が成長していくような感じで楽しむ事ができます。

おなじみ太っちょ友達は最初ゴリラみたいなのに最後のへんは例のあの形におさまります。
(人物の性格まで変わっていくのがわかります。まじめなヒロインも最後はかなりおちゃめに・・・)

コメディ色もどんどん強くなり「タッチ」1話へ続くこととなります。

話の内容は大変良くて連作読み切りのスタイルがあだち先生には一番合っている気がします。
そしておみごとのラスト!このラストがあだち先生のベストと私は勝手に思っています。

この名作に中学時代に会えたのは大きかったです。

所持巻数 全巻(通常版とデラックス版両方)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-21 22:21:57] [修正:2009-07-21 22:49:10] [このレビューのURL]

9点 DEATH NOTE

[ネタバレあり]

よ〜く練られた心理戦の対決、そしてそれを超美しい絵で読ませてくれる完成された作品。

とても面白かったです。2部も悪くないデキだと思います。
1部が面白すぎたんです。

ちなみにこの絵は小さいコミックスではもったいない!
ドーンとでっかい完全版みたいなのを発売するべきでしょう。

しかし完全に月の側について読んでいたので最後に弱いチンピラみたいになった月は悲しかった。

「我が生涯に一片の悔いなし!」と言って死んで欲しかった。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-21 22:07:05] [修正:2009-07-21 22:20:06] [このレビューのURL]