「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

ミーくん剛(ゴー)くん
「ミーくんって剛くんの奥さんみたい」

コタロー編
「いっぱしのゲーマーなら『クソゲー』って決めつける前にもっとやり込んでみろよ
おまえの人生がクソゲーかどうか、十年後に判断してもおそくはねーだろ?」
「それはクロちゃんみたいに自由に生きてるやつのセリフだろっ!?十年なんて無理だよ。ボク一人じゃ最初のダンジョンでゲームオーバーさ」
「ホントに困った時はオイラを召還しな!道なんかいくらでもこじあけてやらァ。いっしょに感動のフィナーレをみてやろうぜ!」

異世界編
「コタローはもう自分の世界を知りつくしたのか?」
「この世界は俺たちにとっての現実であって、コタローにとっては『ただのファンタジー』だ。
帰れ」

キッド編
人間と殺し合い、カラスに襲われ、ボス争いに巻き込まれ、他の猫グループと戦い全滅する。
本当だった。オイラは災いを運び……

チエコ編
「納得しなくていい。おまえの気がすむまで、何年でもつきあってやるさ」

ゴロー編からの最後(11巻)
「アタイ、あの頃は冬が怖かったの。暗くって寒くって寂しさに殺されそうだったわ。でもアタイ知らなかったの。冬がこんなにあったかいなんて」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-01-03 19:12:08] [修正:2016-01-03 19:12:08] [このレビューのURL]

はっきり言って大っっ嫌いだけど、評価せざるを得ない作品。

悔しいことにバトルシステム、世界観、ファンタジー要素、キャラの多さと全キャラを掘り下げて魅力化していく努力、微エロとチラリズム(笑)、全てにおいて完成されてる感が否めない。

ラブコメ風にみてもいいし、バトルとみてもかなり面白い。
エロ漫画と言えばそうだし、ギャグとも言えるかも。

難点はこうした要素が多すぎて、例えばバトルが好きって人にはラブコメとかいいからさっさとすすめ!って思えちゃうなど、ジャンル的なまとまりがなさすぎてテンポが遅く感じてしまうことかな。

あと1コマの濃縮度が半端ない。長所かもしれないが、個人的には読むのに疲れる。

年商2億以上らしいが、それも納得できてしまう作品。まぁファン向けのアイテム付けて値段上げたりしてるから、純粋な漫画だけの稼ぎではないけど。

最近の少年漫画の中じゃトップクラスだからぜひ…読むな!

いやなんかもう良作なのに素直に評価・お薦めできないんだぁーーー

それでも読んじゃうんだけどorz

シーンメモ
12巻
コタロー×クウネル=負けて「俺のこと見てくれへんようになったらどないしよう……」
刹那×エヴァ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-30 14:33:16] [修正:2016-01-03 18:38:05] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

小6でサンデーを購読するきっかけになった作品です
シロとイコロの短く、けれど懸命な、ふたつのカケラの物語

吹雪の中、切り立つ山肌に沿って走る列車の大破シーンから始まる第一話の引きは圧倒的
「高いカベに囲まれ、ただ雪に埋まって死んでしまうことを待ってる……」というプロローグで描かれる世界観は、ディストピアな夜の国と大きく迫る月とのコントラストでもの悲しい美しさを感じさせます

独特な設定、美しく壮麗な背景、丸っぽくデフォルメの効いたキャラクター
6巻のシロとコロリの話には泣かせてもらいましたが、正直、戦うたびに記憶を失う野生児シロを扱い切れてない。度々記憶喪失になるのでテンポが悪いです。
そして最後にはどうしてもナウシカとの比較になっちゃいます。クライマックスの戦族とな問答なんかも漫画版ナウシカに酷似。そしてかませ犬で終わる戦族。
最終兵器彼女と比べれば設定も終わり方もわかりやすいですけど

これ、作者の自費出版なんですね。連載打ち切り後の大幅な加筆修正で、当時時と進行や内容が大分変わってしまってます。
正直連載時の方が面白かった。
特に3巻の重剣士対シロのバトルシーンは好きだったのですが、サンデー連載時はかなり臨場感と躍動感のあるシーンだったのに、修正されたコミックスでは劣化。サンデー捨てなきゃよかったなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-10 20:52:22] [修正:2016-01-02 21:52:50] [このレビューのURL]