「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

少女漫画か!?ってくらいキラキラした瞳にややひいてしまうが、やはり画力は高い。
一枚絵も動きのある絵もうまい、というのが杉崎ゆきる最大の魅力。
練り込まれた世界観も独特で、今後が楽しみです。

が、、、

はい、休載(=未完終了)きましたーーーーーーー


星でたったひとりの人間として生きる主人公は、周りのニードル(ロボみたいなもの)から差別をうけながらも負けん気全開で生活中。
「いつか王子様がやってくる…」なんて思いながら苦汁をなめる日々。少女漫画乙。
そんでお約束、王子様が降ってきて、ドタバタに巻き込まれ、宇宙学校へ入学!
完!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-31 15:21:48] [修正:2013-04-26 07:53:52] [このレビューのURL]

少年二人、片や頭脳役、片や能力者で、静かに世直しを始める…

この作品のすぐ後(ほぼ同時期)に『ホーリーランド』『自殺島』の森恒二先生がYJで『デストロイ アンド レボリューション』というほぼ同テーマ・同内容の作品を連載している。
両者の革命論の比較も、見所の一つだろう。
なにせ両者の過去作と人生経験は大分異なるのだ。
どちらもマイナスオーラ漂う話の作品が多いが、森さんは早めに明るい雰囲気を織り交ぜて展開していく一方、鬼頭さんはずるずると負のオーラを引きずって展開していく傾向がある。
また生い立ちに関して言えば、森さんは本当に荒れた波乱万丈の人生、鬼頭さんも社会経験豊富な遅咲きの苦労人。両者とも作中で自身の意見・思想をバリバリ描いちゃうので、いやでも地が出る展開になっていくだろう。


(3巻時点追記)

「ジャンプSQ.」で「なるたるの一部を先鋭化した感じの作品で、いっぱい人が死にます」と述べていたが、思考だけがクローズアップされすぎてて物語がついてきてない。
冗長な描写も多く、過去作に比べてテンポが悪すぎる。
ポイ捨てしたから殺すって考えも、殺人の動機として過激すぎてて個人的に不快。

……というか端的に、つまらん。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-08 22:28:31] [修正:2013-02-18 02:01:44] [このレビューのURL]

デビュー時から画は上手く知識も豊富。
これを読むと、現在の作者がどれほど話作りやキャラの魅力の引き出し方において上達したかがわかります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-10 20:31:22] [修正:2011-10-10 20:31:22] [このレビューのURL]

2点 BLACK CAT

皆さん「パクり」について言及されていますが、思うにパクりは決して悪いことだとは思いません。
そもそも何一つパクってない完全オリジナルな作品を、あなたはどれだけ知っているでしょうか?
かの有名なハリーポッターやスターウォーズ。その根底には、指輪物語というファンタジーの祖とも言われる作品の影響があるそうです。では指輪物語が完全オリジナルかというと、実はかなり神話がベースになっています。
つまるところ、完全なオリジナル作品なんて神話などの伝承文学くらいなものではないでしょうか?もちろん他に完全オリジナルな作品を挙げることができるかもしれません、が、そのような作者は本当に一握りの天才であり、数えるほどしかいないのが現状でしょう。

作家の「宮部みゆき」さんも『ポーの一族』の寄せ書きで「映画・小説・漫画、果ては音楽まで、作り手は既存の作品からの影響を創作の出発点にしている」といったことを述べていました。
意識的であれ無意識的であれ、大であれ小であれ、パクってない作品なんてそうそうありません。では何が問題なのでしょう?
あなたは「パクった量が問題だ」と言ってパロディや歴史ものを全否定するでしょうか?
単純に「面白いか否か」が問題なのだと思います。この漫画が低評価なのはパクっているからではなく面白くないからではないでしょうか?パクり過ぎれば展開は読め既視感を覚えつまらなく感じる、つまり「パクり」は面白くないという結果の「原因」に過ぎません。
「パクリ」の類語に「ベタ」とか「王道」といった表現があります。ベタも王道もパクリの一種なのに、こちらは許容され認められた、むしろ好感のもてる表現です。その差は?
それは間違いなく「面白いか否か」でしょう。「ワンパターン」が「○○ワールド」と言われるようになるのと同じです。

あなたは神話以外の完全オリジナルな作品よりも(例え一部でも)パクってしまっているけれど面白い作品の方が多く挙げられるはずです。
パクりは決して悪いことではない、面白くないことが問題なのです。
あなたはパクりとインスパイアの差を見抜けますか?「パクりだ!」と言っても「インスパイアはされました」と言い返されれば、自分はもう何も返せません。
だから自分はパクりもアリだと思います。
トレースは一行たりとも駄目ですが、パクりなら面白い限りで許容できます。たぶん、面白いと感じた時点でパクリだなんだなど考えもしないでしょうが。

ちなみに、小説家や漫画家には担当者がつきますが、無能な担当者は作品を評価するとき「君の作品にはオリジナリティがない」と言うそうです。
そんな誰にでも言えるようなこと、僕らと違って漫画読みのプロに言われた日には、「お前の言葉がオリジナリティねーよ」と思っゃいますよねw
でもそう評された作品は、誰が読んでもつまらないというのも事実だそうで。

さて、やっとこさこの作品のレビューとなりますが、正直「画がきれい」くらいしか誉めるところがないんです。連載時小学生だったもので序盤は楽しめましたが…シキとか、かっこいいキャラもいるんですけれどね。
嫌いじゃないですが、やはり、面白い漫画ではないんです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-23 00:48:07] [修正:2010-12-23 00:57:19] [このレビューのURL]

2点 BLEACH

(以下はただの愚痴です)

先日とうとう破面篇終了で新章に入りましたが…新章でいくらかフォローあるかもしれませんが、もしこれで終わるなら、もう完全にストーリーなんて捨ててます。あれだけ引っ張った藍染さん、一護のパワーでねじふせちゃって。伏線もどれだけ回収してないんだって話。いや、もう回収したのか、作者の中では…

漫画って小説より過度に商業主義なわけで、雑誌連載してても人気なければ単行本でないし、だから売れた者勝ちってのはわかります。
そしてこの漫画は売れている。バカ売れですよ。
だから作者にとってもファンにとってもこれでいいのでしょう。ストーリーなんかなくても。キャラで良いんです。そのキャラってのも、人気ある奴だけ。人気ない奴は適当にやられとけばいいんでしょうよ(あれだけ人間味だしてアランカル達描いてたのに、あとちょっとでも後日談的なものを足しときゃ少しは好きになれたのになぁ)。

まぁ言いたいことは、腐でない自分のような読者は完全においてけぼりにされてるってことです。もう作者さんは、俺のセンスについて来れる奴しかいらない、とでも言わんばかりです。
リリック、洋楽好きが反応しちゃうタイトル、服のセンス(前二つはいいとして、服のセンスはなんか、最新雑誌チェックしとけばいいでしょ的な感じがして嫌い)

初期の普通にホロウと戦っているときはそんなことなかったと思うんだけど…ギャグは新章入っても相変わらずつまらないし内輪だし、序盤が面白いかと言われれば別にそうでもないんだけれども、設定は目新しくて良かったし、「面白い少年漫画を作ってやるぞ」って情熱も感じられて。

外伝とかアニメや映画で補完してるのかもしれないけど、そしたら完全に一般読者を置き去りにしてますよね。
唯一の利点、雑誌でまるでインスタント食品のように覚えのある味を短時間で楽しめちゃうこと、も新章でセリフが多くなりできなくなりました。
まさか人気キャラ(死神)がこのまま消えていくとは考えられないので、伏線を回収するチャンスがあるだろうから、それを信じてます。こっちもここまで読んだら、引き返せんのですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 00:48:57] [修正:2010-11-21 17:18:39] [このレビューのURL]

雑誌の休巻のため、せっかくのオリジナルキャラも活躍できず、○オチという最悪な形で終わっているので、原作ファンはもちろんこれからの人にもお勧めできません。

多視点構造を得意とし、数多くの個性豊かなキャラを一人一人しっかり掘り下げ決して見捨てない。加えて話作り・設定も非常に巧い成田良悟先生の代表作「バッカーノ」の漫画版と言うことで非常に期待してましたが…キャラも話も持て余してしまった感が強い。
最初は、目まぐるしく視点が変わり小説ならではの騙しも得意とする成田作品を視覚化すること自体不可能だったかと思ってましたが、アニメ版は「バッカーノ」も「デュラララ」も上手くいってたことを鑑みると、吟遊詩人さんの実力の問題なのかなぁとも思います。

賛否両論あるでしょうが、原作より若いラッドを好けるかどうかがポイント。個人的にはありです、ラッドのイカレ具合は最高ですね♪
あ、原作は非常に面白いのでお勧めです。個人的にラノベは読むに耐えないものばかりと評価してないのですが(方向性が…)、これは非常に楽しめる作品の一つです。ってかファンっす。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-10 23:55:54] [修正:2010-11-10 23:55:54] [このレビューのURL]

やっぱりもの凄く画はうまいんですが、この人の画はバトル漫画に向いてない気がします。
理由は表情。
あまりにリアルなんで、ヒカルの碁やデスノート、バクマンといった現実世界の人間を描くとそのリアルさが表情に活かされるのですが、ファンタジーを描くならばむしろもう少しポップで大雑把な方がいいかと。

どうしようもなくつまらないわけではないですが、ありきたりでワンパターンなストーリー展開がどうも楽しめない。
するとどうしても変なエロさだのキャラ設定などに目がいってしまうのですが…キャラ受けするような魅力もなかったなぁ。
モンスターデザインも凝ってる割に似たり寄ったりで、惹かれるようなオリジナリティもない。死神達のがよっぽど魅力的。

とまぁ、こんなボカスカ言っときながらも結局読んじゃってるのは、やっぱり小畑先生の画が大好きだから!
この人の描くアクションファンタジーはもうこれっきりかもしれない、と考えると、貴重な作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-02 00:49:24] [修正:2010-06-02 00:49:24] [このレビューのURL]

うすた節は最初から最後まで全開でぬかりないです。(特に最後かw)

ただ、ギャグもバトル(?)もマサルさんやジャガーの方が良かった。
特にバトルは、ピュージャガのそふとくりーむ(だっけ?)の方が圧倒的におもしろかったと思う。

個人的にこの人のギャグは、ツボにはまる時とそうでない時の落差が激しく、今作ではあまりはまれなかった。
たぶんこのころのキレが悪かったわけじゃなくて、単純にツボの位置の違いなんだと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-31 23:35:30] [修正:2010-05-31 23:35:30] [このレビューのURL]

2点 Doubt

きれいな画だし、Sawのノリが好きだからこの雰囲気も好きだったが…正直立ち読みで本当に良かった。買って読んでたら、ものすごく後悔する内容。

雰囲気を楽しんで、ミステリーとしては読まないことをお薦めします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-19 05:21:48] [修正:2010-03-30 14:31:42] [このレビューのURL]

最初は勧善懲悪型、最後は互いに歩み寄った感をみせてぐだぐだEND

話の構成はしっかりしていた気がするけど、バトル路線にしなくても良かったような…1話目と最後の能力系バトルがかろうじて読めたけど。

サイレンは面白くて好きだけど、こっちは好きになれなかった、というか嫌いだった。自分にはただ淡々と悪霊退治していくだけの漫画は合わないみたい。それだけに最終章の勧善懲悪ではなくお互いの主張と生存をかけた戦いが好きでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-17 22:01:15] [修正:2010-03-12 23:13:54] [このレビューのURL]