「ジブリ好き!」さんのページ
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7点 カルバニア物語
TONO漫画は絵が好きなので集めていますが、この作品は「ジャケ買い」ならぬ「帯買い」でしたね。
帯には、この作品が好きな女性漫画家たちによるイラスト付き推薦コメント。
羽海野チカ、志村貴子、田村由美、高河ゆん、今市子、おがきちか…etc
コメントだけならまだしも、イラスト付きですからね。買うしかないですよもう。
癒しときどきブラック、というTONO作品の中でも、この漫画はかなり女性向けな気がします。女性のお姫様願望、みたいなのがキーポイントだとありましたし。
キャラがたっているし、漫画自体は上手なので男でも楽しめると思いますが、女性ならなお一層楽しめるのは確か。王室コメディーなんですが雰囲気漫画の類が好きな人に勧めたい。巻を重ねるごとに味が出てきておいしいです。
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[投稿:2011-03-31 23:50:42] [修正:2011-03-31 23:50:42] [このレビューのURL]
7点 ルート225
思春期まっさかりの姉弟が、両親だけいないパラレルワールドに迷い込むお話。
チャプター毎のタイトルにあるルート196とルート225が表すのは年齢。SFチックに作られた物語だが、これは、姉が14(ルート196)才から15(ルート225)才になる物語でもある。
思春期の真っただ中から、それを抜け出すための大きな1年。
元の世界に戻るために行動した二人の1年間で、親や友人、そして自分自身との向き合い方も大きく変化していく。
お姉ちゃんが行きついた世界は、果たして本当に別世界なのだろうか?
本当は変わったのは世界の方ではなく、自分自身なのかもしれない。
これは、現実世界と異世界との間を彷徨うSF冒険譚だ。
そして同時に、14才と15才の間で最後の思春期を過ごし、大人になっていく子供の成長譚であった。
原作は1つ年上の設定のようだけど、思春期の中学生を描かせたらさすが志村先生。鮮やかな色使いも含めて、本当に良くまとまっています。
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[投稿:2011-03-29 02:28:25] [修正:2011-03-29 02:28:25] [このレビューのURL]
「午後の恐竜」(白井裕子)、やられました…
恐縮ですが、原作未読です。
凄い。志村作品が目的で買ったはずが、この話だけで満足してしまいました。
基本的にブラックユーモア全開ですが、「空への門」の方が、救いある柔らかい作品が多いです。
志村先生の担当した「生活維持省」、普段の志村作品とはまったく異なる残酷系の話ということで、貴重な一作だと思います。
「ボッコちゃん」「おーい でてこーい」は既読。
でもこの短編集自体、星新一を知らない人の方が、先入観もなくオチも知らないのでより楽しめそう。(そして読後には、ぜひ原作のショートショートも読んでほしい)
「コミック星新一 空への門」でもそうですが、得点は星新一さんに対するところが大きいです。しかし、鬼頭さんや志村先生のファンとしては、少ないページ数でも描いてくれて、星新一に関係なく嬉しいかな。
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[投稿:2011-03-09 01:49:24] [修正:2011-03-24 21:22:31] [このレビューのURL]
この作品が冬目作品であることを知ったのは最近です。
子供のころ読んで好きだったけれど、作品名も作者も覚えていなかったので…
他の冬目作品より思い入れが強く、冬目作品の中で最も好きな作品です。
まぁ今読んでみると結構酷い内容で(未熟って意味じゃなく)
迅鉄の行動と思想に一貫性が感じられず
締めは時代劇に出てくる一匹狼の典型で統一
しかし
他の冬目作品ではあまり見られないド王道展開ゆえの安定感
作風にシンクロしまくりの和風画
好きです。
ちなみに、この作品の前身となる作品が冬目さんの同人誌にありますが、それはショートギャグ。そこからあの特徴的な目をした迅鉄のキャラデザになったのでしょうが、個人的には当たりでした。再開するといいなぁ
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[投稿:2011-03-07 00:16:26] [修正:2011-03-21 00:55:55] [このレビューのURL]
7点 冒険少年
読後感は「ほっこり」(?)
郷愁感漂う大人向け短編集。
あだち作品はそれほど読んでいないけれど、自分の中のあだち充100%
3話目のプロレス話以降、1話ごとにほっこりし続けました。
冒険に焦がれながらも冒険を諦めた少年時代を持つ大人たち。そんな彼らが再び冒険心を取り戻し、一歩踏み出していく物語。そのきっかけは、ちょっぴりファンタジーだったり、冒険心を失わなかったかつての仲間たちとの再開であったり。
心地良いハッピーエンドに、あー、ほっこり
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[投稿:2011-03-09 00:56:45] [修正:2011-03-09 01:51:35] [このレビューのURL]
星新一のショートショートを漫画化しようって、ぜひもっとやってほしいな。
自分の周りでは、自分の世代では、星新一を読んでる人なんて見つけるのがすっごく大変なんだもの。
と、かくいう自分も、それほど多くの星新一に触れているわけではないけれど、
彼のSFにしろ現実にしろ、あの短さの中の鋭いブラックユーモアにグサッとやられちゃうのですよ。
しかし、なんと、あの鬱で有名な鬼頭さんが!
ブラックユーモア全開な原作の「空への門」を!
こんなにも救いをもったアレンジで描いているだなんて!!!
…えらく感動しました(笑)
正直他の作者様方はほとんど存じ上げない方々なのですが、
思った以上に楽しませていただきました。
特に阿部潤さんの「冬の蝶」「処刑」は良かったなぁ
8話全てブラックな展開・オチだけど、唯一の救いが鬼頭さんだけという、なんとも面白いアンソロジー
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[投稿:2011-03-09 01:39:50] [修正:2011-03-09 01:39:50] [このレビューのURL]
5点 月館の殺人
最驚コンビ…確かにw
でもどう考えても、佐々木さんの画はミステリに合ってないというか違和感感じちゃいますね。
綾辻行人は本格ミステリが専門です。通常のミステリ・推理物を期待すると、人によっては失敗するかもしれません。彼の著書「どんどん橋、落ちた」なんか読むと、本格ミステリとは何か、彼の目指すミステリがどんなものかがわかると思います。
しかしまぁ、綾辻さんの本領と言えば、ミステリ好きに「オススメのどんでん返しは?」と聞けば多くの人がその一つに挙げるであろう「十角館の殺人」でしょうか。
以降、館シリーズとして「○○館の殺人」を発表しているので、この漫画の題名を見たとき、綾辻さん側の作品かなぁと思いました。でも読んでみれば、佐々木テイストの方が濃いですね。後書きで綾辻さんも、漫画でこその作品として作った、と言っていますし。
カラーページもきれいで、決して悪くない作品なのですが、鉄道マニア(テツ)でない自分には、新鮮ながらも強い関心を引くものではなかったかな。
最後に自分の感想を。(未読で興味がある方はネタバレ注意)
下巻冒頭で明かされる汽車の謎に、おおーっ!
犯人については…ちょっと一人だけ雰囲気違い過ぎ(笑)。
でも犯行理由とかトリックは、綾辻さんだなぁ。
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[投稿:2011-03-06 23:51:33] [修正:2011-03-06 23:51:33] [このレビューのURL]
5点 スパイラル・アライヴ
本編のブレードチルドレン、とりわけ亮子と香介の絡みやラブコメ(?)をもっと見ていたいって人向け。
推理物としては、作者も言っているけどミステリ愛好家なら鉄板なオチ。
テンポの遅さ・無駄の多さは毎度のことなので悪しからず。
本編より明るく穏便な展開で、ファンなら読んで損はないかと思いますよ。
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[投稿:2011-03-06 23:08:19] [修正:2011-03-06 23:08:19] [このレビューのURL]
6点 スパイラル〜推理の絆〜
1巻は個別の事件を解決していくオーソドックスな推理漫画に徹していましたが、それ以降はブレード・チルドレンとのバトル一色です。
理緒戦まではなんて面白い漫画なんだろう、と子供ながらに思っていましたが、その後の展開は違和感ありまくりです、子供ながらにも。
厨二単語の連発はまだ我慢できるにしても、抽象的な表現を多用しすぎなため、こちらも過度な期待をしてしまい、結果明かされる全貌に肩透かしを食う形に。それでも、最後の締め方は、個人的にはよくまとめたなと思います。
カノン戦以降のテンポの悪さも気になります。バトルも推理もなくなって、状況整理だけに何巻も使われるのはちょっとだれる。
そして鳴海清隆も…なんだかなぁ
しかしなんだかんだとハマっていた作品でもあり、憎めない作品なのです。
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[投稿:2009-12-11 02:09:10] [修正:2011-03-06 13:07:07] [このレビューのURL]
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