「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

そうすけさんのおっしゃるように、本当に作者の成長を感じさせる作品です。よく今、さみだれや戦国妖狐を描いてるなぁって。

まぁ要するに、これ自体は面白くはないんですね。

読んでられないなんてことはありませんが、作品のテーマが微妙だったりわかりにくいものが多い。おっさん勇者の話とか、ほんと一発ネタ過ぎw

でも多種多様な話が詰まっているので、どれか一つは心に染みると思います。
自分の中では、戦う旅人の小説を読んでいる女性とそれを覗き見てる男性の物語が好きでした。女性と男性のふれあいも面白いけど、やっぱり心に響いたのは小説の中の旅人の言葉。
護衛した女性が生贄にされるとき、妖怪からの要求に対して…

「怖い」

ああ、これがさみだれや戦国妖狐に繋がってるんだなって。
ここに、少年バトル漫画界を引っ張っていくであろう水上氏のポテンシャルを感じてしまった。それを知れただけでも読む価値はありました。

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[投稿:2010-05-31 23:57:03] [修正:2010-05-31 23:57:03] [このレビューのURL]

笑えるところは本当に笑えるが、だれるところはだれる漫画。(特に後半)
けど本当に好きな作品で、電車の中で必死に笑いこらえてた思い出がww

ハレのツッコミと存在自体がボケのダマが好き!

ハレグゥはもはやネタ切れ感があるので、読むならこちらだけでいいでしょう。

ギャグ漫画の中ではかなり大好きで面白いのに、グゥが傍若無人すぎてイラつくこともしばしば…(ex.ネウロ)
こういうキャラは苦手というか嫌いというか。
ただ、こういうキャラがいないとギャグ漫画として締まらないんだろうなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 02:00:55] [修正:2010-05-31 23:40:14] [このレビューのURL]

うすた節は最初から最後まで全開でぬかりないです。(特に最後かw)

ただ、ギャグもバトル(?)もマサルさんやジャガーの方が良かった。
特にバトルは、ピュージャガのそふとくりーむ(だっけ?)の方が圧倒的におもしろかったと思う。

個人的にこの人のギャグは、ツボにはまる時とそうでない時の落差が激しく、今作ではあまりはまれなかった。
たぶんこのころのキレが悪かったわけじゃなくて、単純にツボの位置の違いなんだと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-31 23:35:30] [修正:2010-05-31 23:35:30] [このレビューのURL]

現代を生きる若者へ捧げる、浅尾いにおの青春狂想曲!


深みはないけど、読みやすさがある!
熱くはないけど、がんばろうって思える!
シンクロ率が高ければ高いほど、心に染みるし面白いと思える作品です。

王様のブランチの特集で興味を持ちました。
種田のモデルはいにおさん自身なんですね。あまりにそっくりでビックリ!
芽衣子の部屋も職場にクリソツ。。ちゃんとギターもあって、インタビューでは「昔の自分をそのまま漫画にした」とのこと。
納得のリアリティ♪
もの凄くきれいな背景は、実際の場所や風景を写真にとってコンピューター処理してできるもの。もちろんあくまでベースの話なんで、作者の画力が決め手ではありますが、内容的にも技術的にも「現代の」漫画なんですね。
ちなみに、どことなく背景とかがサイカノやキミのカケラに似てるのは、高橋しん先生のアシスタントだったから。(気になったのは俺だけ?)

モラトリアムの時期の恋愛を描いた今作、とにかく登場人物たちの考え方が今時っぽい。
淡々としてるのに、どこか重い。
そして浅野さんらしい残酷な展開。
でもそこから物語が加速して、漠然とした今に終止符を打つべく、みんなで音楽へ向かっていく。
そしてライブのシーン…
熱くは、ない。所詮素人。でも、すごく心に響いて、目頭が熱くなる。
何も解決はしてないのに、進歩もしてないのに、何か一歩を踏み出せたという感触。たぶんその感触を掴んだ人の方が、きっとその先の人生も楽しく過ごせるのだろうな。

説教臭くはないけど、作者の考え方や感性が前面に出まくっているので、合わない人には合わないのかも。そして自己完結的な思考ばかり描かれているので、決して深くはない。
だからこそ読みやすい。ここ重要っす

画力の高さは言わずもがな、表現力もすごいです。
基本は会話や心内語ばかりなのに、ライブシーンでは全く言葉を使わないで魅せる。

色々言わせていただきましたが、この漫画のポイントは、「作者の感性に共感できるか」だと思います。だからレビュー見て買うか決めるのは、あまり参考にならないと思いますよ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-31 01:48:04] [修正:2010-05-31 01:48:04] [このレビューのURL]

5点 天顕祭

地元の本屋で、「第二のナウシカ降臨!お薦めです。」って書かれてたから即買いしました。

が、、、、、

ナウシカではないなぁ、、、

率直な感想は「良かった」、だけど期待が大きかった分とても残念でした。

とりあえずナウシカは置いておき・・・w

最初のうちはどんな風に展開していくのか楽しみでした。主人公の女性、咲も魅力的だったし、日本風で他の漫画とは違った感じで進んでいくストーリーも興味あった。

後半はドロドロだった。蛇がw
色々と怖かったです。やっぱ日本風の雰囲気は怖くなっちゃうんだなぁ。

この作家さんの初作品としては凄いしお薦めしますが、あまり期待を持ちすぎないようw
なんだかんだいっても良作だと思います。

追記
変に修正してたらITUKIさんのレビューより上にきてしまいました、すみません、、
ITUKIさんのおっしゃる通り、ナウシカ的要素は腐海的なのがでてくるだけだと思います!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-04 03:14:45] [修正:2010-05-29 22:23:04] [このレビューのURL]

何故コロコロに連載されたのか謎の漫画。
今のサンデーなら連載できる内容でありレベルである。

コロコロらしいぶっ飛んだ、極端な展開が多いが、この作者なら連載場所を変えれば臨機応変に対応しそう。画も悪くない。
格闘技を基盤としたバトルものだが、ややホーリーランドのような理詰めな部分もある。さすがにホーリーランドほどの出来栄えではないが、コロコロだと思ってなめてはいけない。

最大の欠点は今じゃ集めるのが難しいことかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-27 03:44:51] [修正:2010-05-29 22:21:40] [このレビューのURL]

この作品は、連載していた雑誌は廃刊になり、Yahoo!コミック(Web漫画)に移って完結しました。
当時その雑誌にあった作品の中では、非常にそそられる漫画だったと思います。

画風や雰囲気が「蟲師」に似ていますが、ストーリーは王道冒険ものになっていて読みやすい。
序盤の感じだと、「蟲師」の蟲の役割が、この作品では本になっているように思えますが、実際はあまり本が活躍するわけではないのが残念。

物語や画、キャラの(特にヒロインの)性格にアラが多いですが、総合的にはまとまった作品ですので、興味がある方はぜひ。ぱぱっと読めます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-24 17:40:07] [修正:2010-05-29 22:19:38] [このレビューのURL]

ほんわかと不思議の入り混じる、オンファスへようこそ


自分に漫画を教えてくれた夜麻先生の復帰作です。これを足掛かりに、「刻の大地」続投へ繋げてくれたらなぁなんて思いながら、十六夜やイリア達とは違った3人組の主人公の話を楽しもうと読んでみましたが…

この作者のファンとして、ではなく、この作品の読者として、言いたいこと。正直、この作品はプロのレベルに達してないです!本当に、こんな状態で刻の大地の続きを描いてなくてよかった。

幻想大陸のとき同様、キャラは過度にデフォルメされてます。
そこから、夜麻先生独自の、ふにゃっとしてほんわりとした優しくかわいらしいキャラクターが生まれてくるわけですが、シリアス時には、デフォルメを緩め、真剣味を見事に表現してきてくれました。
しかし今作では、終始デフォルメ化された状態のみで描かれています。ギャグが多く、優しい雰囲気が話のほとんどを占めるのであればそれでも良いのですが、今作は幻想的で時にシリアスなことも多いので、これは明らかに表現力が落ちている証拠。読みにくいし感情移入できません。

さらに失望したのは、デフォルメキャラの動きのなさ。
幻想大陸時代と比べても明らかに劣っています、ていうか全く動きが感じられません。動作もしぐさも表情も、静止すらしてない。次のコマへぎこちなく中途半端に移動していて、かなり違和感を感じました。

内容は…はっきり言ってつまらない。特に1巻は、ページをめくる手が止まってしまうほど。稚拙すぎで、それでいて、幻想大陸や刻の大地のときの、紙面を超えて感じられる温かさもない。
2巻からは方針がめちゃくちゃ変わります。幻想度がアップして好奇心をそそってくれるので読みやすくはなりますが、それが心に残るような幻想性を与えてくれるというよりは、ただただ意味不明でした。主人公3人も蚊帳の外に。
ラストエピソードは、後書きからはかなりがんばったように思われますが、全然良くある話で新鮮味がない。
途中、「これは本当に漫画なのか?」と思ってしまう特殊な表現が見られますが、個人的には読みにくかったです。


酷評だらけですが、誉める点がないのも事実。腕が鈍ったとしか言いようがない。同人でもやっていけるかどうかのレベル。
それでも買ってくれるファンは多くいるわけで、本当に本当にこれからがんばって、かつてのレベルへ戻して欲しい。どんなに今が悪くても、自分にとって一番の漫画家だから、次回も期待してます!
頑張れ夜麻先生!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-10 02:27:56] [修正:2010-05-29 21:56:08] [このレビューのURL]

続編ですが、もはや推理漫画じゃないので、「探偵」という言葉はいらないでしょう。

ただ仲間内でほんわかしたり物語進めのシリアスしたりってことを描いてるだけ。同人誌っぽいノリです。

推理漫画気取りされてない分、前作よりは好きかな。
画力はきれいになった。正直北欧神話ベースの話をこの画でやってほしかったなぁ。オリジナルキャラが話を台無しにしている気がする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 02:29:47] [修正:2010-05-29 21:54:50] [このレビューのURL]

予想を裏切ってくれませんでした。

唯一期待を裏切ったのは、作者の画力。普段画力どうこうを言わない主義なのですが、あまりにびっくりしたので言及。

内容も
ここまで来るともはや芸術の域なのでしょう。

理不尽な殺人が苦手なわけではない、サイコは好きです、でもこれはやはり異質。特にオチは理解を越えてます。

0点へ向かうメーターが振り切って戻ってきて1点。ここまで来ると嫌いとかいう感情はないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-23 22:57:10] [修正:2010-05-29 21:52:56] [このレビューのURL]

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