「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

普通の推理漫画かと思いきや、キャラ売り漫画かよっ!!!って。

「探偵」って言葉、題名に入れる必要会ったんだろうか…神話も微妙↓↓

一言弁護しておくと、終わりが中途半端なのはエニックスお家騒動にて引き抜かれたからです。後に続くRAGNAROKで完結します。こっちは画もうまくなって、探偵活動しないという方向転換をするのでまだ良い。

集めて読んでそっこー売ってしまった残念な漫画でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 02:28:30] [修正:2010-05-29 21:51:12] [このレビューのURL]

少年漫画らしい王道をこれでもかと突っ走って打ち切りへ突き抜けてしまった残念な作品。
るろけんよりも武装錬金寄りのタイプだけど、全然嫌いじゃなかったです。
むしろ好きだっただけに続きが読みたかった…
キャラに魅力を感じなくとも、技や熱い展開に惹かれる作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-29 00:36:42] [修正:2010-05-29 00:36:42] [このレビューのURL]

妖怪漫画。
ホラーでもあり、ストーリー的には冒険する鬼太郎って感じ。
でも単なる妖怪退治ものでは終わらない、独特の魅力があふれる作品です。

一年ほどで廃刊した「コミックファング」という雑誌の裏看板。
調べたところ、廃刊後救済された数少ない作品のようです。めちゃめちゃレベルの高い漫画だったので拾い上げられて安心。

劇画風で、筆を使ったような画が、どろどろした作風にぴったし合って、
それでいてシリアスすぎないよう、ちょっとした会話は軽い感じ。
作品の世界に引きずり込まれるかのような錯覚におちいる。
他の妖怪退治漫画とは一線を画していると思います。

続編はまだ読んでませんが、期待大!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-24 18:09:21] [修正:2010-05-26 14:38:16] [このレビューのURL]

廃刊になった「ファング」という雑誌の看板だった作品。
設定が多少独特だったものの、まさに王道と言える内容で、看板漫画らしい作品だったと思います。
雑誌の廃刊で無念の未完終了。現在講談社の「ライバル」に拾われ新連載を描いているので、続編はなさそう。残念。

作者の作品の中では、最も血なまぐさくなく、(現在連載中のコーリッシュも含めても)最も面白い作品でした。
バトルで冒険でファンタジーで、主人公子供でもちろん不殺。
だから作品全体に優しい空気が満ちていて、行く先々は暗い閉鎖的な世界なのに雰囲気は明るい。
そんな作品の方が作者の力が存分に発揮されてると思うのにな。

未完なのでお薦めはしませんが、もし続編が出たら期待できる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-25 01:08:33] [修正:2010-05-25 01:08:33] [このレビューのURL]

作者は涼風の人の元アシですが、涼風の人が描いたこの手のジャンルの漫画よりずっと良い。
非常に設定勝ちした漫画なので、何が起きても納得してしまえます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-23 22:38:58] [修正:2010-05-24 18:29:54] [このレビューのURL]

「本の元の穴の中」と同じ雑誌に連載していた作品。
雑誌の廃刊に伴い、Yahoo!コミック(Web漫画)に移った。

デカは大きいと刑事をかけています。
それだけ

内容は、もしかしたら似たような作品が他にあるかもしれませんが、そこを意識しなければ結構面白かったです。
自殺した担任の後を引き継いだ刑事が、子供たち一人ひとりの悩みを解決しながら、担任自殺の謎を追う…
ミステリーな要素よりは、オカルトな要素が入ってきます。

同雑誌内では地味ながら最も濃く読み応えのある作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-24 17:54:05] [修正:2010-05-24 17:54:05] [このレビューのURL]

もはや自分の中で「痛い」漫画の代名詞となっている二人組。

短編では気持ちの良い恋愛を描く二人組ですが、長編はやっぱり報わせてくれないんですね。そんなところがやっぱり好きですw

キャラの思考が本当に一本軸で、それでいて結末を描かない。
だから、その主義・主張が「正しいよ!」なんて言いません。
たぶん作者は、キャラの性格や凝り固まった主義・主張をまず考えて、その後それに合った外見や役割のキャラを作ってるのかな。
そんな偏ったキャラはある意味記号的だけど、それをストーリーを通して人間的にしていくから面白い。
ただ、それがハッピーエンドかバッドエンドかは読者には最後までわからないし、いずれにしろ痛々しい場面が必ずあるから苦手な人は苦手かも。

明るい恋愛短編が御所望なら「セックスなんて興味ない」をお薦めします。
でもこの作品に収録されてる短編も、発想が斬新で王道をやってるから安心。

この独特な痛みに快感を感じるようになったが最後、ドSな作者はドMなあなたに容赦しませんよ♪

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-24 00:30:46] [修正:2010-05-24 00:47:18] [このレビューのURL]

宇宙学校の最終試験は、宇宙船で10人一組の53日間共同生活!…のはずが、11人いた!?


この作品は「今でも色あせない名作」ではなく、「今では色あせた名作」です。いわばこの手の話の「原点」。だからたぶん今読んでも、ミステリーとしては新鮮味はないかも。

萩尾先生は少女漫画の牽引者。
代表作「ポーの一族」の文庫版の寄せ書きで、宮部みゆきさんが、「自分も含め多くの漫画家、映画脚本家や小説家へ影響を与えた」と言ってます。
例えば、「ふたつのスピカ」の最初の試験も仮想宇宙船で見ず知らずの3人と課題付き共同生活でした。
最近の「宇宙飛行士」ものにいくらか影響を与えたかもしれませんね。
例えば、タダの直感のような電波な設定は多くの「宇宙」ものの漫画で応用されています。
いや、もしかするとこれについては竹宮恵子の方が早かったかもしれません。

何でもかんでもこんな風に言うのは良くないと思いますが、漫画家が影響を受けた漫画と言うのはやはり新であれ旧であれ響くものがあります。
そして何より、作者が影響をうけている・いないに関わらず、宇宙なら宇宙の、(ミステリーならミステリーの、)時代毎の作品を読んでみることはとても面白い。
時代ごとに宇宙の見方、アプローチの仕方が全く違うわけで。それこそが古い作品の価値だと思います。


えっ?古い画は苦手だから嫌だって?
でも今時の漫画じゃ決して見れませんよっ!?
古い画はステータスだ、希少価値だっ!!


(自分が萩尾望都を知ったのはとある方のポーの一族のレビューから。それまでは竹宮恵子だけが少女漫画の牽引者かと思ってました。その方に多謝)

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-05-23 23:55:17] [修正:2010-05-23 23:55:17] [このレビューのURL]

この漫画の舞台はうちの高校なのだー!あとでレビュー。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-26 21:42:49] [修正:2010-05-19 11:50:40] [このレビューのURL]

6点 白姫抄

「人の子の悲しみが 雪を呼ぶのです」

まるで日本昔話を読んでるかの感覚。
CLAMPの漫画を読んだのはツバサが最初だったが、すぐに挫折。
続いてホリックも挫折、もう読まんと思っていたが、表紙とカバーに惹かれ購入。そしたらなかなか読みごたえのあるもので満足。

雪と白姫を切り口に始まるが、内容はオムニバス形式のようなもので、それぞれ独立して楽しめる。いずれも愛情がテーマだが、決してハッピーエンドではない重い話で、「大人のための日本昔話」って感じ。

太いラインがおどろおどろしさと残酷さをよく表し、話もテーマが一本に決まっていてわかりやすく力強い。何より雪が話や雰囲気に非常に合っていて、胸を打つ読み応えのある話が展開される。

泣けるほどでもないし大作とも言えないがお薦めの作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-18 22:45:48] [修正:2010-05-18 22:45:48] [このレビューのURL]