「かずー」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月28日


とにかく面白い。笑える。
個人的には 「1・2の三四郎」 より この「2」 の方が好き。

単なるギャグマンガではなく、「プロレス」 そのものの 「立ち位置」 が
よく分かる作品だと思う。

これは作者がプロレスをこよなく愛しているからか。

しかし小林まこと氏は、悪役というかライバルを上手く躍動させるね。
ついつい主役に感情移入して、「倒せー!」 とか思ってしまう。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-03 13:01:58] [修正:2010-02-03 13:01:58] [このレビューのURL]

9点 JIN -仁-

素直に読んで素晴らしい作品。

テレビドラマを見ていないので比較は出来ないが、漫画として評価すると
画力・ストーリーともに秀逸。タイムスリップというSFの枠に収まらず、
歴史(幕末)・医療という専門分野に特化した内容となっている。

幕末好きなら間違いなくハマると思います。
私はかなりの幕末フリークですが、素直に面白いと感じました。

実在の人物の考証もキチンとしてあり、その 「史実」 とフィクションを
上手く融合させている手腕に感服。

沖田総司を美男に描かなかったところや、西郷さんの非情さ、龍馬の女好きを
表現したところなんかは、幕末好きとして好感が持てます。

医療の部分は詳しくないので分かりませんが、かなり専門的な部分まで追求して
描いていますので、こちらも歴史と同じく深く考証しているように感じます。

ヒューマンドラマとしての心理描写も見事で非常に深い作品となっています。

減点要因は、仁の頭の腫瘍と龍馬のリンク?
なんか必要のない部分だと思ったのは私だけかな?
そんなに龍馬にこだわらなくてもよかったんじゃあないかな。
もしかして作者は龍馬ファンなのでしょうか。

しかし広げた風呂敷をキッチリと回収し、最近ありがちな不要な引き延ばしを
断固拒否して、当初のストーリー完結に拘った作者に拍手を送りたい。

どうもテレビドラマ化された漫画は点数が低くなる傾向にあるようですが、
冷静にみて、とてもオススメできる良作だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-19 11:47:01] [修正:2012-04-19 11:54:06] [このレビューのURL]

 
「このマンガがすごい!」 2011年 オトコ編 第1位。 
「第4回マンガ大賞」 第7位。 

この素晴らしい実績に伴わないレビュー評価の低さに対し、逆に興味を
そそられてしまい、現状発行されている全4巻を読んでみました。

いや~、面白いマンガですね。
ドキドキワクワク、続きが気になって仕方ありません。
何故に低評価なのか、私には理解できないほど面白いです。

確かに画は下手です。
ですが徐々に上手くなっていってますし、嫌悪感のある画風ではない。
十分読むに耐えうる画だと思います。

ただ気になる点が・・・

このマンガの大きな目標は、巨人を倒し人間の自由を勝ち取る、また
領土(地球)を巨人から取り戻すことにあると理解します。

それを前提に張られた伏線・疑問は4巻時点で 「整理」 されてきました。

・そもそも巨人とは何者か?どこから来たのか?
・壁を破る超大型巨人は何なのか?何故消えるのか?
・鎖の巨人とは何者か?
・エレンの右腕はどうなったのか?何故に巨人化するのか?
・エレンの父が施した注射は何か?地下室は何か?

こんなところでしょうか?

上記伏線を解決していくという過程があって、最終目的である巨人を角逐
していくこと、もしくは人類が敗北することが、この物語の終焉という
のであれば、このマンガは10巻+α で上手に展開すべきだと考えます。

ただ 「奇行種」 の存在がどうも気になる。

数々の賞を受賞し話題性は十分、4巻時点で400万部突破というドル箱に
成長してしまったマンガだけに、いろんな 「奇行種」 を登場させてバトル
を中心とした 「間延び」 展開をさせる可能性は十分にありそう。

「彼岸花」 のように商業主義に犯された クソ漫画に成り下がる危険性、
可能性は、十分に残された作品と言えるでしょう。

そう言う意味ではこの 9点という評価は、最終的に急落するかもしれません。
下手すると4点以下の クソ評価になるかもしれません。

ただただ現時点では、面白いという評価と期待を込めて 9点。

頑張って欲しいです。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-21 18:32:13] [修正:2011-07-21 18:33:12] [このレビューのURL]

 
大好きな作家・岩明均先生の作品ということで読んでみました。

うーむ・・・これは評価の難しい作品ですねえ。

特筆すべきテーマや主義主張、大きな事件がある訳でもなく、
ドキドキワクワクするような展開がある訳でもない。

かといって嫌悪感の残る部分は皆無。
読後はどちらかといえば清々しいし・・・。

ただただ日常。風子の生活を淡々と描いた漫画。
空気のような漫画です。

評価は 「素直に楽しめる良作漫画」 ということで 6点とさせていただきます。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-08 13:05:53] [修正:2011-07-08 13:05:53] [このレビューのURL]


脳天に突き抜ける衝撃を感じる作品。
新井作品独特の 「アクの強い画風」 がその衝撃度を煽っている。

主役たちの最低最悪のテロ行為と要求事項がキモになっているが、
謎の生物の存在が、「不可思議」 という良いアクセントになっており、
飽きさせないドキドキのストーリー展開となって話は進む。

しかしやがて話は哲学を思わせる内容に変化していき ジ・エンド。
ちょっと意外で期待はずれのラストでした。

新井氏らしいといえばそうだし、物足りないと言えば物足りない。
もっと凄いラストを創成出来たんじゃないのかなあ・・・。

そのあたりが減点部分ですが、一度は読んでみられて損はないと思います。
人間について非常に考えさせられる作品です。

残虐シーン多数なので、それなりに心構えは必要ですが。(苦笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-01 01:57:01] [修正:2011-06-01 01:58:46] [このレビューのURL]


完全に好みの問題なのかもしれないが、私はA先生の画風や
ストーリー展開が合わない。よって面白いと感じられない。

このまんが道も例外ではない。

キッチリとした良書であることは認めても、出てくる人物や
ストーリーにわざとらしさを感じてしまい鼻につく。

高評価される方に異存はないが、この漫画が苦手な方もたくさん
居ると思う。よって長いスパンでみると、現状の9点前後という
異常な高評価は、適当ではないと感じる。

いろんな多くの方の評価が増えれば、7点前後に落ち着くのではないか?
もちろん私見です。

私的には 「おもしろくもないが、つまらなくもない漫画」。
この評価です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-07 19:05:58] [修正:2011-04-07 19:05:58] [このレビューのURL]

 
これは凄い。
SF・宇宙モノが好きな方は必見。

「膨大な知識と正確な描写で描かれるリアルな宇宙」
の触れ込みどおり、リアルな設定、描写に驚かされる。

前半のかなりきわどいエロ描写にマイナス1点。
果たしてあの描写はこのマンガに必要だったのか?

あと第2部から少しファンタジックになり、これからの展開に不安感があるが、
作者の力量・見識の高さに期待する。

名作になりうる作品。
お奨めです。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-22 09:01:38] [修正:2010-07-22 09:02:41] [このレビューのURL]

・アトランティス大陸
・ムー大陸
・ギリシャ神話
・西洋考古学

これらに興味のある方なら必見でしょう。

私はそれらのカテゴリに興味がなかったので、話の内容が非常に難しく
感じられ、残念ながら眠くなる作品でした。

ただ何度も読めば理解が深まり、面白いんだろうなあ・・・。
と感じられる、真面目な展開で良作マンガと感じられました。

上記カテゴリに通じてる方の評価を是非ともお聞きしたいです。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-15 10:31:44] [修正:2010-06-15 10:49:24] [このレビューのURL]

 
後世に残る名作。迷わずそういう評価を与えたいほどの傑作です。
まだ連載中なので 「候補」 と付けたほうが良いのかもしれませんが。(笑)

しかし、まさか古田織部を主人公に据えた戦国物語を創作するとは・・・。

その切り口、独特のタッチで描かれた数々の戦国武将、史実を織り交ぜた
独自の歴史観・背景、非常に 「人間臭い」 心理描写、「ほうけた」 人物の
ユーモア溢れる行動・・・。

もうグイグイと 「へうげもの」 ワールドに引き込まれてしまいます。

歴史(戦国)に興味がある人もそうでない人も
芸術(文化)に興味がある人もそうでない人も

全ての人にお勧めしたい作品です。

これからの連載も大注目。
「名作」 の評価に恥じない展開を期待しています。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-17 11:17:03] [修正:2010-05-17 11:17:59] [このレビューのURL]


いや素直に面白いでしょう。

伏線広げすぎて回収できてないとか、ドラマ仕立てであっちこっちに
話が飛んで分かりにくいだとか、つかみは上手いのに尻すぼみだとか。

確かにその通りだとは思いますが・・・。(苦笑)

個人的にはそれが 「浦沢ワールド」 だと思って楽しんでいます。
特にこの20世紀少年は、何度何度も読んでその良さが分かるスルメ作品。
1・2度読んだだけでは、頭がこんがらがったまま消化不良になるのでは?

ただ映画化はどうかと思う。
あの難しいストーリーを映画で見ただけでは真価は分からないと思うが・・・。
キャスティングも非常によいし、映画も 「スルメ」 のジャンルかな?

まあ私が浦沢ワールドが好きなだけかも知れない。
何度も読んで 「ハッ」 となる作品が好きなだけかも知れない。

とにもかくにも私には面白いマンガです。

そう言う意味では、同氏のミステリーものが合わない人は本作も絶対に合わないと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-06 16:32:18] [修正:2010-05-06 16:32:18] [このレビューのURL]