「あおはな」さんのページ

総レビュー数: 150レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年11月03日

9点 SLAM DUNK

序盤のギャグ的なノリも好きだったのですが、中盤以降のお話も良いですね。個人的には三井の話がジーンしてしまったのですが、なんといってもこの作品は山王戦ラスト数秒の描写でしょう。コレはすごい。ただすごい。今ではこのレベルの表現を最後ズバーと持ってくる作品はひとつではなくなりましたが、当時は間違いなくオンリーワンでした。そういう歴史的位置付けも付加しての点数とお考え下さい。

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[投稿:2010-11-03 17:05:16] [修正:2010-11-03 17:05:16] [このレビューのURL]

8点 MONSTER

浦沢作品の中では個人的に最も完成度が高いし面白いと感じている作品です。多分コレは私が主人公の天馬ではなく、ヨハンやグリマーに感情移入して読み進めているからナンですが。どのキャラ視点で読むかによって本作の評価は全く異なるものにまると思います。特にこの作品主役が喰われちゃってる感があるので・・・

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[投稿:2010-11-03 16:48:40] [修正:2010-11-03 16:48:40] [このレビューのURL]

一度は読んでおきたい作品なのかな。でも世代を選ぶような。多分配慮されているけれど、でもやっぱり世代を選ぶような。あと話しを広げすぎているような。二度以上読むとそれが非常にはっきり分かってしまうのでしんどい。二度読みたい漫画かと聞かれれば・・・きついです。あとともだちの正体に着目しすぎてるとこの作品しっぺ返し食らうこと間違いなしなのでご注意を。

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[投稿:2010-11-03 16:44:19] [修正:2010-11-03 16:44:19] [このレビューのURL]

当時はすごく面白かったのですが。今読むと、間違いなく途中でリタイヤしてしまいます。というよりこの間リタイヤしました。オムニバス形式なのではっきり面白い作品とそうではない作品が出てしまう。本作品その差がかなりすごいのです。読み流す意気込みならもう少し位置づけ的にも高い点数にすると思います。18巻全部読もうとするそこのあなた。そうあなたの為の点数とおもってください。色んな知識を漫画から得たいということを主眼にしている人に対しては8点としてオススメしたいけど。

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[投稿:2010-11-03 16:39:36] [修正:2010-11-03 16:39:36] [このレビューのURL]

典型的な男の子漫画。史記を扱っていること、しかも始皇帝が主役ではないところがよいらしいです。本作の構想段階では始皇帝(政)が主役だったらしいですが、主役を史記ではほとんど重視されない李信にしたところが大成功なのでしょう。連載中なので現段階での評価とすると王騎の活躍が終局するまでのところは間違いなく王道的に面白いです。

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[投稿:2010-11-03 16:19:21] [修正:2010-11-03 16:19:21] [このレビューのURL]

5点 青い春

松本先生の作品が好きな人は読んでみるのもありかも・・・他の作品に関連するネタもあるのでクスクス笑いができるかも。それ以上でも以下でもありませんでしたが。

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[投稿:2010-11-03 16:11:47] [修正:2010-11-03 16:11:47] [このレビューのURL]

8点 竹光侍

この作品は評価分かれるけど、私は好きです。表現が今までの松本先生の作品以上に好きなのです。最後の戦いを会話なしにアレだけ見せられる作家さんはそれほど存在しないです(匹敵するのは知っている限りでは、スラムダンク山王戦ラスト数秒の描写やバガボンドの吉岡清十郎戦。「ぼくらの」宇白のラストの描写とかくらいかな)ストーリーもほのぼの運びながらもキッチリシャープに締めてくるので意外なほど読み進められますね。ただ松本先生の作品という先入観で基づいて読み始めるとこのテンポは違和感があるかも知れませんね。小気味のいい馬鹿な掛け合いの類は少ないですし。でも原作者違うのだから仕方ないと思いますけど。

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[投稿:2010-11-03 16:08:05] [修正:2010-11-03 16:08:05] [このレビューのURL]

8点 ZERO

松本作品の連載ものの中では、私が知る限りでは唯一明確なハッピーエンドを迎えない作品。主張していることは鉄コン筋クリートとあまり変わらないのですが、ラストへのアプローチが真逆になるわけです。この作品読んでおくと他の松本先生の作品に貫かれている「狂気について」理解しやすくなるのでは、そういった意味では読むに値するとおもうのであえてこの点数。でも人は選びます。前もって・・・

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[投稿:2010-11-03 15:58:14] [修正:2010-11-03 15:58:14] [このレビューのURL]

9点 花男

このクオリティにして何故か松本先生の作品で知名度が低い部類にはいる本作品。めちゃくちゃ松本色。ラストシーンの描写が特に典型的でピンポン、竹光侍と似たような展開になりますが、他の作品は「余韻」を残すタイプなのに対して、本作品は「爆発的」に同じ内容を表現している感が強い。正直にいうとラストで一気にかっさらっていったという感じ。主張したいことは比較的先生の作品では分かりやすい部類に入ります。

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[投稿:2010-11-03 15:52:54] [修正:2010-11-03 15:52:54] [このレビューのURL]

松本作品の中ではピンポンに並ぶ知名度を誇りますが、ピンポンに比べると内容的には物足りなさを感じる可能性が大きい本作品。内容的な意味での目新しさというよりこの作品は表現技法と世界観を総合して初めて評価できるのではないかと感じます。ギャグを含めた会話のテンポはでもこの作品よいのではないかなあ。短いし読んで損はしない気がします。

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[投稿:2010-11-03 15:44:39] [修正:2010-11-03 15:44:39] [このレビューのURL]