「blackbird」さんのページ
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胸キュンものから硬派なものまで。
少女・少年マンガから青年マンガまで。
大事なことはたくさん漫画から学びました。

6点 サバイバル
小さい時に読んだら怖かった。
今になって読むと、また改めて怖さが。
まあ、この日本で大地震があっても、こんなにも人に会わない事はないだろうとは思います。でもサトルが会った人達の事を思うと、出会わなかった方がいいんじゃないかと思う、人間の怖さ。
ネズミも怖いですけどね・・・
色々学べるところもあった漫画だと思います。
沢山サバイバル的知識を身につけておかないとね。
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[投稿:2011-05-09 22:59:15] [修正:2011-05-09 22:59:15] [このレビューのURL]
6点 ベル・エポック
この作者の作品は、どうしても時代が感じられてしまう。
特に会社の話になると、OLさんの意識やファッション、行動などが「ああ、バブルだな」とか「バブル崩壊後ね」とはっきりしてしまうので、改めて読むと悲しいくらいにそれが浮き彫りになってしまう。
話としては前半は面白い。
綺麗さん(名前がすごすぎ)と音無君の、30過ぎてからの恋愛の進み方や迷い方は良かった。若い時と違って素直に飛び込めなかったり、逆に経験を踏まえて余裕をもっていられたり。
編集の仕事も大変だなあとか、細部までよく書かれています。
関わる人たちのそれぞれのサイドストーリーがオムニバス的に展開されて、面白かったんです。子供ができるまでは。
子供ができた後も、まあ現実的なことがいろいろ起こって、それはそれでいいんですが、なんだか尻つぼみ。
そして最後は主人公ではない人の話でいきなりおしまい。
ええええええ。それはないんじゃないの?まだ続くの??って感じでした。
いくらオムニバスでも、まとめようがあるのでは。
ということで、本当は7点つけたかったけど1点マイナス。
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[投稿:2011-05-09 22:44:14] [修正:2011-05-09 22:44:14] [このレビューのURL]
6点 BELIEVE
ルカの芸能漫画であり、依子の成長物語。
ルカという未知の女性は、魅力的ではあるけど、何となく流されて闇の世界まで行ってしまい、あまり思い入れることができないのが正直なところ。
本当にあんなやばい仕事があるのかなあ。
まあ、ルカは最後の最後に自分を信じてくれた人を得て、家族の愛も得て、ようやく自分の芯をしっかり掴んだようで良かったです。
一方、アヤシイ芸能界には染まりきれない依子。
仕事一筋のキャリアは分かるし、彼女あっての事務所なんですが、平井さんにあれだけ思いを寄せられて、自分も頼りにしているんだから、恋愛しちゃえばいいのに・・・と、ちょっと物足りない。ああ、でも仕事も恋もうまくいったら、それはそれで話としては面白くなくなるのか。
最後に依子さんが立ち上げるであろう事務所で、ルカにどんな仕事を持っていくのか、見たかったですね。
脇役が魅力的。エイコちゃんは一見男前キャラだけど、すごく怖がりで純な女の子。ジャッキーさんは修羅場を潜り抜けたおばちゃんだし、平井さんはいい年して本命には今一つ踏み込みきれない。
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[投稿:2011-05-09 18:24:26] [修正:2011-05-09 22:35:43] [このレビューのURL]
7点 ライスショルダー
この作者の漫画を初めて読みましたが、面白かったですね。
某芸能人を思わせるような、女子ヘビー級ボクシングの話。
ええ?と思ったけど、面白くまとめてあります。
ボクシングって、ともすれば陰惨になってしまいそうだけど、
程よい笑い、主人公や兄妹の無邪気さ、キャラのこゆさで
どんどん読めちゃいます。
世界に出ていくと、どんどん相手が強くなるのか。
格闘系漫画はそれがあまりに非現実的になると面白くなくなる原因になるので、うまくまとめてほしいですね。
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[投稿:2011-05-09 18:07:14] [修正:2011-05-09 18:07:14] [このレビューのURL]
9点 龍 〜RON〜
最初は伏線がどうなっていくのか、行く先が全く読めませんでしたが、
最後にはよくぞこれをまとめたなあと感心しました。
壮大な大河ドラマですね。
この作者は長編をきれいにまとめますね。
長いからといって絵に乱れもなく、安心して読めます。
主人公がすごいのは当たり前(?)ですが、女性の芯が強い。
沢山出てくる人物ですが、どれも魅力的なキャラです。
中でも甘粕氏・・・さすが超クセ者です!(笑)
物語に厚みを持たせてくれます。
ただ、やっぱりとっても長いので、気合入れないと全巻はなかなか読み返せません!
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[投稿:2011-04-06 23:48:18] [修正:2011-05-09 15:47:22] [このレビューのURL]
6点 恋のたまご
作者お得意の「女の自立」物語?
周りと同じようにOLをして、いずれ結婚して子供を産んで・・・というコースが当たり前と思っていた眞子。
リストラをにおわす転勤の辞令を機に、初めて自分の力で歩きだす怖さと勇気にぶち当たり、でも自分で生きているという充実感と自信を見出す。
こういう風に、自分で立ってこそ一人前という事を作者は特に最近強く主張するが、それがちょっと鬱陶しいかもしれない。話の進み方もとてもご都合主義だし。
でもゆらゆら揺れて、何から手をつけていいか迷ってしまう眞子の気持ちは、多くの女の子が分かると思う。そして、周りを気にせず自分が思った通りに行動できてしまうともちゃんは、自由でいいなあと思いながら、実際にそばにいたらいらっと来るかも。
まっすぐで裏表のないメガネ男子、まっちゃんがいいですね。突き放すようだけど、暖かい。
それにしても、最近の作者の絵に対する思いってどうなっているんだろうか。ライフスタイルばかりに意識がいってしまって、肝心の絵がおざなり。目力だけ強くすればいいってもんじゃないし、少なくともデッサンの狂いは何とかしてほしい。他の作品のレビューでも書いているが、折角綺麗な絵で魅せていた作者だけに惜しいです。
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[投稿:2011-05-08 21:53:42] [修正:2011-05-08 21:55:25] [このレビューのURL]
6点 雲雀町1丁目の事情
なんかよく分からないけど、くせになる、遊知やよみワールドって感じの作品。
あしながおじさん的な謎めいた前半から、後半になると謎が明かされていくのですが、その人間関係の複雑さというか、面倒臭さが正直妙・・・というか、さすがに無理があるでしょう。ちなも、幾らなんでも素直に自分のおかれた環境に疑問を持た無すぎだし。
でも、主人公のちなを取り巻く人の想いや、ちょっとした一言、特に円筆や、円筆の母のたまへの厳しくも暖かい接し方には、ほろりとさせられます。また、たまの凝り固まっていた心が溶けて行ったくだりは泣かせます。
絵柄が前半のがちがちした絵から、急に後半柔らかに変化しますが、逆に、ちなの宇賀神への誤解が解けて次第に距離が縮まっていくところに合っていた気がします。
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[投稿:2011-05-08 21:15:02] [修正:2011-05-08 21:15:02] [このレビューのURL]
少女マンガ系、スポ根サクセスストーリーの王道。
バレエをいつの間にかやめてしまった高校生の愛子が、神崎の踊りに賭ける情熱に触れ、踊る楽しさを思い出す所から始まる。
さらに本場NYでダンスに触れ、その魅力に憑りつかれ、やがてただ楽しいだけでなく、プロとして認められたいという強い思いを抱くようになる。
その間に、友情や仲間といった「青春」ぽさや、同じ道を目指しながら才能を意識しあう嫉妬という醜い感情、挫折、そして恋愛などが程よく混ざり合う。
都合よく成功の階段を駆け上るだけではなく、色々な思いが交錯し涙を流しながら踊り続ける愛子の姿に引き込まれてしまう。
執筆当時のディスコや、ダンスチームなど、古いところがあるのはご愛嬌。
ただ、結末がわかっていても何度も読み返しては、若さや才能がある事への羨ましさを改めて感じられる、きらきらした作品。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2011-04-10 23:02:52] [修正:2011-05-07 23:15:39] [このレビューのURL]
10点 いろはにこんぺいと
同じアパートに小さい頃から住んでいる幼馴染。
近すぎて好きと言えない、女として見ることができない、
家族のような存在になってしまうんでしょうね。
親を失ったクンちゃんの悲しみを、何とか受け止めてやわらげてあげたいと抱きしめる優しいチャコ。
それを暖かく見守る達ちゃん。
カッコ良すぎです。
達ちゃんが理想の男の子、というのは、くらもちファンの中でもかなり多いのでは。
古い作品ですが、くらもちふさこの絵柄としてはこの作品が一番好きで、何度も読み返します。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-03-31 23:35:03] [修正:2011-05-07 23:13:21] [このレビューのURL]
第一部のあまりに衝撃的なラストから比べると、ローザンヌに挑戦するときの様子を回想風に描いているのが、とても穏やか。
展開的には、またここで?とちょっとパターン化したように感じたのが残念ですが、そこはさすが。
六花がコリオグラファーとしての片鱗を見せていくところは、心から応援したくなりました。
第三部、あるのかな。ここで終わりかな。
拓人君も気になっています。
ぜひ続きを読みたいです!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-03-31 01:04:57] [修正:2011-05-07 23:12:18] [このレビューのURL]