「blackbird」さんのページ
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胸キュンものから硬派なものまで。
少女・少年マンガから青年マンガまで。
大事なことはたくさん漫画から学びました。

6点 きみの勝ち
最初に男の子への印象がとっても悪くって、
何かのきっかけで「あれ、そんな悪いわけじゃない?」とか、
「こんな事情があっただけで、実はいい奴だった?」みたいなことで
すごく魅かれていることに気づく。
王道ですね。
作者の初期のころの作品集ですが、結構読者をひきつけたのではないでしょうか。
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[投稿:2011-05-28 14:10:12] [修正:2011-05-28 14:10:12] [このレビューのURL]
6点 愛はどうだ!
この人の作品には、本当に嫌な人って出てこなくて、
全体に漂うほんわかした空気がとっても心地よい。
ところどころで泣かせるツボ、ちょっとしたギャグもちりばめられて
いて、その塩梅がいいんだな、これが。
太陽みたいにまぶしい小町ちゃん。
つい素直になれない行動をとってしまう御徒町。でも、ちょっと油断した時に見せる笑顔。
恋愛慣れしていない中学生には、ドキュンの基本ですね!
初々しいです。
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[投稿:2011-05-28 14:07:07] [修正:2011-05-28 14:07:07] [このレビューのURL]
7点 雨柳堂夢咄
様々な古い物に宿る何か。
誰か気づいて、というように、哀しく漂う。
何かが見える連が、優しくそのものたちの想いをとげられる様に手を貸してあげる。
全体に漂う妖気のような、靄のかかったような雰囲気に浸るのも心地よい。
蓮に対立(?)するような陶芸家の男の存在も、ちょっとしたアクセントで面白い。
ただ、どうしても人物のかき分けができないのが残念。
現在は休載中とのことですが、復活が待たれます。
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[投稿:2011-05-27 13:59:34] [修正:2011-05-27 14:00:26] [このレビューのURL]
7点 西原理恵子の人生画力対決
最初こそ対決する漫画家が出てこなくて、企画倒れかと思いましたが、続々思わぬ大御所が出てきて笑えます。
(竹宮恵子さんなんて出てきてびっくりです)
この毒こそサイバラ!
サイバラだからこそ、ここまで地雷を踏んでも許されます。
みんなが思っていることを、容赦なく声高に叫ぶサイバラ、すごいですね。
こんな対決の時に、そつなくうまーく描いてしまうと逆に「面白くないやっちゃ」と思われるんですが、中でも期待以上にかましてくれる人もいます。
それにしても「さすが」と思わせる画力を見せながらも、皆さんが苦手なのがドラえもんというところが、意外な落とし穴でした。
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[投稿:2011-05-27 13:24:57] [修正:2011-05-27 13:24:57] [このレビューのURL]
3点 君が舞い降りてきた
見事な少女マンガ。まあ、ちゃおなんで、小学生が楽しんで読むような、かわいいお話。
顔の半分は目だし、少し大人の男性を描いたという「サクラせんせーしょん」も、正直「どこが?」という印象が免れない。
ちょっと胸キュンな少女マンガ入口の子たちに、ドキドキしていただきましょう。
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[投稿:2011-05-27 13:15:21] [修正:2011-05-27 13:15:21] [このレビューのURL]
書道がテーマの漫画なんて正直驚きました。
昔、書道をやっていたころと比べて、もっと自由で、もっと好きな言葉や歌詞を書いている。面白いんだあ?もっと楽しめたんだなあ、また書いてみたいなあと思わせる作品。
いかんせん主人公が地味だけど、書道っていうとむしろ普通かも?
まあ、素人がどんどん上達するのは漫画的ではあるけど、白と黒の世界を、かなり楽しいものにしてくれたと思います。
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[投稿:2011-05-26 11:49:18] [修正:2011-05-26 11:49:18] [このレビューのURL]
7点 るべどの奇石
石をテーマに、これだけの物語や面白い石の特徴を描くのも面白いと思います。
普通の短編よりも短く、あっという間に一つの話が終わり、主人公の硝子の小ざっぱりとした性格も相まって、さくさくと読めてしまう。中には案外ブラックな話もあったりも。
諸星氏が書き下ろしメッセージをつけているのも納得。なかなか面白いです。
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[投稿:2011-05-26 11:33:16] [修正:2011-05-26 11:33:16] [このレビューのURL]
2点 士道 サンライズ
頑張って「士道」を読んだので、こちらも・・・と思ったけど、
読まなくても良かったなあと思いました。
ただ「会津」魂を描きたかっただけにしても
設定も、話の筋もピンときませんでしたね。
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[投稿:2011-05-26 11:25:58] [修正:2011-05-26 11:25:58] [このレビューのURL]
9点 夕凪の街 桜の国
原爆が残したものの大きさや、哀しみの連鎖が、淡々とつづられるからこそ、どんどんやるせない思いや戦争の愚かさが浮き出てきます。
人間は何をしたいのでしょうね。
普通に、ただ普通に暮らしていたはずなのに、生きて幸せをつかむことがいけない事、と思わせてしまう。
被害者なのに、まるで自分が加害者であるかのように、死ななかった事や誰も助けられなかったことを、自分でずっと責めていかなかればならないというのは、一体何なんでしょう。
原爆を使うと決めた人は、あくまでも戦争を終結するための最終手段で、その為の多少の犠牲はつきものと言い、投下後の惨状は知ってはいたかもしれない。でも亡くなった人だけでなく、生き残った人の心さえも、こんなに何十年も蝕むことは、これからも知ろうとはしないでしょう。
それにしても、原爆症に苦しむ人の話も知っているはずなのに、こんなに急激に発症して、あっという間に死んでしまうなんて。
被爆した人たちが常に怯え、発症するとなすすべもなく受け入れ、死を迎える。正に人生や世界がすべて狂わされてしまったとしか言えません。
まだ自分もだけど、日本人が知らなければいけないことがあると思いました。好き嫌いはあっても、読むべき作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-05-24 18:49:50] [修正:2011-05-24 18:49:50] [このレビューのURL]
7点 西洋骨董洋菓子店
ゲイは出てきますが、メインではなく、読みやすい。
ケーキの説明は、興味のない人は何度も読まないとわからない人もいるかもしれないが、ケーキの好きな人には、分かるととっても美味しそう!!
食へのこだわりが強い作者ならではの長いセリフ。
旨いケーキを食べたときにじたばたする女性なんかの気持ちは、よくわかる!
でもこの話はそんな美味しそうな描写だけではない。
それぞれ何かを背負ってきた登場人物たちが、乗り越えていき、
特に主人公の橘があるトラウマと立ち向かい、折り合いをつけていくラストはよくまとめたなという感がある。
シリアスなセリフと、コミカルな部分が絶妙に混じりあっている。
また、ドラマも放送されたが、そちらには人物たちの過去とかの話はなく、別物と考えた方がいいでしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-04-03 18:09:12] [修正:2011-05-19 20:13:57] [このレビューのURL]