「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

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[投稿:2012-01-18 21:49:23] [修正:2014-07-22 11:07:44] [このレビューのURL]

9点 タッチ

あだち充の描く主人公と言えば、達観しすぎてて覇気に欠けるけど
いざスイッチが入ると一転して真価を発揮する飄々としたところが魅力だ。
そしてタッチの場合、このスイッチが入るきっかけとなった出来事が
他の作品より劇的であり、達也が奮起するための原動力としてこれ以上無い説得力を与えている。

ヒロインの南ちゃんも達也の頑張りを支えていく必要不可欠なキャラクターだが
それ以上に、和也の存在がこの漫画を特別なものにしてくれたと思う。

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[投稿:2014-05-18 00:18:16] [修正:2014-07-22 11:03:06] [このレビューのURL]

同作者のG戦場が受け付けなかったから敬遠してたけど
意外にも、こちらはとても楽しんで読むことが出来た。

両作品とも、メインキャラのほとんどが過去を背負ってる、ってのは共通なんだけど
G戦の方は、大人も子供も独りよがりの不幸に自己陶酔してる感があって
メンヘラ染みた登場人物達に嫌悪感を抱いちゃったんですよね、
一方こちらは過去のトラウマや人間関係を、その都度仲間同士が支え合って解決していく、
という構成になっているので、キャラの一人ひとりに好感が持てました、
その中でも、とりわけ学のキャラクターの存在は大きかった、
このキャラがいるかいないかで、この漫画の印象は大分違ってたと思います。

ただ、他の方も言われてますが
全員に恋愛描写が出てきて、少女漫画成分が強くなってるのは気になるところ
今のところ面白さに支障はきたしてないけど
男女間のドロドロは、これ以上あまり掘り下げないでほしいですね。

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[投稿:2012-09-13 16:54:55] [修正:2014-07-22 10:28:04] [このレビューのURL]