「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

銭湯の共同経営者でもある夫の突然の失踪、
その後、臨時の従業員として現れたのはどこか影のある男性、
というのが物語の導入部。
個人的には、それぞれの事象が一本の線に結びつく様な
ラストを期待してしまったので、結末は自分が求めていたものとは違いました。

しかし、登場人物の傷心した表情や仕草の描写が出色の出来で
感傷的な主人公への感情移入も自然と入っていけます。
フォークソングを聴いてるような、しんみりとセンチな気分に浸れる漫画ですね。

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[投稿:2015-07-06 12:24:45] [修正:2016-04-28 18:21:06] [このレビューのURL]

1巻で終わる鳥山明の短編は、どれももれなくこじんまりとしている、
例によってこれもその一つに加わった。
そりゃ短い話の中で大それた話なんてそうそう出来るもんじゃないけど
要するに、読んでも読まなくても一緒というのが正直な感想だ。
ストーリーにハラハラするわけでもなく、ギャグに大笑いするわけでもない
ドラゴンボールとの繋がりにしたって、ちょっとしたファンサービスの域に留まっている。

ただ、コミックスで一気読みしたから無味無臭に感じただけで
雑誌で読んでれば、合間の息抜きとしてちょうどいいユルさがあったのかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-18 16:00:59] [修正:2016-04-28 09:18:37] [このレビューのURL]