「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

将棋を題材にしているけど、話の主題と言うよりは添え物と言った感じ
キャラ一人一人の人間関係や生い立ちが掘り下げられ
6巻からは、いじめの問題まで絡んでくる辺り
作者がこの作品で真に描きたいのは人間の内面部分なのかな、という気がします。
感傷的でポエミー(詩的)な主人公と、
人間関係のもつれに焦点が当たる作風とが相まって
やっぱり根底は少女漫画だな、という印象ですね。

あとは、将棋界の人間がやたら主人公を「思い上がった自信家」
または「自我の強い自己中心人物」といった風に評するのですが
家族を失い早くから自立し、他人のために何かしようとしてる主人公と、
この人物評が自分の中で全然一致しないんですよね‥。
こと将棋に関しては、自我が出てるのかもしれないけど
その言葉を裏付けるような思い上がった行動や言動も
そこまでクローズアップされてるようには思えません。

何か単にそういう台詞を言わせたいだけって感じが強いです
「思い上がるなよ」っていうメッセージ性だけ先走って、内容と一致してないと言うか…
結構鼻につく台詞が多くて、段々楽しめなくなってきました。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-05 16:38:20] [修正:2012-11-09 12:20:46] [このレビューのURL]

自分にはこの漫画のどこが面白いのかが、よく分からなかった。

ここのレビューでもギャグとして評価されてる向きが強いようなので
ギャグの合わないギャグ漫画を読んだ、と考えれば楽しめないのも当然か。

合間合間の小ネタや、
ノリの良すぎるキャラクターについていけるかどうかがポイントだと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-29 13:03:25] [修正:2012-08-30 23:53:22] [このレビューのURL]

復刻版にある作者のあとがきの内容が、何とも切実で
低評価を付けることに、いささか気が引けてしまうのですが
正直なところ、淡々としすぎていて退屈に感じてしまいました。

個人的には、もうちょっと笑いの要素なんかがあると良かったかも
ナルミさんも普通の人すぎて、いま一つ魅力に欠ける感じ
切なさの残るラストは良かったんですけど
それに至るまでの日常の描写が心に残らないので、ウーンと言った印象です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-21 17:05:14] [修正:2012-05-21 17:08:24] [このレビューのURL]

宇宙ゴミを題材にした世界観は新鮮で面白かったのですが
話が進むにつれ、哲学的な内容になっていき
その内容も「愛」がどうのこうのいうもので、自分にはピンときませんでした。

主人公の青臭さも鼻につき、感情移入出来なかったため
思いの外楽しめなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 14:04:04] [修正:2010-09-23 14:32:33] [このレビューのURL]