「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-24 17:51:21] [修正:2013-01-30 00:59:55] [このレビューのURL]

6点 BLACK CAT

雑誌で読んでいた時は、ほとんど流し読み状態
というのも、クロノスや星の使徒などが絡み、場面転換が多めの漫画なので、
週刊で読んでると前後の内容がちと掴みづらいんですよ。
そのせいか当時はパクリ部分だけがやたら目についてしまって
ネットの検証サイトを眺めてる方が楽しかったくらいでした。

んで、最近になってコミックスで読み返してみたところ
ありゃりゃ、こりゃ意外に楽しめるな、─と。
星の使徒とクロノスを交えた、ちょっとした三つ巴のような関係であるとか
あるいは、星の使徒の内部不和であったりなど、
単純に敵の一味を一人づつ倒していくような
ベタな少年漫画にはなっておらず、思いのほか感心して読んでしまいました。

まあ、それでも既視感だけは拭えないんですけどね、
自分もパクリ元になっているハンタやカウボーイビバップが大好きなんで
見ていない人には、そっちをお薦めします、
でもこれもそんなに悪くない漫画かな、とも思うようになりました。

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[投稿:2013-01-27 18:23:05] [修正:2013-01-27 18:23:05] [このレビューのURL]

9点 度胸星

[ネタバレあり]

宇宙飛行士になるための過酷な試験と、曲者揃いの候補生、
そして不撓不屈の精神でいくつもの難局を切り開いていく主人公、
いやあ、もう文句なしに面白いです。

物語の佳境でバッサリ終わってしまうラストも、個人的には全然有り。
友を助けるため、そして夢を叶えるため、
危険を顧みず全てを投げうって火星を目指すラストは高揚感があって
一人の人間の生き様を垣間見た心地になりました。
でも、記者会見の場で「死ぬ度胸は無い」と言いきっちゃう度胸(主人公の名前)なら
何だかんだで生きて帰って来るんだろうなあw
続きがあれば勿論読んでみたいけど、これはこれで良いラストなんじゃないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-27 20:08:55] [修正:2013-01-24 13:12:33] [このレビューのURL]

7点 PLUTO

浦沢直樹の描くサスペンスって、長編のわりに結末がやけにアッサリしてる。
読み進めてるときは物凄く面白いのに、読後の満足感がいまいち伸びないのは、
この幕引きの味気なさが起因してるんじゃないかなあ。

この漫画の場合、原作の「地上最大のロボット」を踏襲した終わり方をしてるから
ある程度仕方ない面はあるけど、あれだけ物語を膨らませたんだから、
もう少しエピローグがあってもいいと思うんだよねえ‥。

でも、戦いがメインだった鉄腕アトムの物語を
主人公を変えてサスペンスに仕立て上げる発想と手腕は
やっぱり見事としか言いようがないです。

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[投稿:2013-01-22 22:42:42] [修正:2013-01-23 19:05:02] [このレビューのURL]

常にタイムリミットを意識させられるスピーディーなストーリー展開が好印象。
ただ当時は、前作ガンブレイズウエストが打ち切りだったこともあり
「この急ピッチな展開の連続は、もうすぐ打ち切りなんじゃないか?」と
別の意味でもハラハラドキドキして読んでましたw
まあ結局、打ち切り終了にはなってしまったんですが
最後はそれを感じさせないくらい綺麗な大団円で終わってます。

あとは、蝶野にしてもヴィクターにしても、
根っからの悪ってのがあまりいないのが好きでしたね。
特に蝶野は、何者にも縛られない唯我独尊な性格や、言葉選びのセンス、
そしてカズキとの決着にこだわる一本気なところなど、蝶サイコーな敵役でした。

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[投稿:2013-01-22 17:51:37] [修正:2013-01-23 16:13:38] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-24 17:54:09] [修正:2013-01-20 19:05:59] [このレビューのURL]

終盤の種明かしと衝撃的な展開が秀逸で
単にデビルマンとデーモンの死闘を描いていた漫画から
壮大な叙事詩の一端を思わせる漫画へと飛躍します。
伏線の巧みさによって成功しているのであって
ああいった幕引きでも納得出来る作品っていうのはそうは無いでしょうね。

結末を読んだ後に冒頭を読み返すと、
より感慨深いものがあります。

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[投稿:2012-10-21 10:58:13] [修正:2013-01-18 19:24:29] [このレビューのURL]

クローンや惚れ薬、命を縮める代償を払う覚醒機と抗鬱機、
他人の体に意識を移すボディレンタルなど
禁断とされる科学と、それにすがろうとする者たちが描かれた全7編の短編集。

自分が今まで読んできた作品だと、こういう禁忌に魅入られる人間って
大概、惨めな末路を迎えるというのがセオリーだったんですが
この漫画は違いますね、科学を悪用しようとする人間は出てこないし
救いの無い結末が描かれることもありません。

「禁断の科学」が人生を悲観した者たちを立ち直らせる一助となっており
どの物語も心温まるヒューマンドラマとなっています。
読み終わると、少し目の前が開けるような心安らぐ感覚、
人生で壁にぶち当たった経験のある人に読んでもらいたい作品です。

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[投稿:2012-12-16 23:29:04] [修正:2013-01-11 23:42:12] [このレビューのURL]

個性的な絵と独特の雰囲気を纏ったキャラクターが魅力な作品。
実際、映画化もされてますが
この漫画自体、映画を鑑賞する感覚でサラっと読めちゃいます。
予想外の出来事や波乱の展開はないけど
素直な期待に応えてくれる無難な一作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-06 21:14:26] [修正:2013-01-11 23:38:04] [このレビューのURL]

出てくる主要人物が全員陰気‥、
ストーリーも終始どんよりとしていて
メリハリが無く淡々としてます。
それが逆に良さでもあるんでしょうけど
自分には合いませんでした、でも結末は好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-03 13:15:48] [修正:2013-01-04 17:10:43] [このレビューのURL]

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