「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

海外のアニメフォーラムでやたら高評価を得ていたのが気になり読んでみた漫画。

うん、非常に美しい物語だと思う、
一巻でよくまとまってるし、考えさせられる部分もある。
しかしながら、男女がお互いの不幸な身の上によって
惹かれあう物語は巷にいくらでもあり
この物語はそれが死刑囚という特殊な設定に置き換わっただけのようにも感じる。

コミックスの裏表紙にあらすじが書いてあるが
それを読めば、この物語の大筋と結末は大方の人が予想できるのではないだろうか
故にこの作品は、物語そのものの面白さよりも作中で2人が交わす言葉や繊細な心理描写が
どれだけ読者の心に響くかで評価が変わってくるんだと思う。

残念ながら自分の琴線に触れることはなかったが
この物語が多くの人に評価されている理由は分かる気がした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-17 19:44:18] [修正:2013-03-27 14:27:14] [このレビューのURL]

現代の田舎を舞台にした妖怪譚。
妖怪を忌むべき存在として排除していくのではなく
畏敬の念を持って、対処方法を学び考えていくという
素朴で奥深い漫画となっています。

ほのぼのとした作りである一方、
厳しくも頼りになる祖父の存在は物語をグっと引き締め
また、霊媒体質という同じ悩みを共有した姉妹の絆には胸が温まります。
大袈裟な感動は無いけれど、
読んでいてじんわりと心に残る、お気に入りの作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-26 19:27:26] [修正:2013-03-27 02:18:34] [このレビューのURL]

8点 ラフ

[ネタバレあり]

ヒロインとの関係が少し予定調和に進みすぎるきらいはあるけど
終盤の波乱の展開を皮きりに、
徐々にヒートアップしていく物語には引きつけられるものがあります。
そして競泳の結果では無く、ヒロインの告白で締めるラスト
これが何とも爽やかなんですよね。

あだち充の漫画は、スポーツ漫画では無く、
青春漫画だな、と改めて認識させられました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-14 17:45:12] [修正:2013-03-26 22:39:57] [このレビューのURL]

史実をベースにしているけど堅苦しさは微塵も無い。
強くなろうとする主人公と、その前に立ちはだかる強敵達、
志しを共にする仲間や、戦いに華を添える女性キャラの存在、など
青年漫画でありながら、少年漫画のツボを押さえまくってますw

話の魅せ方も幅広く、権力闘争や外交での謀略なども挟み
飽きさせない面白さ、このまま最後まで突っ走ってほしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-14 21:25:05] [修正:2013-03-26 03:46:25] [このレビューのURL]

7点 H2

長編ながら常に安定した面白さ、
しかしそれだけに三角関係に帰結するラストが残念でもある。
春華は完全に蚊帳の外だし、
佐川、大竹、島といった脇役達の影も薄くなる。
決勝をカットせずに、そこらへんを補完することが出来ていれば
文句無しの名作になったんじゃないだろうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-03-26 03:32:41] [修正:2013-03-26 03:37:29] [このレビューのURL]

ジャンルとしては「日常漫画」と言うよりは
「ユル〜いギャグ漫画」と言った方が、個人的にはシックリ来るかな。
大笑いしたり、のめり込んだりって程ではないけれど
ちょっとした暇つぶしに読むには最適な一作かも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-26 15:58:50] [修正:2013-03-25 13:55:26] [このレビューのURL]