「ジブリ好き!」さんのページ

当時を知る漫画ファンに聞いたのですが、手塚治虫が海外へ行くとなると総理大臣並のもてなしを受けたそうですね。
今で言えば、SMAPが北京へライブしに行ったとき、人民大会堂の「重慶庁」へと招かれ国賓級の扱いをされたのと同じかなぁ。
それなのにこの漫画の描き方じゃ、手塚センセーきったないおっさんだよ!そのくせ、目がキラキラって輝いてやんの。かと思えば、すっごい形相で原稿睨んで描き出しちゃって。
基本丸山氏の「英雄も側近の目にはただの人」って言葉通りに手塚治虫を描いているのに、びっくり仰天のエピソードがやっぱり手塚治虫を偉人にしちゃってるんです。

漫画として構成や言葉回しがうまく、非常に惹きつけられるのですが、最後まで同じテンションが続くので意外とだれる気がする。
いつの間にか永井豪の話にすり替わってたときには、結構冷めちゃったんだよなぁ、別に豪先生嫌いではないんだけれども。

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[投稿:2012-01-22 02:02:05] [修正:2012-01-22 02:02:05]