「bugbug」さんのページ

総レビュー数: 518レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月22日

以前は5点を付けていたのですが、完結まで読んで高評価に変わりました。
低評価だった理由は「6」が登場し、ただのバトル漫画になってしまったから

誤解を招かないように一言含んでおきますが、
一概にバトル漫画を否定するものではありません。
しかし、この漫画の魅力は別のところにありました。
突き抜けた画風、遠慮のないコマ割り、ハチャメチャな人物描写、細かいギャグの台詞回し
そして、魔人という設定と脇を彩る魅力的なキャラクター

完結まで読むと
魔人という存在と矮小であるはずの人間の関係というテーマが見事に描かれていて、読み応えがあります。
やはり筋として絶対に必要ではないバトル展開が長く続いてしまったことが残念です。
HAL編の次くらいでXIをラスボスにして完結していれば、もっと名作になりえた。
端的にいって、23巻も続ける必要はなかった。

まぁバトルも妙な引き延ばしはなかったりするのが
ジャンプ漫画としては及第点以上の点数が付いている理由の一つ

寄生獣と若干かぶるが、アフタヌーンとかだったらすごい評価を得られただろうな思わずにはいられない作品

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-23 03:43:45] [修正:2010-02-07 13:17:20] [このレビューのURL]

少女マンガが取り立て好きなわけではないし、ファッションなんて門外漢
なぜ読もうと思い立ったのかいまだによく分かりませんが、正解だった。

もちろん、全てが全て好きなわけではありません
主人公が百貨店の花形部署でチヤホヤされるとか
少女趣味な登場人物が多かったりとか
好きになれない面もあるんですが、作品として読ませる

これが青年誌だったら、
よくあるようなファッションと人情エピソードを交えてダラダラ続きそうだが
本作は、主人公の人間関係と百貨店で働くことの困難を主題に描かれているため
普段少女マンガに免疫のない私は新鮮で非常に楽しめた

周りを幸せを願い行動する主人公に好感が持て、
善人でも悪人でもないトゲのあるキャラクターはなにより魅力的

経営不振による百貨店の経営統合など社会派な面を見せたかと思うと
経営陣がメリット・デメリットをまったく把握していないなど、
浅いなぁとは感じますが、まぁそういうタイプの漫画ではないので許容範囲

いろいろツッコミたいことはあるけど、それを補う魅力がある
端的にいって好みの漫画

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 06:40:13] [修正:2010-01-24 06:41:06] [このレビューのURL]

少女が手にしたのは大きな銃と小さな幸せ

このマンガは設定だけ聞くと、多分普通の人はドン引きしてしまう
まぁ私は間違いなくオタクなので、こんな飛び抜けた設定でも
違和感なく物語を楽しめました

基本的に数話完結ものかと思いきや、ストーリーの核があり
その輪郭が次第に浮き上がってくる
この構成は単純に見事だと思う
伏線の張り方も計算がしっかりなされていて、楽しめる

歪んだ純愛とイタリア社会の狂気(だいぶ脚色されてます)が妙にマッチしていて
好きな人にはたまらない作品だろうなと思います
私が好きなのでそう思うだけかもしれませんが

絵柄が7巻くらいから変化してきていて
徐々に大きなコマが増えてきているのが残念ですね。初期の絵柄が好きでした

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-01 20:37:04] [修正:2010-01-24 06:22:47] [このレビューのURL]

割と高得点だったので、期待して読んだんですが
期待値が高すぎたのか単純に合わないのか・・・

笑えないのはまだ我慢するとして、ちっとも萌えない
イカの擬人化と聞いてまっさきに思い浮かんだのは
某エロゲメーカーの女の子モンスターだったのですが、そちらに比べてもあんまりだぁ

ギャグに関しては個人の主観に寄るところが大きいとは思いますが、
ツッコミが弱いと思います(セリフキャラ共に)

何も考えずに読める萌えギャグって嫌いじゃないんですが、
クオリティに若干の疑問を抱かずにはいられません

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 06:18:50] [修正:2010-01-24 06:18:50] [このレビューのURL]

いろんな方向を狙いすぎていて
結局、なにが書きたかったのかいまいちよく分からないまま完結してしまった

面白くなりそうな要素は多分にあったが、
的を絞りきれないとこうなりますという漫画の典型
もうちょっと最初から重めの話で推すのが一番良かったかもしれない

絵は上手いです。それでいて独特の味がある
原作者と優秀な編集を付けてあげてください

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 05:40:29] [修正:2010-01-24 05:42:37] [このレビューのURL]

集英社の看板少女漫画家が黎明期のJSQで連載
見事に少年たちの興味を惹かず、なんとも地味な作品に
レビューが0件なのも納得

読めないほどつまらないかと言われれば、決してそんなことはないんですが
無難な作りすぎて、特にレビューで指摘したこともありません
背景が相変わらず白いくらいかな

典型的少女漫画に少々少年漫画的味付けを施しただけ
編集部の意図はよく分かるのでが、誰が得するんでしょうか。この漫画
やはりマーガレットで執筆していただいたほうが
先生も読者も集英社もみんな幸せになれると思います

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 05:26:09] [修正:2010-01-24 05:30:05] [このレビューのURL]

一度読んでみると、単純に面白い
読み返してみると、伏線や設定が緻密なことに気が付き驚かされる。
ずっと我慢して完結を待って一気読みしたが、我慢した甲斐があった

あまり細かい設定を褒めると読む楽しみを奪ってしまいそうで怖いので
些細な話は割愛しますが
設定を明かすタイミングが絶妙すぎる
早すぎず遅すぎず、少なすぎず多すぎず。これが不十分な漫画が多すぎる

個々のエピソードは安定感がなかった
面白い話はとことん面白いんだが、低調なエピソードも多い

総評として、
巻数も丁度いいし脂乗ってる漫画家の優良作品

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-24 05:14:23] [修正:2010-01-24 05:16:12] [このレビューのURL]

基本的に、作者のことがあまり好きではない
そんな私でも本作は楽しめた。

良かった点
相変わらずの独特のセリフ
展開が読めないストーリー
道徳とはなにかを真正面から問うキャラクター

悪い点
頭の良すぎる小学生
ドロドロし過ぎていて気持ちの悪い女キャラクター(多数)

前半の勢いは8点付けてもいいかなと思ったのですが、
終盤にかけて設定の粗や、強引さが目立った
惜しい作品

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 04:58:20] [修正:2010-01-24 04:58:20] [このレビューのURL]

6点 GTO

作者の持ち味が存分に発揮された作品で
今までの代表作であることは間違いないでしょう

小ネタの破壊力はありますし、キャラクターの立たせ方はやはり上手い
設定はヤンキー先生というのは、ないことはないんですが
主人公として描かれるのは少ないですし、設定を生かしたストーリー構成は見事です

昔、めちゃくちゃ楽しんで読んでいた記憶があったのですが
いざ読み返してみると、あまり楽しめなかった
中高生向けの作品だなという印象。
もちろん光るモノはあるんですが
大人が読むより高校生が読むほうが楽しめるという意味で

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 22:08:41] [修正:2010-01-24 04:53:26] [このレビューのURL]

くだらなすぎて結構笑えるんですが、
どう考えても9巻も続ける内容ではない
さっさと完結していれば、ここまで辛辣な評価にはならなかったのではないかと

画力は高いレベルだと思います
普通の絵以外にもパロディがお好きなようですが、いまいち元ネタが分からない

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 04:50:56] [修正:2010-01-24 04:51:49] [このレビューのURL]