「bugbug」さんのページ

総レビュー数: 518レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月22日

非常に有名なギャグ漫画ですので
笑えるか笑えないかでいうと、笑えます

とにかく、作者の視点が独特で
ここに目をつけるかぁっと驚かされっぱなし
もう、草刈雅夫を見るたびに、思い出し笑いしてしまいます

キャラクターの造形が不快な面もあり、嫌いな人もいるかもしれません

画力は作中でかなり上達します
というか、初期が下手すぎるだけか

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-21 06:48:39] [修正:2009-02-21 06:48:39] [このレビューのURL]

戦国時代を、文化という側面から切り取った視点は面白いです
歴史のロマンも文化的な視点を絡めることで、魅力あるものに仕上がっている
情緒の描写もド派手で、迷いを一切捨てて、喜ぶときは喜ぶ、悲しむときは悲しむ
クドくなってしまうのも御愛嬌といったところで、むしろクドさが癖になってきます

そして、最大のウリであるキャラクター
リアリティをみじんも感じられないくらい、デフォルメされた言動が多く
人を選ぶなぁと思ってしまいます
私は大好きなんですが

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-02 17:04:40] [修正:2009-02-02 17:07:39] [このレビューのURL]

絵本のようなやわらかい雰囲気を持っているのに
しっかりSFしている

ミスマッチのはずなのに意外とハマります
個々のエピソードも青春やノスタルジーに浸れるもので
しっかりと感動できるように演出されている。クオリティが高い

確実に読んで損はないと断言できる漫画

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 18:37:52] [修正:2009-02-02 02:45:45] [このレビューのURL]

前作とは打って変わって、非常にお堅い大人の恋愛漫画です

妙齢の女性(32歳)の孤独と不安が痛いくらいに伝わってきて
つい同情的に感情移入してしまい
煮え切らない主人公にイライラします
作者の術中にはまっていることを痛感します

少し進展が遅いかなと感じましたが
その進みそうで進まない展開が、ヤキモキ感の演出に一役買っているかと
全10巻と程よい巻数なので、漫画喫茶で読むには非常にお勧め

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 18:48:10] [修正:2009-02-01 18:48:10] [このレビューのURL]

キリスト教と仏教に対する一般的な知識が最低限要求されますが
普通の人は大丈夫だと思います

イエスとブッタがもつイメージのギャップを利用するネタが
一番笑えると思いますね

完全に設定に任せたギャグ漫画ですので
作者のネタが尽きないうちは、笑えるだけ笑いましょう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 03:42:41] [修正:2009-02-01 03:42:41] [このレビューのURL]

簡単に言うと、日本史の持つロマンを突き詰めた作品

日本史を作者の創作である、陸奥圓明流という小道具を用いることで
こうだったら素敵なのに。というファンタジーに落とし込んでいます
章ごとのクオリティが高く、歴史を自由自在に解釈できるファンタジーの利点を存分に生かし
そのロマンを存分に描き出しています

外伝的作品なんですが、格闘の描写は薄味で毛色は結構異なりますが
私はこちらのほうが好きです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 20:50:09] [修正:2009-01-31 20:50:09] [このレビューのURL]

山田風太郎の原作は未読なうえでのレビューになりますので
ご了承いただければ

とにかく、エンターテイメントとしての完成度が群を抜いてると思います
短い巻数できちんと悲劇の恋の結末を描写しつくし
忍法合戦もどちらに転ぶか分からない緊迫感が最後まで持続します
これは、キャラクターの掘り下げを重視するあまり、本筋を見失いがちな多くの作品とは異なり
バッタバッタと登場人物が死んでいくので、テンポが良く、作品の持つ疾走感が持続するおかげですね

かなり限界スレスレの描写が多く
エログロ好きな人は特に楽しめるのではないでしょうか
嫌悪感を煽るものではありませんので、その趣味がない人でも大丈夫です

ベタを多用する画風で
ストーリーとのマッチングがかなり良い点も
このマンガを魅力的なものにしている一因だと思います

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-30 16:20:38] [修正:2009-01-30 16:28:10] [このレビューのURL]

デスノートは心理を駆け引きに使うミステリー漫画ですが
本作は人間の心理を笑いにつなげるギャグ漫画です

登場人物のくだらない思考が赤裸々に描きだされ
一見するとすごくつまらなそうなんですが
くだらない思考に、非常に深みがあり、考えながら読めます
それでいてきちんと笑いに繋がる。驚くほかありません

前作の高校アフロ田中とは毛色が大きく異なると思います
良く化けた

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-25 03:40:07] [修正:2009-01-30 15:42:02] [このレビューのURL]

生命倫理と人間愛
この二つが本作の根底にあるテーマだと思います

人間愛はヒューマンドラマとして描きだされ
さすがは御大。無理に派手な描写をせずとも見事にテーマを浮き上がらせる
法外な料金は、物欲主義に傾倒した現代社会へのアンチテーゼとして描かれていると私は考えます

生命倫理については
今なお、しきりに議論される題目を作品の中で問いかける
例えば尊厳死については、議論の果てが見えないし
きっと画一的な答えを用意することはできないでしょう

決して多くないページの中に、一つ一つ問いかけを詰め込む
一話読むごとに、手が止まってしまいます
サクサクっと読むには最も向いてない漫画じゃないでしょうか

「どんな医学だって、生命の不思議さにはかなわん。
人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね・・・」
本間博士の名言がズシリと胸にのしかかります

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 05:15:16] [修正:2009-01-29 05:18:29] [このレビューのURL]

7点 HAPPY!

主人公に同情と好感を抱かせ
ヒールキャラはどこまでも憎々しく
サブキャラはどこか抜けていて愛らしい

お話自体は普通のスポ根で、どうということはないはずなのに
不思議と面白い
作者の漫画家としての実力が高い証拠だと思います

最終巻で得られるカタルシスは筆舌にしがたいものがあり
ある種、爆発的な感動を呼び起こします
その点が良い読後感につながっていると思います

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 19:01:54] [修正:2009-01-28 22:22:33] [このレビューのURL]