「dollbox」さんのページ
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ごぶさたです。
なんか随分仕様が変わっててビックリしました。
どのレビューも随分前に書いたのばかりなので、いまの漫画レビュー.comからズレちゃってても悪しからずですよ。
そのうち新しい評価基準で配点し直すかも?
9点以上の作品は今でも大好きなものばかり。もし気になられた方がいたら是非!

8点 ヨコハマ買い出し紀行
景色と心を優しく描いた作品です。
この作者は心象風景の描写がとても巧いです。
カフェ・アルファから見える景色の範囲は同じなのに、毎回違う表情を魅せている。
さらに、雨が降るだけの話やスクーターで移動するだけの話に心理描写を添えるだけで、ちゃんと漫画が成立してます。
この人も空間や余白で何かを表現できるタイプの漫画家さんですね。
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[投稿:2005-12-12 02:48:32] [修正:2005-12-12 02:48:32] [このレビューのURL]
8点 どうにかなる日々
エロマンガかと思いきや、蓋をあけたらいつもの志村貴子でした。
この作者さんの心理描写は無理がなくて抵抗なく引き込まれる。
レズとかホモとか、現実では縁のない人たちの気持ちにもスッと入り込めてしまいます。
だから何回読んでも飽きないし、新しい解釈ができることもある。
志村作品のなかでは一番マイナーっぽいけど、もっとも志村貴子の作家性がでている作品だと僕は思っています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-12-12 02:48:04] [修正:2005-12-12 02:48:04] [このレビューのURL]
8点 デビルマン
ありえない。加筆部分のほとんどが蛇足。
ものすごい勢いとテンションの高さを感じさせる本来の良さが、後から冷静に加えられた部分のテンションの低さによってぶち壊し。
タイムスリップの話なんて収録する意味がまったくわからん。アホか。
読むなら絶対加筆されてない単行本で。
内容のほうはねえ、なんていうか「最凶最悪」としか表現できませんよ、これ。絶対本能で描いてる。
寄生獣、ベルセルク、BASTARD、ザ・ワールド・イズ・マインなんかのエグイ部分をダダダダダダッと叩きつけられた感じ。
とにかく凄いのは、恐怖に扇動された市民がヒロインを襲うシーン。
これは戦慄としか言いようがないです。めちゃめちゃ怖い。
人間の本質を見ますよ、これは。
かなりイッちゃってる内容です。
たまにダサい、絵があまり上手くない、荒い箇所があるという欠点もあるが、あえて気にしない。ヒンズー教徒はギャグだろう。どうでもいい。
わずか5巻ですが、間違いなく名作。
買うなら絶対加筆版"以外"で!!!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-12-12 02:46:03] [修正:2005-12-12 02:46:03] [このレビューのURL]
8点 団地ともお
いつ読んでもおもしろくてつい何度も手にしてしまいます。
哀愁や人生哲学をさりげなく含めたギャグや展開があったりして、ただのギャグ漫画では終わってないところもポイント高し。
あと本編に関係ない部分の細かいネタがシュールでクスリとしてしまいます。
あずまきよひこや志村貴子あたりの作風が好きな人は是非。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-12-12 02:44:41] [修正:2005-12-12 02:44:41] [このレビューのURL]
8点 昴
「強く、儚く、果てしなく!」
まさにその通り、すべてを言い得ています。
破綻も荒れも気にならないぐらいの存在感は圧倒的。
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[投稿:2005-12-12 02:42:06] [修正:2005-12-12 02:42:06] [このレビューのURL]
8点 SUGAR
新井英樹ほど登場人物に嫌悪させる漫画家はいないのでは?
正直言うと、僕は主人公のリンが嫌いなんですね。まあ理由はこの上なく無神経でウザいからなんですけどね。
だけど、いや、だからこそこの作品は面白いのだと思います。
天才的なボクシングを見せつけられるとその凄みに圧倒され、絶対に認めたくないがあいつは天才なんだと心から思ってしてしまいます。
どんなにリンが嫌いでも才能を認めざるを得ません。
嫌いなキャラの活躍を見ておもしろいと感じるのは悔しい気もするが、やはりそれだけのパワーがある漫画です。
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[投稿:2005-12-12 02:32:38] [修正:2005-12-12 02:32:38] [このレビューのURL]
8点 逆境ナイン
「吼えろペン」でおなじみの島本和彦による、超熱血青春爆走漫画。
とにかく熱かった、熱かった。
笑えます、震えます、泣くかもしれません。
傑作!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-12-12 02:25:18] [修正:2005-12-12 02:25:18] [このレビューのURL]
8点 魔女
五十嵐大介の至高の想像力に、緻密でダイナミックな絵と洗練された言葉の説得力が加わってしまった。
圧巻のクオリティ。
マンガじゃなきゃダメなのよ、これは!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-09-25 01:15:17] [修正:2005-09-25 01:15:17] [このレビューのURL]
8点 地雷震
ひとつひとつのエピソードのクオリティが高く読みごたえがある。
犯罪者の心の闇を描写しながら物語が展開してゆくため、全体的に暗く張りつめた空気が漂っている。
作中で起こる犯罪はどれもリアリティがあり、現実事件のドキュメントかと錯覚する瞬間が何度かありました。
そして主人公である飯田響也がやたらカッコいい。
一見クールで冷徹だが、心の底には罪を憎み人を哀れむ、やるせない熱い気持ちを抱えているのだ。
犯罪なんて許せない。死ね、ヒトゴロシども。
だから銃もガンガン撃っちゃう。うん、ハードボイルド。容赦なし。
この作品を読むと生きることの意味を改めて問い詰められますね。
というか飯田に尋問されてるような感じすらします。
話の質に少々バラツキがあるのが残念。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-07-09 15:54:25] [修正:2005-07-09 15:54:25] [このレビューのURL]
7点 undercurrent
深く引き込まれる不思議な魅力があります。
感情の描写が巧く、加えて淡々として、キャラクターの抱く弱さや脆さが響きました。
でしゃばり過ぎない演出も素晴らしいです。
「本当にヒトを理解するってどういうことですか?」
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-01-09 01:44:49] [修正:2009-12-27 15:45:40] [このレビューのURL]