「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

見た目の第一印象がどっかのエロ劇画みたいで引く。
ま、しばらく読んでると慣れてはきますが、殺されるシーンはどれもグロいです。
桐山、杉村あたりがあまりにも人間離れしすぎている以外は、楽しめる。

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[投稿:2010-09-17 21:07:04] [修正:2010-09-17 21:07:04] [このレビューのURL]

7点 銭っ子

水島新司はこの他に野球漫画以外の物を描いた事があるのだろうか?
原作が花登筐である、貧乏からの成り上がりを書くと鬼だ。
何不自由なく過ごしていた兄妹が両親をなくし、親類に財産を奪われる。
まぁ、この辺の設定は漫画ではありがちだが、兄のケンはルンペンのくせに
大金持ちな銭神の指導を受けながら銭儲けの道を歩んでいく。
ホームレス最強です。騙し騙されひたすらゼニゼニゼニです。
なんというか、経済成長期を象徴するような漫画です。

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[投稿:2010-09-17 20:39:40] [修正:2010-09-17 20:40:50] [このレビューのURL]

増田剛の「御石神落とし」はコメディ・ファンタジーの要素を加えながら、明治以降に日本が取り入れてきた諸外国の習慣に疑問を投げかける作品ですが、
こちらは隔絶されたムラに踏み込んでしまった為に起きた事件と愛憎劇をシリアスに描いている。
民俗学でもタブー視されていた性の分野であるだけに、現在のモラルとのギャップに登場人物達は悩み、殺人こそ起こらないが一歩間違えれば津山三十人殺し事件のような猟奇事件になりかねない怖さがある。

どちらも赤松啓介の影響などが大きいだろうが、寺山修司も映画などでこういった土着的な世界観は得意としていたんじゃないないだろうか。100年位経たないと理解されない事かもしれない。

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[投稿:2010-09-17 14:56:59] [修正:2010-09-17 14:56:59] [このレビューのURL]

都会に引越し、受験戦争に巻き込まれる野生児哲矢。
30年以上前の漫画だけど、教育を取り巻く環境はそれほど変わってない気もする。
今はいわゆるDQNな親の方がクローズアップされる事が多いけど。
弓月光は青年誌でのお色気路線より少女漫画時代のドタバタコメディの方が面白い。

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[投稿:2010-09-17 14:25:10] [修正:2010-09-17 14:25:10] [このレビューのURL]

手塚治虫や松本零士も西部劇は描いているが、映画も含めて(とは言っても小林旭の渡り鳥シリーズ位の物だが)和製ウェスタンと言えばまずこの作品だろう。
川崎のぼるはこの作品の前に「大平原児」という西部劇を描いており、その描写力を買われ、「少年ケニア」「少年王者」などの冒険活劇で戦後の少年に夢を与えた山川惣治の作品「荒野の少年」をコミカライズした。
巨人の星で卓袱台を囲む貧乏一家の生活を描いたのと同一人物か?と思える位、川崎のぼるの絵のタッチがあっている。

ぜひとも映画やアニメでリメイクして欲しい。
黒人奴隷やインディアン迫害など人種差別に関わる問題も出てくるから、アメリカ人などは良い顔をしない人も多いだろうが。

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[投稿:2010-09-17 14:11:23] [修正:2010-09-17 14:11:23] [このレビューのURL]

知名度の割には物語などで語られる事は少ない聖徳太子。
それがいきなり超能力者やホモセクシャル(というと、ちょっと違う)という設定を付け加えて描かれた。

毎日新聞が「法隆寺が怒ってる」と捏造記事を書いたり、「ベルサイユのバラ」の池田理代子がキャラクターデザインまでまんまパクって「聖徳太子」という漫画を書いたり・・・いろいろ物議をかもしたのはインパクトの大きさ故か。

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[投稿:2010-09-17 00:37:10] [修正:2010-09-17 00:37:10] [このレビューのURL]

点数はこれですが、実はアニメより漫画の方を高く評価しています。
アニメでやると、チョーキングの音と絵が合ってない、演奏シーンになると必ず不自然なまでに手元がパンアウトされるカメラワークなどにかなりイライラしました。バンド演奏などが好きだと無意識に手元を見てしまうからだと思いますが。
(二期は観ておりません)
漫画の方は当然ながらその辺にストレスを感じずに済みます。
ただまぁ4コマであまりつっこんだ部分もありませんが。

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[投稿:2010-09-16 22:51:04] [修正:2010-09-16 22:51:04] [このレビューのURL]

先日、「学園黙示録 High School of the dead」を観て、このマンガの事を思い出した。
ある日特殊な雨が振り続け、雨にうたれた人間は人類とは異種の生命体ワーストマンとなり、周りの家族などの人間を襲う。
襲われた者もまたワーストマンとなり増殖し、また環境に適応して進化し、水生となったり羽が生えて飛行可能になったりして侵略していく。
幸い難を逃れた人達が集まり、主人公であるリーダーも次々世代交代しながら地球での生存をかけて戦っていくという話。

敵の設定は若干違えど、シチュエーションはそのまんまロメロのゾンビ映画。ちなみに「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の公開が1968年。
小室孝太郎氏は手塚治虫の弟子だったという事で絵柄もよく似ていたが、話の展開もいろいろ人間模様を盛り込んであり面白かった。

こういった漫画があったせいか、学園黙示録がゾンビ物と言っても、兵器のリアリティやお色気だけでは物足りなくなってしまう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-15 20:41:51] [修正:2010-09-15 20:41:51] [このレビューのURL]

サンスウ、カテイカ、シャカイ・・・という安直な名前の子供達だけが操れる、三日月を模した巨大ロボット。
糞虫という人間やめたような名前の忍者。
襲い掛かってくる老人たち。
で・・・古今東西、こんなエンディングの物語はないような気がするのだがどうだろう?

ラストのサンスウとカテイカのシーンが非常に印象に残っています。

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[投稿:2010-09-15 18:30:23] [修正:2010-09-15 18:30:23] [このレビューのURL]

消失編で短針銃を構えるシーンが最高です。
絵にツッコミ入れながら読むと原作とは全然違った楽しさが。
しかしカラーページになるとやたらと力が入って綺麗な絵になるんですね。

絵はそんな残念な感じですが、ラノベのコミカライズとして話の収め方は、
結構うまいんじゃないかと思う。

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[投稿:2010-09-15 18:11:53] [修正:2010-09-15 18:11:53] [このレビューのURL]