「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

漫画ではあるけど、今の時代では漫画というよりもポップアートに近い感覚だろう。
多大に稲垣足穂の影響が見られる。というよりも稲垣足穂の書く、形而上学宇宙や少年の憧憬をビジュアル化すると、回答は鴨沢祐二かたむらしげるにしか行き着かない。
ロボットとはアニメの戦闘用ロボットではなく、ブリキのおもちゃでなければならない。
月や流れ星はダンボールに銀紙を貼り付けただけのまがい物に違いない。

漫画という表現がもっと自由だった時代の宝物です。

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[投稿:2010-09-10 02:42:41] [修正:2010-09-10 02:42:41] [このレビューのURL]

宇宙を舞台にしたSF漫画としてはもはや古典作品。
それゆえ、絵やキャラクター設定も今となっては古く見えるのも否めない。
タイトルからオチまでの一貫した流れは、シンプルだけど良い。

ただし、続編はスルーしたい。

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[投稿:2010-09-10 02:08:34] [修正:2010-09-10 02:08:34] [このレビューのURL]

つのだじろうの作品ではこの第二話が最凶です。
グロです。トラウマです。
ある意味「できる事なら読みたくなかった漫画」です。

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[投稿:2010-09-08 23:01:32] [修正:2010-09-08 23:01:32] [このレビューのURL]

作者の普段の言論に関しては分けて考えるべき物であろうが、昨今の松本零士氏の著作権がらみの発言に関しては全く賛同できない事は予め断っておきたい。

小学生の頃に「宇宙の果てはどうなっているのか?」という疑問を持った人は多いと思う。
詳細はWebを検索すれば解説されているサイトなども出てくるのでそちらを参照されたい。
宇宙の果ての疑問同様に「時間はいつから始まって、最後にはどうなるのか」という事を非常にわかりやすく説明しているのがこの漫画だった。

いまだに、漫画・映画・小説などの世界でタイムパラドックスがテーマとなったSF作品が描かれる事も多い。

ミライザーバンの中で時間はリングと球という2種類のモデルで表示される。
オカルト話だが2000年にインターネット上で未来から来たジョン・タイターという人物が物議をかもした事がある。正直胡散臭いと言わざるを得ない。
しかしながら、ジョン・タイターの主張したパラレルワールドの話がこのミライザーバンで語られる時間のモデルとオーバーラップしていたのは面白い。

時間にこだわりを持つ松本零士氏らしい作品とも言える。
夢を裏切るかどうかは別として。

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[投稿:2010-09-08 05:26:39] [修正:2010-09-08 05:26:39] [このレビューのURL]

望月奈々氏の連載を一旦終え、作画をバトンタッチした経緯はよく知らない。
なぜかいきなり原作6巻から。
ラブコメではあるけど、背景となる「地球なめるなファンタジー」なアイデアは面白かったので、序盤のゼロ戦を入手して活躍するシーンがごっそりなくなっていたのは残念。

だがそれ以上に、実家に帰る事になった経緯、魅惑の妖精亭で働く事になった経緯ごっそり省かれており、そもそもストーリーとして成り立っておらず、原作やアニメなどで目立ったツンデレシーンをただ並べただけの物となっている。

ライトノベルのコミカライズに期待は禁物なのは承知だが、これはちょっと読んだ記憶をなくしてしまいたい一品。

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[投稿:2010-09-08 04:00:08] [修正:2010-09-08 04:00:08] [このレビューのURL]

連載時は他の短編と共に「ヨウスケの奇妙な世界」のシリーズだったと思いますが、氏の作品中でもこの時代の作品が話にもメリハリついていて一番好みです。
猫夫人の登場で本当にオチ考えてないのかと思ったらあの展開。
平等云々?の台詞は中々深さを感じますし、ミリオンもうまくまとめている。

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[投稿:2010-09-07 01:50:06] [修正:2010-09-07 01:50:06] [このレビューのURL]

そもそもいい年こいて現在の少年ジャンプの漫画レビューなんておかしいし、そもそも読む事自体間違ってるかもしれない。
でも、まぁ「ヒカルの碁」なんて年齢に関係なく読める名作だと思うし、漫画喫茶なんぞでこの「バクマン。」をつい手に取って読んでみたり、登場人物の薦める「いちご100%」や「To LOVEる -とらぶる-」を手にした事を誰が責められりょうか。

・・・で、結論として作者の訴える面白さのベクトル、価値観が全く理解できない。これがただ単につまらない漫画であれば文句のひとつも言いたくなる所だけど、世の中いろいろな価値観の人間がいるわけで、俺以外の価値観認めねぇなんて言われた日には、あの人誰と戦っているんだろ?いやいや腫れ物には触れないでおこうという事になる。
すみません、あえてレビューを書いてみたのは気の迷いです。

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[投稿:2010-09-07 01:15:08] [修正:2010-09-07 01:16:37] [このレビューのURL]

この手の漫画や映画で定番といえばTレックスやトリケラトプスといった類だけど、敢えてそういったメジャーな恐竜を避けた所が面白い。
ただ過剰に無理矢理なアングルで見えるパンツが、取り合えず少年誌はパンツ描いておけば人気が取れるという意図が見え見えで残念。

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[投稿:2010-09-06 22:34:29] [修正:2010-09-06 22:34:29] [このレビューのURL]

6点 FAIRY TAIL

少年誌はほとんど読んでいなかったせいかワンピース云々に関係なく普通に楽しめました。
エドラス編に入って以降は「ルーシィしか魔法が使えない」「シャルルとハッピーは使命を帯びていた」などの理由が殆ど一言で片付けられていて、なかった事にされる設定が目立ってきているのが残念。

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[投稿:2010-09-06 22:09:31] [修正:2010-09-06 22:09:31] [このレビューのURL]

ロメロのゾンビ映画のノリを漫画で直球勝負しかけた物は意外と少なく、面白いと思う。
ただ露骨に「このキャラクターは主要キャラなので助ける」「このキャラはモブなので見殺しにしてよい」といった作者側の都合が見えてしまい、登場人物の主張や行動に一貫性が見られないのが残念。

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[投稿:2010-09-06 21:46:53] [修正:2010-09-06 21:46:53] [このレビューのURL]