「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

5点 咲-Saki-

麻雀も言えばゲームの一種だけど、どうしてもギャンブル性が高く、一般には受け入れられにくい。
今までは片山まさゆきなどが精一杯だったんじゃないかな。
そんな現状で発想の転換をしてみせた所が、この漫画で最大に評価できる部分だし、それ以上を求めている人もいないと思う。

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[投稿:2010-09-18 22:07:57] [修正:2010-09-18 22:07:57] [このレビューのURL]

よく続いたなというか、もちろん美術品としてのネタはいくらでもあるだろうけど、これだけ広範囲なジャンルにわたっての下調べは半端じゃないと思う。
まぁブラックジャック的なのはご愛嬌。

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[投稿:2010-09-18 21:31:14] [修正:2010-09-18 21:31:14] [このレビューのURL]

8点 信長

織田信長が主役の物語もいくつかあるが、かなり史実に忠実な部類だと思う。
観音寺城の戦いあたりで、これはフィクションですよ?といった部分はあるけど。
もちろん明智光秀の謀反の理由なんて本当の所はわからない訳だが、
取り合えず織田信長の漫画ではお奨めの一冊。

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[投稿:2010-09-18 20:42:56] [修正:2010-09-18 20:42:56] [このレビューのURL]

設定と序盤の頃は面白いけど、江葉都がらみ、三上&鳴海がらみなどから
とことん中途半端になってしまった印象を受ける。
ミナチン、下山さんあたりの島の離れ方もご都合主義な展開に思える。

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[投稿:2010-09-18 20:23:43] [修正:2010-09-18 20:23:43] [このレビューのURL]

鬱病を患うようになってからの玉吉さんの漫画はキツイ・・・。
こういう漫画をもっと描き続けて欲しかった。

しかしまぁ、この父さんは息子に嫌がらせする事に体張ってますね。
ある意味バカボンのパパに並ぶお父さん。

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[投稿:2010-09-18 16:03:41] [修正:2010-09-18 16:03:41] [このレビューのURL]

初代の映画は原作無視の意味不明な映画になってしまった。
角川だ。実に角川映画だ。
漫画の方は半村良の原作に忠実にラストまで描かれている。
絵が望月三起也に似てるなと思ったら元アシスタントさんでした。

この作品ほど2番煎じ、3番煎じと、設定を真似て作られた物が多い物も珍しいのではなかろうか。
ただ舞台が歴史の一番おいしい所をかっさらっているので、後発は決してたどり着けない金字塔となっている。

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[投稿:2010-09-18 11:59:07] [修正:2010-09-18 11:59:07] [このレビューのURL]

バイクアクションにあまり興味がなかったせいか、ワイルド7よりこちらの方が好きだった。探偵と言うよりは諜報員かスパイ。
自転車を分解してパーツを組みなおすとボウガンなどの武器になったり、後半では赤外線が見えるゴーグルやユニフォームまで出来て、さすがに今はこっぱずかしい内容だけど、小学生の頃ってあぁいう話、好きだったよなぁ。

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[投稿:2010-09-18 11:42:50] [修正:2010-09-18 11:42:50] [このレビューのURL]

「火垂るの墓」も収録されていますが、取り合えずジブリ映画の事は忘れましょう。別物と割り切れる人はもちろん問題ありません。
野坂昭如の小説の漫画化です。

西岸良平の「三丁目の夕日」あたりは美化された昭和ノスタルジーの世界ですが、
滝田ゆうあたりになると本当に侘びしい。
好き嫌いは分かれるが、これもまた火垂るの墓であり、戦後の日本なのだろう。
点数は作品の評価ではなく、好みの問題だけです。

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[投稿:2010-09-18 10:06:41] [修正:2010-09-18 10:06:41] [このレビューのURL]

10点 半神

この時代の萩尾望都は「メッシュ」を中心に描いていたが、
自分はむしろこの表題作の「半神」や、短編集「訪問者」に収められている「城」といった短編の完成度の高さが素晴らしいと思う。
いずれも少ないページ数ながら、表現したい事が簡潔に伝わってくる。
話自体もストレートなので誰にでも勧められる逸品ではないだろうか。

今まで特別に萩尾望都が好きだった訳ではないが、いくつかレビューを書いてみるとこの辺の作品は減点のしようがないのが困る。

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[投稿:2010-09-18 08:58:33] [修正:2010-09-18 08:58:33] [このレビューのURL]

詩人ジャン・コクトーの名作小説を萩尾望都が漫画化。
コクトーは詩も良いが、絵を描けばピカソも褒める位うまかったし、「詩人の血」「オルフェ」なんて映画も残している。
ちなみに原作の「恐るべき子供たち」は1950年にジャン=ピエール・メルヴィルにより映画化されている。

憧れのダルジュロスに石の入った雪玉をぶつけられ倒れるポール。
姉弟二人の世界を壊されたくないエリザベート。毒薬ごっこの決着をつけなければならなかった。
それにしてもポールが夢の中でエビに襲われるシーンなどは、この漫画のためにコクトーが書いたのではないかと思える位に妙にマッチしている。
原作が別にもかかわらず、実に萩尾望都らしい漫画になっている。

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[投稿:2010-09-18 08:32:59] [修正:2010-09-18 08:32:59] [このレビューのURL]