「blackbird」さんのページ

総レビュー数: 185レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年03月31日

7点 手紙

「手紙」、あんなやりとりができたら楽しいだろうなあ、確かに
文通を続けてしまいたくなる!

おばさんが自分の親だったら・・・と言った時の、おばさんのセリフ。
何気なく、とっても軽やかに行っている言っているけど、
親なら誰でもそんな事を言われたら悲しいということを
うまく伝えてましたね。

なかなか別れる決断ができなかった「ソラミミハミング」。
切ない決断だったけど、振り絞った勇気、何より相手を
好きになってよかったと思えた気持ち。
もうこの子の気持ちは大丈夫!と、ほっとするエンディング。

「河を渡る、きみと歩く」。
話自体はありがちだけど、そこをうまく「ぽんたろう」が
橋渡ししている。
きゅんと来る話も、時折笑いも交えて、まさに谷川ワールド。
暖かい気持ちになります。

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[投稿:2011-06-23 09:58:47] [修正:2011-06-23 09:58:47] [このレビューのURL]

昔沢山遊んでもらった従妹を、ずっと慕う勇魚(いさな)。
一方の従妹・鶴ちゃんは、妹の存在と言い切る。

王道だー!

まあ、アパートに年頃の男の子ばかり残すという
お茶目なことをしちゃう親はシチュエーション的に
あり得ないですが・・・それはそれとして。

亀くん。いいヤツすぎでしょ。
鶴ちゃん。ニブすぎ。

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[投稿:2011-06-22 14:38:06] [修正:2011-06-22 14:38:06] [このレビューのURL]

懐かしい。懐かしさが恥ずかしい。
思い切り入り込んで読んでた頃の自分が恥ずかしい。
恥ずかしすぎるから6点。当時だったら8点位つけたかな?

なんだってあの二、三頭身のキャラ達にあんなに
入り込んでいたのか・・・
いや、やっぱりそういう時代って必要だなとも思ったり。

クラスの男女別メンバー一覧表とかクラス中の相関図とか
あったように思いますが、幾らなんでもこんな恋愛ばっか
してないだろ?!すごすぎる・・・

それにしてもこの漫画をあんなに読んでも、
星座の話はどうも苦手だったのが我ながら不思議。

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[投稿:2011-06-22 14:27:42] [修正:2011-06-22 14:27:42] [このレビューのURL]

華やかな佐伯かよのワールド全開の、壮大な女の大河ドラマ。
女は黙って男の後をついていく時代、自分の力を信じ、運命を切り開いていくパワーの持ち主・瞳子の行動力には驚かされる。
同じく驚異的な女のパワー全開の和音は、小気味よい存在。後半になるにつれ、存在感も増す。

戦中・戦後・高度成長期・オイルショックなど、昭和史を読んでいくよう。
きっとあの企業の話、とか、ああいう私鉄を買収して東京の街を作っていったんだなとか、昭和史を追っていけるので、面白いです。

その中で、複雑な人間関係となった家族それぞれの思いや苦しみが、様々に描かれる。成功を収めたか瞳子も、相当な苦悩をしょって生きてきた。
色々ありますが、よくぞここまでまとめたなと思う大作です。


昇吾が途中でいなくなってしまったのはちょっと驚きましたね。

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[投稿:2011-04-15 22:46:10] [修正:2011-06-18 15:16:14] [このレビューのURL]

食べ物を扱うバイヤーが、いくらなんでもそんな知識も無いわけがない、というような設定。
食べ物うんちくは若干、女版「美味しんぼ」っぽくもあるが、それほど説教臭くはないのが助かる。
トラブルが起こっても何だかみんなで頑張ってうまくいくという、ストーリーとしては何がどうだという事もない。

トラウマのある榎木田との恋愛も、一進一退。
素直でないというのもほどがあるだろうという、もどかしさ一杯。
絵柄も少女マンガというほどではないので、気軽に読めます。

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[投稿:2011-04-15 22:34:33] [修正:2011-06-18 15:06:57] [このレビューのURL]

音速の世界に生きる男たちが格好良かったです。

女性の目から見ると、確かに危険な世界だからやめてほしいと思いつつ、そこに生きる男たちが恰好良くて・・・・。
思い切り情を表に出す神田、クールに決めつつも青く炎を燃やす栗原。
最高の組み合わせでした。

後半に、話も絵も粗くなるので1点マイナス。
柔らかくなった栗ちゃんもいいんだけど、やっぱりもう少しクールにいてほしかったなあ。

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[投稿:2011-05-16 16:56:28] [修正:2011-06-18 14:56:16] [このレビューのURL]

6点 座敷女

あの絵が怖い。

怖い、怖い言いながら読みました。

昔々の都市伝説がヒントなのか、ストーカーのオチを都市伝説にしたのか、
どちらにしても、怖かったです。

やっぱり怖いのって生きてる人間だなあと思います。

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[投稿:2011-06-18 14:51:53] [修正:2011-06-18 14:51:53] [このレビューのURL]

男の子に人気が高く、力のあふれる作品ですが、
やはりあまりに非現実的・超人的で引いちゃいました。
どんどん強くなりすぎでしょう・・・
戦い漫画みたいで、正直、ちょっと白けたというか。

命を助けるとかは好きなテーマなんですが、
最後のインドネシア遠征の話は、あんまりな設定。

もう少し現実にありそうな場面で、劇的な救出劇を
描いてほしかったなと思いました。

多感な少年時代に読むと、勇気が湧いてくるかも。

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[投稿:2011-06-18 07:21:40] [修正:2011-06-18 07:21:40] [このレビューのURL]

6点 長い道

不思議な、不思議な夫婦の物語。
背景がさっぱりわからないし、こんなどうしようもない男に、
何で親の言いなりになって嫁いでくるのかもわかんない。

男女の機微ってのはそんなものでしょうか・・
いや、かなり特殊な感じがしますね。

何か起こりそう、何かぐっと展開しそうになったところで、
ひゅっとかわされちゃうような連続。
この空気や絶妙な間合いがいい、嫌されるという人と、
合わない人とが、はっきり分かれちゃいそうです。
何だろうか、雰囲気を味わう漫画というのかな。

背景とか、情景とかのタッチは好きですね。
のどかな気分に浸れます。

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[投稿:2011-06-18 07:03:59] [修正:2011-06-18 07:03:59] [このレビューのURL]

幼少の頃に夢中になりました。
今では当たり前にF1で日本人が活躍する時代ですが、
当時では考えられないですね。

せいぜいスーパーカーブームに便乗した漫画程度かと思いそうですが、
ただのカーアクションではなく、輸血問題が常につきまとう、
人間くさくヒューマニズムあふれた話なので、当時の少年たち
(私は女でしたが)さらにぐっと心をつかまれたのだと思います。

実名の有名ドライバーが多く出てくるところに、ケン・アカバ。
ボンベイブラッドという、稀少の血液を持ちながら、
生死すれすれの世界に生きるケンに、いつでも輸血が出来るような
体制を整えられている。
なんてスリリングでしょう!

非現実的な話といえばそうなんだけど、ドライバーが公道を
血液リレーをしてドライバー仲間を助けるなんて、
本当にドキドキしてかなり引き込まれました。

絵もきれいだし、スピード感もバッチリ。
後になって、「ああ、そういえばあれも村上もとかだった!」と
やはりその構成や画力に納得したものです。

そう、やはり画力はすごいですね!

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[投稿:2011-06-18 06:58:36] [修正:2011-06-18 06:58:36] [このレビューのURL]