「パンダマン」さんのページ

総レビュー数: 134レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年11月22日

 広大な宇宙と向き合うために、それぞれの姿勢で立ち向かう姿が描かれているSFマンガ

 読者の目を広大な宇宙に向けさせて、自分と対話させようとする話の数々はかなり練り込まれていた
 舞台は未来の宇宙でも、内容はチャリンコで坂を全力疾走で転げ落ちてるような漫画だった
 作者の幸村誠は反骨精神剥き出しな、ロックンローラーのようなやつだ
 漫画で全人類を幸せにしてやるっことを大真面目に考えてる大馬鹿野郎だ
 でも、そういう大馬鹿野郎は大好きだ
 どっちかっていうと、オレよりも年上の中年達のほうが、この10代の頃の熱病みたいなのに感化されるような漫画だと思う
 一般向けそうで、この漫画は年上向けなのかも

 人は苦痛を知らねば、幸福を知ることもできないとなんかで読んだ
 どん底中のどん底を知らないで生きていこうとするほど、幸福は遠ざかる矛盾のなかに人間はある
 でも、どうなんだ
 どん底知らないと伝わらないのか
 まぁ、愛があふれて愛マヒ中毒になってる日本で、今更愛なんて叫ぶなよっていう気もするが、漫画界で大真面目に叫んでるヤツがいても許される位の世の中ではあって欲しいね、ほんと

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-28 03:33:51] [修正:2006-11-28 03:33:51] [このレビューのURL]

典型的なサバイバルものにミステリー要素を加えた良作
ゲームの初代バイオハザードの怖さを半分くらいにして、ミステリー要素を加えたといったほうがわかりやすい人にはわかりやすいかなぁ

 でも、まっとうなミステリーの読み方をせずに先読みしないで、張られた伏線に踊らされまくったほうが楽しめると思う

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 03:14:08] [修正:2006-11-27 03:14:08] [このレビューのURL]

 すごいまっすぐな正当派スポーツ漫画
いや、なんつーか、色々な漫画や、本や映画見てきたオレには、このまっすぐ過ぎる漫画を素直におもしれーって思えない自分は、汚れちまったのか、オヤッサンっていいたくなるな、ほんと

 アメフト好きもたたって、対戦相手がポジション説明の為に用意されてんじゃんとか、そういう見方しかなんかできない自分は、あれなんかぁ、あれだよなぁ、な気分になるな

 いやー、絵うまいしスピード感あるしアメフト知らなかった人にはおすすめっすよ、なーんて今更いっても、なんつーか説得力ないよなぁー、オイ

 すげーグダグダなレビューだなー、オイ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 02:41:06] [修正:2006-11-27 02:41:06] [このレビューのURL]

連載開始当時はファンタジーの先導して活躍したんだけど、連載中止、休載でどんどん時代のノリに遅れてしまっている
 それを埋める為、風呂敷をドンドン広げすぎて、作者の力量では収集がつかなくなっている
 まだ、まともに連載していた14巻くらいまでは勢いがあって面白いと思う
 もう名作というより迷作に足をつっこんでいるので、さっさと終わらせて次の連載をしたほうが良さそう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 01:58:04] [修正:2006-11-27 01:58:04] [このレビューのURL]

 これ読んでると色々考えるね。それだけこれが良作だって事だろね。

 主人公が住んでる時代、場所なんかの体験記なんだけど、現在との文化や価値観の違いが面白い
 また主人公がミギーなみに客観的なんで、主人公の世界を浮き彫りにしてくれるんだよね。
 あとすごい作者が親切。一番最初に主人公が「差別的発言でしょ」とさりげなく差別に意識を向けさせる会話をしてたり、そういう場面が結構多い。この時代に差別的発言なんて考えがあったのか微妙だけど非常に効果的。わかりやすく読みやすい。
 時代やちょい役の人物なんかも掘り下げていて、深みがある。結構すんなり世界に入っていけた

 まだ本番のアレクサンドロス大王が出てきてないんだけど、この面白さ。期待しちゃうよなぁ
主人公は本の虫だし、あのアレクサンドリア図書館も出てくるかもしれないよなぁ。ってか作っちゃうのかなぁ
 まだまだ面白くなりそう。期待しちゃっていいんだよね、ってかしちゃうよ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 01:17:26] [修正:2006-11-27 01:17:26] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

何度読んでも奮える感動がある

ダンクができる高校生がそんなにいるわけないって?
こんなのリアルな高校バスケットじゃないって?

そんなこたぁ二の次だぁ
思いと思い、技と技、そして最後は気迫のぶつかりあい。それがスポーツ漫画の華だろう
それを見せつけられた漫画だ

話を支えてると思うのが、安西先生の存在
「諦めたらそこで終わりですよ」の台詞は安西先生がいうからすごい重みがある

読む度になぜかバスケがやりたくなる気分になってしまうほどバスケ愛に満ちた作品

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 01:05:33] [修正:2006-11-27 01:05:33] [このレビューのURL]

 突き進めば本物になるという生き方が素晴らしい、なんちゃって侍がすべての価値観を変えていく漫画

 愛と偏見につまった侍英才教育された、なんちゃって侍の道士郎が段々と侍にみえてくるのね。道も突き進んじゃえば本物になるみたいな生き方が笑えるし、素直に感動した。
 殿や早乙女(前島)、エリタンもそれぞれ自分の生き方を貫いていく過程でどんどん本物に近づいていく。例え偽物だろうと貫いちゃえば本物なんだね。実感した
 そういう姿は、真剣だからこそ読者には滑稽だけど、同時に凄い登場人物に愛着が湧いて好きになっちゃうんだよね

 いやー笑った笑った。満足満足

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 00:59:28] [修正:2006-11-27 00:59:28] [このレビューのURL]

8点 GANTZ

 もうひたすらに淡々としているのです
 普通の日常から始まって、突然の死。ありえない敵。なぜか戦闘。とありえない現状が続くんです。そこも淡々としてるんです

 淡々と進むからありえないバトルの連続がすごい現実として伝わってくるんです
 リアルな絵柄の戦いは、内臓でるは、潰されるはのグロいシーンの連続なんです。でも、そこも淡々としていてるんです。かえって現実なんだと思わせるんです

 それほどまでに淡々として見えるのはひたすらなまでに作者の主観を消しているからだと思います
 主観が入ってるのはタイトルのおっぱい姉ちゃん達だけだ…たぶん…

 スピードと迫力のある戦いが日常でひたすらに続けられる意欲作

 大分風呂敷を広げてきちゃったけど、うまくまとめてくれる事を期待

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-27 00:37:10] [修正:2006-11-27 00:37:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 高い次元の駆け引きという風に演出しているところがすごくうまい。
 おかげで、すっごく説明口調でテンポダウンしそうなところを、逆に話の巧みさでアップテンポに変えてしまい、やたらと緊張感がある場面が続くので、勘弁してってほど手に汗握ってしまった
 ゴンとキルアの関係も丁寧に作り込まれてて、ますます話に入ってしまう

 この話の練り込み具合とついでにアシスタントいないらしいので、週刊連載は無理なのは納得してしまう。とりあえず話のクオリティーを下げずに突き進んで欲しいです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-26 06:51:35] [修正:2006-11-26 06:51:35] [このレビューのURL]

 のだめの変な奇声がくせになる
 のだめの本能的な行動が笑える
 そして、のだめにひっかき回されながら、なぜか前に進むきっかけとなる千秋を生暖かい目で見守る自分がいた

 テンポの良い会話にどんどんはまっていく自分に気付いたらもう変態の森に足をつっこんでしまった証拠
 抜けられないのだ
 変人ワールドを突き進むしかないのだ

 笑いつつ盛り上がる展開が、お堅いと思っていたクラシック音楽の世界を心地よい世界に変えてくた怪作

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-26 06:36:04] [修正:2006-11-26 06:36:04] [このレビューのURL]