「ごまあぶら」さんのページ

総レビュー数: 411レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月20日

浅野いにお作品で一番好きになりました。
映画的というよりは演劇的な作品です。

どのシーンを見ていてもわくわくしましたし、サブカル的なオカルトで見てられない人も多いと思いますが好きな人にはたまらないという感じです。

この漫画に納得は必要なく、理解も必要なく、容認だけが必要なのだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-26 13:48:15] [修正:2006-10-26 13:48:15] [このレビューのURL]

8点 RIN

シュガーと変わった点は特には見当たりません。
と思ったら、結構違う点が。
正確にはシュガー後半から変わってきたことですが、石川凛の視点を少なくしていって、周りの人の視点から凛を見るようになって行っているのです。
凛に感情移入させずに、見ている人の方に移入させるようにしているのでしょうか。
直接凛に行かないことで神格化させて、届かないキャラに持っていこうという手法でしょうかね。
ヒールに徹底させすぎているところに好感を持ちました。
キーチの神格化が少し失敗くさくなってきてる中、こっちは最強キャラにしてしまった気がします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-29 14:15:15] [修正:2006-06-29 14:15:15] [このレビューのURL]

8点 青い花

この作者が裏切ってくれるはずがありません。
今回のお話はなんかしっかりとストーリー展開作ってるなあと少し驚きました。
いつもなら次の回で「全て裏切って遠くへ旅立ちました」をいつしてもおかしくないような状態だったんで。
「しがらみ」をテーマに持ってきたような気もします。
こだわって、帰依して。
それぞれのキャラクターがあくまで個を主張していて、見ていて気持ちいいです。
でも、個人的には、ほんと個人的にはですけど、
「あ、もういいや」
とすぐ思ってしまう志村ブランドのキャラクターたちに愛着が強いんで、なげないかなあとひそかに思っていたりもして。

と、妙に漫画系ニュースサイトでこの漫画を取り上げられているのを見て、なんか不思議な気分。
志村貴子さんってそんなみんなにお勧めするような人だったっけ?と半笑い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-09 04:53:05] [修正:2006-01-09 04:53:05] [このレビューのURL]

8点 長い道

心に染み渡るあったかさ。
基本的に3p〜6pの超短編集。
でも、一話一話がしっかり作られていてとても好印象。
いつまでも読んでいたいという欲求をページ数が少なくなるにつれ思いました。
道はいい妻です。理想的な妻です。やさしく、抱擁し、暖かくしてくれます。
荘介さんはダメな夫です。定職に着かず、女房を質に入れたり、女の尻追いかけたり男の風上にも置けません。
しかし、この二人だからこそこの空気を出せたのでしょう。
この二人をいつまでも見ていたい。祝福したい。
なぜか胸が苦しくなりました。
暖かな季節になります。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-12-10 18:48:03] [修正:2005-12-10 18:48:03] [このレビューのURL]

探しに探して見つけた場所は古本屋ではなく普通の本屋。
しかも、平成13年の出版。
何時まで売れ残ってるんだか。
まあ、手に入れました。
ひまなし、金なしなのに、手に入れて・・・。
眠るの止めて読み明かしましたよ。
極度の疲労よりも早くページをめくりたいと頭が急かすんです。
体に勝った瞬間です。
いやー、よかった、よかった。
五巻が待ち遠しい、てか来い!
純愛にして偏愛。
そんな恋愛してー。
気持ち負けてるもん。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-20 15:24:15] [修正:2005-06-20 15:24:15] [このレビューのURL]

8点 銀と金

[ネタバレあり]

福本作品で一番好き。
話が大きくなりすぎることもあるけど、破綻なく閉める。
破綻をなくすために主人公をリタイアさせることも・・・。
それはすごいですよ。
他の人の狂気についていけず、もう無理と悟る森田。
そして作者。
ああ、ああああああああ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-20 14:57:42] [修正:2005-06-20 14:57:42] [このレビューのURL]

漫画としては堅い部類に入ってしまい、読むのに躊躇してしまうかもしれません。
しかし、私はここまでスケールの大きな話は見たことありません。
最初はただの学生の話だったのに気付けば「世界」のはなしまでいっているじゃあないですか。
現実に存在していた(であろう)人たちも大勢出てきますし、その人物の使い方もうまいものです。蒋介石などもちゃっかり使うあたりもすごいですし、作者の眼の付け所が、五箇所くらいあるんじゃないかとおもいます。
ストーリーが大きすぎて、しかも伏線消化上手。消していくかのよう。
漫画としてではなく、話としては好き嫌いはおいておけばとてつもない評価を与えてもいいのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-10 00:11:12] [修正:2005-05-10 00:11:12] [このレビューのURL]

読み返してみて評価が変わりました。
これは胸に来る漫画です。
痛みの意味が違います。
一般人の一般的な痛みです。
それはもしかしたら自分だったかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-01 02:29:48] [修正:2005-05-01 02:29:48] [このレビューのURL]

高校生だった当時、衝撃作でした。
サークル荒らしのユキがすさまじい人格で、実際にこういう人いそうだなーと恐怖でした。
中だるみしなかったら良かったのにな。
でも、すごく好きな作の一つです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-30 05:27:18] [修正:2005-04-30 05:27:18] [このレビューのURL]

心理描写がはっきりとしていて良かった。
ありえないだろう心理を見事に現してあって、ドキンとなる。
ここでは語りきれないくらい。
この作も賛否両論が多い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-27 23:57:35] [修正:2005-04-27 23:57:35] [このレビューのURL]