「torinokid」さんのページ

総レビュー数: 468レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年11月22日

いわゆる「食の常識」ってものは
多かれ少なかれ誰しもが「自分がスタンダード」って
思ってるのではなかろうか?

その部分についてバカバカしいほど真面目に切り込んだマンガ。
やれ目玉焼きの黄身がどうしたとか、焼き鳥の串を外すかとか
とんかつのキャベツをいつ食うかとか、コンビニおにぎりの食い方とか…

ぶっちゃけ「どうでもいい」ってネタばっかりなんですけどね。

自分と違う食べ方をする他人に対して
いちいちカルチャーショックを受ける主人公が鬱陶しいけど笑わせる。

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[投稿:2014-05-25 12:24:22] [修正:2014-05-25 12:24:22] [このレビューのURL]

10点 大正野郎

山田氏の初連載物。
大正文化かぶれの大学生が主人公。
目標は芥川龍之介、タバコはゴールデンバットか煙管。

いやー面白いですよ、これ。かなり笑えます。
万人受けするとは思えないけど、個人的なツボにはピッタリ。

「ずたずた」とか「そすそす」とか山田氏オリジナルの変な擬音は当時から健在。
しかしながら、まあ絵が粗っぽいこと。味がある絵ではあるが。

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[投稿:2011-01-11 19:03:17] [修正:2014-02-09 15:11:53] [このレビューのURL]

良作。面白いです。
女性誌で落語マンガとはなかなかに大胆な。
八雲回想編は秀逸。まさに頁を捲る手が止まらんって感じ。

ただし八雲回想編があまりに面白くて
相対的に導入から序盤が「軽く」思えてきてしまったのは
作品のバランスとしてちょっと気になるところ。

読み進めているうちに主人公のはずだった与太郎のことが
忘却の彼方に消えてしまいそうになっています。

まあ雲田さんのことだから最終的には上手に纏めるんでしょうけど。
早く続きが読みたいマンガです。

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[投稿:2014-01-18 09:20:49] [修正:2014-01-18 09:20:49] [このレビューのURL]

名作。非常に面白い。
やはり長編村上作品群は基本的にハズレなしですね。

剣道マンガって枠で最高峰なのは言うまでもないが、
スポーツマンガ全体でみても名作の一つと言って良いのでは。

しかし高校生が剣道のために「山籠もり」とか「全国武者修行」って
作品発表当時はなんの違和感もなかったけれど
よくよく考えてみるとすごい展開だよなあと、今になって思う。

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[投稿:2014-01-10 09:07:56] [修正:2014-01-11 17:31:12] [このレビューのURL]

設定自体は面白いと思う。話題作なのも納得。
なんとなくストーリーがパターン化してるような気がしないでもないが。

「タイムリミット」へ向かう展開とラストの描き方次第で
作品の評価は大いに変わりそうな感じ。

「ビッチ先生」のくだりはちょっとウケた。

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[投稿:2014-01-04 13:55:52] [修正:2014-01-04 13:56:43] [このレビューのURL]

SF小説の名作「星を継ぐもの」の漫画化。

原作が原作だけに、下手をうつと酷評の嵐にもなりかねない中、
ちゃんと面白い作品に仕上げているあたりはさすが星野氏。

とくに異星生物の描写は秀逸。妙に説得力がある。
この辺りは星野氏の真骨頂ですな。

「とりあえず原作は置いといて」って感じで読んだほうが
ストレスなく楽しめるかもしれない。

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[投稿:2011-12-20 09:27:15] [修正:2014-01-04 11:39:18] [このレビューのURL]

泉昌之氏の初期短編集。

所収された「夜行」と「最後の晩餐」は秀逸。
とくに「夜行」は現在の泉作品群のルーツとも言うべき伝説的名作です。

ただし他の作品は・・・・、
マイナー臭が強すぎて正直言ってイマイチ。

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[投稿:2012-02-24 22:13:19] [修正:2013-12-28 17:22:19] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作者はほんとに巧いですね。
とても面白かったです。

舞台は19世紀末のパリ。
かの有名な画家ゴッホと弟のテオドルスのお話なんだけど
主役は弟のテオドルスのほう。

導入から展開からラストに至るまで、お見事としか言いようがない。
とくにフィンセント死後の展開については
完全に意表を突かれました。勿論良い意味で。

おすすめです。

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[投稿:2013-12-25 09:03:28] [修正:2013-12-26 08:43:06] [このレビューのURL]

オタク取り込みを狙った過疎温泉地復活プロジェクトとは
なかなか興味深い着眼点ですな。
実際に「オタクで町おこし」的なことやってる自治体もあるみたいだし。

最早失うものもない末期的な状況になってる某温泉地とかで
実行してみて欲しいなあ、こんな企画。

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[投稿:2012-02-24 22:11:05] [修正:2013-12-25 08:37:19] [このレビューのURL]

面白いというよりは非常に恐ろしい作品。

保存状態の良い大脳ならば
その記憶を映像として見ることができるという設定は恐ろしすぎる。
自分の身で考えた日にゃあ、ホントにたまったもんじゃないですわ。

内容的には関係ないけど、清水氏はあんなに絵が上手いのに、
なんで白骨死体を描くのが下手なんだろう(温室内のあのコマね)。
大事な場面なのに、なんか力が抜けてしまった。

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[投稿:2011-02-25 20:32:30] [修正:2013-11-26 15:15:45] [このレビューのURL]