「cre」さんのページ

総レビュー数: 89レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年07月02日

[ネタバレあり]

黄金時代(3〜14巻)には300点くらい上げたい。

その後若干ペースが落ち、ここいらなくね?と思う話もあるが、作者の気合の入った作画を見ると、そんなものは遥か彼方。読んでいるとこっちも気合が入るので、やっぱいるかな?と無理やり納得してしまう。

この人の不定期連載は他のダラけた不定期と違い、本当に納得のいくものを送りたいがための不定期だと思わせる。そのくらい気合が入っている。

割と最近出てきた魔法の要素は賛否両論あるようだが、個人的には大賛成。ガッツたち直接攻撃系が時間を稼いで、シールケの魔法で一掃というやりかたは、この作品に新しい風を吹き込んだと思う。

あの絵が駄目だとか、重すぎると拒否する人も多いが、そういうのが平気な人には是非勧めたい。気合を入れて読むべし!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-11 17:44:02] [修正:2007-11-11 17:44:02] [このレビューのURL]

個人的に最も笑える漫画。
この笑いに10点以外はありえない。

1〜4、5巻くらいまでは古臭さがただよい、何だかなぁという展開が続くが、それ以降爆発的に面白くなる。特に10巻台中盤からは神がかり的に面白くなり、そのテンションがラストまで続く。と、書いているとギャクばかりのようだが、基本的には不良漫画なので、長いイベントでは喧嘩が主軸になっている。それらのイベントでは感動的な場面もちらほら。

ギャグパートでは物語序盤で登場した中心的なキャラたち(三橋、伊藤、今井、谷川、理子あたり)が、それぞれの場面で見事に個々の役割を演じ、飽きさせない。また、シリアスパートでも彼らやサブキャラ、敵キャラたちがよく立っており、物語の流れに沿って上手く動いてくれる。

問題を一つ挙げるとしたら、キャラを描き分ける力が劣っている。例えば、読み慣れなれていないと良くんと高崎の区別がすぐにつきづらいのと、よく出てくる子以外は女の子が全員同じに見える。ってか、同じ。ただ、漫画自体の面白さには関係ないので減点対象にはしなかった。

人生で初めて窒息しそうになるほど笑った。
そして、今後これほど笑える漫画に出会うことはないだろうと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-02 16:41:25] [修正:2007-07-28 05:54:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

人生で一番初めに読み、一番多く読み返した漫画。
なにせ、生まれるはるか前から家の本棚にあったから。

うちの父さんは基本的に漫画嫌いなのだが、何故かエイトマンと手塚治虫作品だけは結構な数を所有していた。その中でも特に俺の子供心に響き、今でも思い出すだけで感動がこみ上げてくる作品が、このジャングル大帝。

当時、いきなり主人公レオの父親パンジャが死んだ時は、ええっ、イキナリ死んじゃうのか・・・と、今なら演出と理解できることが、子供心に酷く悲しかったのを覚えている。

その後、ジャングルを開発しようとやってくる白人たちや現地の黒人たちと反目しながらも、人間と心通わせ、人間の言葉まで話せるほどに人間を愛したレオ。初めてしゃべったシーンなんかは本当に心を打ってくれる。

ラスト(と言っても父さんの所有していた単行本のラスト)のムーン山への挑戦で感動は最高潮に達する。伝説に謳われるムーン山、その自然とそれを制覇しようとする人間との戦い。人間を愛する故、人間の側についたレオや人間たちを容赦なく襲う自然の驚異。

その驚異に人間が抗う術もなく、一人また一人と去っていく。猛吹雪の前になす術もなく、ひげおやじとレオ二人になってしまう。最後には自分の毛皮と肉を使ってくれと、命をかけてひげおやじを助けるレオ。

人間は結局自然に打ち勝つことはできないのだろうか。そう、それが手塚治虫先生の伝えたかったことなのだろう。自然に打ち勝てるものは自然しかないのだ。レオの命という自然、それと引き換えにひげおやじと読者全てにそれを伝えようとしたのだろう。

戦争を生き延びた手塚治虫先生が読者に伝えたかったその言葉。レオを通じて日本中の読者に伝わったことだろう。そして、世代を超えて今の世にもこうしてそのメッセージを受け取る人間がいる。手塚治虫漫画の恒久的なその効果。なんと素晴らしいことだろう。

今思えば、父さんが漫画嫌いになってしまったのは、子供の心の形成に一役かうであろう少年漫画雑誌に、このようなメッセージのこもった漫画が減ってしまったからなのではと思う。人間と人間、自然と自然、そして人間と自然。それらの繋がりを問う少年漫画が今の世に何と少ないことか。小学生の頃、家でジャンプ禁止令が発令されたことも今なら納得できる。

将来俺に子供ができた時、父さんの伝えたかったことが本当に理解できた時。
俺はジャングル大帝をその子に読ませるのだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-27 13:51:28] [修正:2007-07-27 13:51:28] [このレビューのURL]

10点 レベルE

冨樫先生の最高傑作と言えば、この漫画を措いて他にない。

たった3冊、されど3冊。
これほど濃密で才能に溢れた3冊は他にないのではないだろうか。

コメディのようでありシリアスでもある。また、シリアスのようでありコメディでもある。それらが各々の話の中で絶妙なバランスを保っており、読者を全く飽きさせない。そして、非現実であるにも関わらず、現実であるかのような錯覚すら覚えるこのリアルさ。画、構図、構成、登場人物、この漫画に内在する全てがそう思わせる。これこそが冨樫先生の真骨頂なのだろう。

何度読んでもまた読み返したくなる。
そんな漫画を傑作と言わずして何と言うのだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-20 07:59:11] [修正:2007-07-20 07:59:11] [このレビューのURL]

読んだのはもうずいぶん前になる。

恋愛漫画は何故か一度しか読めないために、持ってはいるものの一度しか開いたことがない。元々友達に勧められて読んだのだが、俺が誰かに恋愛漫画を勧めるとしたら間違いなく第一にこの漫画を上げる。

個人的にこの漫画は「恋愛」と言うよりはむしろ「生きる」意味というものを伝えていたような気がする。限られた時間の中で必死で生きている彼女や、時間が限られているにも関わらず、他の人たちに必死で生きることの意味を伝えようとしている彼女に心打たれる。

人の存在に意味があるのだとしたら、彼女は主人公や周りの人たちにそれを伝えるために現われたのかな、という気がする。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-12-24 18:33:15] [修正:2009-12-24 18:33:15] [このレビューのURL]

2巻が出たくらいからそろそろ書こうかなと思って考えてるうちに、いつの間にか5巻まで出てしまった。でもいまだに書くことが思いつかんから、とりあえず点数だけでもつけておく。

個人的な西森漫画の順位をつけるとすると
今日俺>お茶>道士郎>天使>他
という感じ。今のところ10点をつけた今日俺と8点をつけた道士郎天使の間らへんかなということで、9点にしといた。そのうちちゃんとお茶単体のレビューを書くかもしれないし書かないかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-27 21:13:04] [修正:2008-11-27 21:13:04] [このレビューのURL]

努力した者が全て報われるとは限らん
しかし!
成功した者は皆すべからく努力しておる!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-20 06:50:51] [修正:2008-05-20 06:50:51] [このレビューのURL]

9点 火の鳥

壮大という言葉が最も似合う漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-14 12:02:58] [修正:2008-03-14 12:02:58] [このレビューのURL]

最終回じゃないぞよ
もうちょっとだけ続くんじゃ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-08 00:59:59] [修正:2008-02-08 00:59:59] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK

あきらめたらそこで試合終了ですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-02 06:28:38] [修正:2007-12-02 06:28:38] [このレビューのURL]

<<前の10件
123456789