「ごまあぶら」さんのページ

総レビュー数: 411レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月20日

いや、これ大作。

まず、時代設定の時点で成功している。
これは漫画にこなれてないと手が出せない領域だわ。

頭がいいキャラクターというのも作者の技量を試される。
それに手を出すのもまた…

ついでにストーリー展開も見もの。いい意味で裏切ってくれる。
狂気を描かせたらNO.1なんじゃないだろうか。

普通の価値観と普通じゃない価値観の共存できているから押し付けないし、けんかしない。

人物は当たり前として狂気を行っているのだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-11-22 00:06:11] [修正:2007-11-22 00:06:11] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

園崎さん大活躍!

ああ、もう、大活躍!

物語としていえば、少々難あり。
ストーリーを作るうえで使ってはいけない技法を使っている。
ネタばれゆえにいえないが、少々汚い。
リアル方向でいくと作中最初のほうに提示しておいて、奇跡、偶然の類は卑怯としか見えないのだ。


前半がよかったゆえにプロットの時点で失敗してしまった感が強い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-22 00:00:45] [修正:2007-11-22 00:00:45] [このレビューのURL]

先に言う。
原作ひぐらしはプレイ済み。しかも信者といえるくらいに大好物。

で、この物語は漫画のみのストーリー。

で…

いいできだった!
狂気にいたる具合が最適だし、ばあちゃんの狂いっぷりがよくわかる演出をしている。
おかしな方向に向かっていく構成もよかったし、それを効果的にするキャラクター造形もよかった。
が、あえていうならラストシーン。というより二巻目にはいってからが如何せん気に入らない。
もう少しゆっくり進めていってもよかったのではなかろうか。
悩むこと困ることのしーんが少ないのだ。
「怖いこと」の連続で、それ自体が悩みともいえるが、それを考える時間が長いからこそよけいに読者側にも考えさせ、恐怖というものを作り上げることができると思うのだ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-21 23:56:00] [修正:2007-11-21 23:56:00] [このレビューのURL]

勧善懲悪は好きではない。
だが、それを逆手に取った策もやりかたによっては悪く見える。
悪の定義が難しいからだ。
敵という存在を作り出して、物語上でたたきやすいように悪の定義をすりつけ、読者にカタルシスをあたえる。
では、悪ではないものを敵にするためには? 主人公の悪を正義に見せるためには?

さて、この物語、ややこの言葉に踊らされていないだろうか。
戦争終了後の貴族の処理班というみかたはいい視点だとおもう。
だが、純粋すぎる。
皇国の守護者のま逆をいっている。

カタルシスが得られない。
奇麗事はいらない、と作中でも定義されていそうだが、それに悩むこと自体贅沢だと思うのだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-21 23:49:43] [修正:2007-11-21 23:49:43] [このレビューのURL]

おっぱいにやられた。
とにかくおっぱい勝負にやられた。

このテンション大好き。
強さの具合が、どうしても「将棋」という深い競技だから図りづらいのもある。
雁木の構えといわれてもピンとこないところもある。それだけが悔しい。
もちろん、将棋初心者でも楽しめる内容になっている。
むしろ、よく説明しているし、説明しないでもすごさがわかる描写をしている。
だが、エアマスターを知っている私にとっては全力でハチワンを楽しまなければもったいないのだ。

まあ、何はともあれアホだ。
アホでないと困る。
何度も何度も読んでしまうヨクサクぱわーに勝てる気がしない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-11-21 23:40:39] [修正:2007-11-21 23:40:39] [このレビューのURL]

8点 not simple

なんと面白い。これがオノナツメというものか。

いい映画を観終わったかのような後読感だった。
一巻完結故の強み、終了しているのだ。

アクは強いようで、そうでもなく、絵もいい空気感を生み出している。
傑作の名にふさわしい作だとおもう。

…くそ、いい言葉が思い浮かばない。
ふさわしい言葉が見つからない。
飾れない漫画、誇張できない漫画。魅力のある漫画。

ああ、私はこの漫画に出会えてよかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-21 23:32:56] [修正:2007-11-21 23:32:56] [このレビューのURL]

20世紀少年とは分けて書くか。
確かに納得いくものではなかった。
特にラスト。
作者的に持って生きたい方向性を見失ったのではなかろうか。
トップランナー(NHK)も見たが、読者が「ともだち」の正体にばかり目がいってしまって、見せたい方向性ではない、といっていた。
編集者ともいえようが、読者に物語が操られてしまった感があるのだ。
見せたいもの、伝えたいことがあるのはいい。
だが、それならなおさら自分の我を押したほうがよかったのではなかろうか。
そうすれば賛否両論はあろうが、読者は納得する。
作者も納得いく。
それで、次に進んでくれたほうがよかったと思うのだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-21 23:26:42] [修正:2007-11-21 23:26:42] [このレビューのURL]

変だけど、変を売りにしてる以上、突き抜けた感が重要。

登場人物が変だ変だというよりも、読者自身が突っ込みを入れるような展開がベスト。
おかしいのはわかっているから、誇張しすぎないくらいでちょうどいい。

アフタヌーンらしい漫画ともいえようか。
こういう純愛? 系は得意だよなあ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-21 23:19:34] [修正:2007-11-21 23:19:34] [このレビューのURL]

あー、…うーん…

点数つけられないよなあ
久米田並みに評価しづらい

後半のまじめ展開、私は何気に好きです。

「ぼくも病気だよ」は卑怯!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-21 23:16:51] [修正:2007-11-21 23:16:51] [このレビューのURL]

6点 度胸星

いや、これくそおもしれえよ

人物の驚きようが異常。だからおもしろい。
へうげものにも言えるが、これが作者の魅力。目玉飛び出しそうだもの。

意外にも心理描写もしっかりしているし、宇宙飛行士訓練にリアリティもある。

なにより次を読ませる、ひきつける力はすごい。

最後らへんが急ぎ足で終わってしまったことだけが惜しいな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-14 02:24:49] [修正:2007-11-14 02:24:49] [このレビューのURL]