「パンダマン」さんのページ

総レビュー数: 134レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年11月22日

10点 ぼくんち

 読んでない人は、戦後すぐの生きるので精一杯の日本の姿を想像するといいかもしれない。シャブを売り、体を売り、あまり見たくない人間の生活だ。それくらい貧しくてみんな生きていくだけで精一杯だ
 余裕がない彼らの心は剥き出しだ
だからこそ、滑稽で笑えるし、素直に心が動かされる

 そんな世界を見るのがダメな人はキツイかもしれない
それくらい、この世界はリアルだ。絵がリアルでもないのにね
いや絵がリアルだったら、こういちくんの技は笑えないか(笑

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[投稿:2006-12-02 18:34:09] [修正:2006-12-02 18:34:09] [このレビューのURL]

 1巻と20巻くらいを比べるとわかるけど、ボクシングの表現が圧倒的にスピード感が増してるのがわかる
 これは、「あいしてる」ってマンガのボクシングの表現を全部パクっちゃったから
 表現のパクリはどの作家もしてるけど、もうまんまかいってくらいだ
 すごいのは、その本家よりもこっちのほうが面白いなぁっと感じる事。いや、あっちもすごい面白いんですけどね
 作者のボクシング愛があったからだと思う

 鴨川ジムのみんなは強くはなっているが、人間的には大して成長してなく、人間ドラマとして失敗してそうなんだけど、そんな事もない
 熱い男の戦いがこの作品では見られる

 でも書きたいこと書いちゃって、30巻くらいからはマンネリ化が続いちゃってる気がする
 作者の引き出しはもうないのかな。

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[投稿:2006-12-02 17:05:31] [修正:2006-12-02 17:05:31] [このレビューのURL]

 最初は主人公のプニプニ具合がとても良かった
 読んでない人にはわからないがとにかくプニプニなんすよ
んが、それ意外のがスポーツ漫画の部分は型どおりの展開でガッカリ
出てくるキャラクターも外見はいいんだけど余り深みがない
 例外的に、ガウェインとパーシバル、黒峰が出てくる時だけ話にふくらみが出てくる
 これって、ガウェインとパーシバルは作者がモデル
 黒峰がアシスタント兼嫁さんって事で深みが出たのか?
 いや、誰が本当にモデルなのか知らないけど、まぁこの3人以外の掘り下げが浅い。浅いキャラクター同士がぶつかっても、熱くなるドラマは生まれない

 世界観はほんわかしてて好きだったので残念だ

 後日談が充実してたのと、プニプニが好きなので少し加点
 後日談がちゃんとかかれてる話は好きです

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[投稿:2006-12-02 07:59:01] [修正:2006-12-02 07:59:01] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 男の願望バリバリで始まる漫画
正直不健康と思われる設定やタイトルはどうなんだ、これ
最初に狙ったターゲットがマニアック過ぎたけど、なんだか続いてる

 主人公が願ったら女神のヴェルダンディが現れて、一緒に住むことになる話
 このままだと、エロ路線まっしぐらなので、主人公を純朴な青年にしたら、全然話ふくらまなくなっちゃったなんだか見切り発車的な作品
 色々キャラ投入されるが、効果は薄い
 11巻くらいで、やっとこさライバルに女神のペイオースが現れるくらいで世界観がやっと完成。話にふくらみが出てきた。長いなオイ

 それまでは、ヒロインのヴェルダンディーが完璧すぎてつまらない。いや女神だからしょうがないんだけどね

 たまに、寒いセリフが出てくるが、あれはいただけない。消化不良をおこして、お花畑が見えてくる
 
 それ以外はドタバタ度もまして、後半くるほど面白いと思う。なんか普通は後半飽きられるドタバタコメディーものとしては変わってるマンガだな
 まぁ 狙ってる客層がオタクから、ウケちゃって一般向けにまで広げたのが原因かもしれない

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[投稿:2006-12-02 06:47:23] [修正:2006-12-02 06:47:23] [このレビューのURL]

 これって漫画なのかな。まぁいいか

 正直なとこ宮崎駿の直球はあんまり面白くなかった
 宮崎駿自体がすごい人なので、エゴバリバリなほうが、逆に作品に厚みがでて面白い気がする
 演出力が最高レベルといっていいほど高い人なので、演出のない直球でこられるとどうもイマイチでした

 でも世界観はすごいし、こめられた思いは伝えてくるのはさすがです
 でもエンターテイメントとして、マンガとしての面白さとはちょっと違うと思った

 絵本としてみると、心に残るものはたくさんあるし、もっと評価高いです

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[投稿:2006-12-02 06:17:29] [修正:2006-12-02 06:17:29] [このレビューのURL]

 これってば、最初とラストはすげー盛り上がります。オレはそうでした

 基本的にこれは、世界を旅する冒険ものです
 色々な世界が出てきます
 でも正直、最初と最後の世界以外は、借り物の世界で、おまけに話の作り方も借り物なんですよね
 世界は借り物でもいいけど、お話はもうちょっと練り込んでいこうや、が素直な感想
 
 でも、最初の切なくも幻想的な世界と、ラストの世界は、ほんと見事
 ヒロインの姉ちゃんも、ターミネータ2のT1000みたいな動きと、すさまじい強さがカッコイイです
 最後は話も盛り上がりました
 後日談もちゃんと何コマかあり、読後も気持ちいいです

 んでも、途中が甘くて全体的に平凡に落ち着いた、かなり惜しい冒険ファンタジー
 鈴木央の代表作なのは確か

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[投稿:2006-12-02 05:29:27] [修正:2006-12-02 05:29:27] [このレビューのURL]

7点 AKIRA

 これを初めて読んだのは、映画作るとかで、4巻までしかでてなかった時だった
 その時のオレは、もう画力はマンガの面白さの基準じゃない位には気付いてて、せいぜい読みやすいくらいに考えてるオマセさんだった
 なので、AKIRAは、背景がやたら書き込まれてる、薬でエスパーなれちゃう、健康優良不良少年てゴロがいいね、くらいの感想だった

 映画の最後も気持ち悪さが目立って、正直微妙だった
 目指してる方向がこれっすか?って感じ

 でも、マンガのラストは違った
すごい感動した
人間をさらに上の次元に上げてくれるような感覚に鳥肌が立ち、すごい身震いをした
 画力がすごいっていうのは、表現できる幅が人よりも広いって事で、この人は絵で伝えられる人なんだって事が、その時わかった
 お勉強になりました

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[投稿:2006-12-02 04:58:44] [修正:2006-12-02 04:58:44] [このレビューのURL]

 一話完結で、あそこまでドラマが書けるのは今考えるとすごいな、ほんと
 子供の時、よく読んでた数少ない漫画で、これがデフォルトだった。けど、これデフォルトにされたら他の作品はやってられないな
 「○千万円なら受けましょう」な主人公はえーーっ!って位インパクトがあった
 子供ながらに、ボッタクリ商売を、命が助かるなら安いのかで納得させられた
 以降、金をボッタくるキャラクターの漫画はみんなブラックジャックに例えらてるんじゃないのかな
 それだけ他の人にも、これはデフォルトなんだろうね
 子供でも理解できる内容であそこまで読ませる事を考えてもちょっと驚き。今読んでも面白いし。間違いなく本物だ

 んでも、いまだにピノコの構造は謎
ついつい考え込んじゃう
アッチョンブリケをする度に、脳が潰されないのか子供の時は真剣に考えてた
 アッチョンブリケ

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[投稿:2006-12-02 02:45:03] [修正:2006-12-02 02:45:03] [このレビューのURL]

4点 YAWARA!

 小さいかわいい女の子が、実はすごい強いっていう展開が最初は面白かったがそれだけだった
 すぐ飽きた
 ゆるいキャラクターしか出てこない

 まぁ これがあるから、MONSTERを原作なしで書いたとき、すごいショッキングだったのは覚えてる

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[投稿:2006-12-02 02:23:53] [修正:2006-12-02 02:23:53] [このレビューのURL]

森に捨てられてるピアノは、なぜか主人公のカイにしか弾けない。その幻想的なピアノと神秘性に一気に引き込まれた
 カイの住んでる風俗街は、正直あまりいい環境ではないのが余計ピアノを幻想的に見せてくれた。演出うまいなぁー

 カイがピアノを弾いてる表現がまたうまくて、一瞬で空気を幻想的な世界にかえてくれるのだ
 それが気持ちいい。ワクワクする

 出てくるキャラクターが、魅力的で話を更に厚くしてくれる

 この先も楽しみです

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[投稿:2006-12-02 01:54:38] [修正:2006-12-02 01:54:38] [このレビューのURL]