「パンダマン」さんのページ

総レビュー数: 134レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年11月22日

 ちょっとご都合主義すぎる話がずーっと続く
 いや、ほんとずーーーーーっと
 予定調和過ぎてつまらない

 話の見せ方も単調で、謎の必殺技で話をつなぎ、謎のフォーメーションで話をつなぎ、試合はトリッキーな敵の技で翻弄される。
 そしてたまに見せる登場人物達の世界レベルの才能。いやいやいやそんなに世界レベルの技ポンポンだしちゃ、どっかのテニス漫画と一緒だよ

 まぁ、出し方が予定調和過ぎるから退屈に感じるのかもしれないけど、作者の面白いと思うサッカーってこんななのかな?
 サッカーの魅力とはちょっと違うとこで勝負してる気がした

 GIANT KILLINGを読んだ後だと「う〜ん ちょっとなぁ」っていうのが正直なところ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-05 01:03:56] [修正:2008-02-05 01:03:56] [このレビューのURL]

 最初、タイトルをみて手に取り、その次に表紙をみて、またタイトルを見直してしまった

 だってこれ昆虫の話なのに、表紙は半裸の女だし、裏はメイド、背景ピンクだよ。エロマンガを手にしてしまったかと思った。
 表紙デザインだれだよ、これ!

 昔チャンピオンで「ロン先生の虫眼鏡」っていう老人と少年少女の昆虫サイエンスフィクションを連載してたけど、時代にあわせて、女の子を主役にしてメイドさんをつけないとうけないのか?やっぱり…

 内容は様々な虫による事件を虫に詳しい女の子が次々と解決する話。なかなか為になる事も書いてあって面白いんだけど、毎回強引にお色気カットが入って凄い邪魔。お色気全然必要ない

 虫は怖がられやすいけど、それは知らない事が多いからで、その世界は凄い奥深くて面白い。いや本当です。
 ただこの漫画を読んで虫が好きになるかというと多分嫌いになる。事件が起きる原因がほとんど害虫だからだ。
 虫への愛情は伝わるが、怖い虫ばっかりでてくるから虫嫌いはますます虫嫌いになりそう
 面白いんだけどね

 前作があるみたいだけどそれは未読です。でもそんなの全然関係なしに読めました
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-25 21:30:00] [修正:2008-01-25 21:30:00] [このレビューのURL]

 最初読んだ時は、凄い個性的なキャラとおっぱいとメイドさんが印象的な熱い将棋漫画というのが感想・・・だったんだけど思い返してみると色々凄い

 一番凄いなぁっと思ったのが凄いわかりやすい試合展開
 将棋の一流の棋譜って難しくて理解できないんだけど、これはイメージとして伝えてくれるので凄いわかりやすい。どれだけ緊迫した戦いなのかイメージとして理解できる。これは将棋をよく知ってないとわからない芸当だと思った

 後、ただ座ってるだけなのに異常に熱い
 よくこれだけ動きがないのに熱い表現ができるものだ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-24 01:24:46] [修正:2008-01-24 01:24:46] [このレビューのURL]

3点 Over Drive

 好きでもないジャンルを情熱ある漫画家が描くとこうなっちゃうのかと思ったマンガです。
 ツールドフランスが好きでロードレースに憧れた人や、「シャカリキ!」が好きだった人は読まないほうがいいかもしれない

 間違いだらけの知識。「シャカリキ!」の印象に残ったとこだけを拾ってきたようなレース。現実的じゃない練習とレース展開。もうロードレースの面白さは半分投げやり。空回りした情熱はロードレースじゃなく、やけにテンションがムチャクチャ上がったり下がったりの登場人物に向けられ、なんでそんなにテンション上がってるのか全然伝わらず、その温度差についていけなかった

 悪いところばっかり書きましたが、情熱をこめて書き込んだのはわかるマンガだし、表現力もある。スクリーントーンを余り使わないペンタッチの絵はスピード感があってロードレースマンガには向いていると思ったので余計におしいなぁとは思いました

 けどやっぱり、チャリンコ好きの「シャカリキ!」好きなオレには5巻までが限界。正直耐えられない。
 今の心境を例えるなら、大好きな女の子に、自分の大好きな趣味を、その女の子は全然興味がないくせに、「すっごい好きです!もう最高です!!」っと最高に情熱のこもった熱い演技で語られた虚しい気分
 ロードレースへの愛情が感じられない漫画を読むのは自転車好きにはつらすぎた

 次は好きなジャンルで書いて欲しい。大化けしそうな作者なので。まだこれ終わってないけど次回作に期待しときます

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-24 00:49:04] [修正:2008-01-24 00:49:04] [このレビューのURL]

 昔読んだときは頭がパンパンになりそうだったんだけど、改めて読むとそうでもなくなってました
 でも初めて読んだ人にはちょっと読むのがめんどくさいかもしれない。隠語や部隊内暗号、やたら多い固有名詞、わかりにくい会話は読む側を混乱させ、欄外の注釈はテンポを悪くしスピード感を無くす。けど読まないとわからない単語だったり状況だったり・・・と、まぁ最近のバトルマンガみたいにスピード感がある漫画に読み慣れている人ほど苦痛を感じる所も多いかも知れません
 
 ただし、一コマの会話、一コマの背景に含まれた情報を見つけることで話がつながり、その先の奥深い世界観を見てしまった時の感動は類をみないです。非常に濃密な情報がつまった世界はSF好きには危ないくらいの中毒性がありそうだし、こんだけ流行ったのだからあるんだろうねぇ〜。読んだ当時は異常にこの世界に興奮させられた思い出があります

 漫画では珍しく、やたらと行間の意味を求められるけど、まぁ国語力がそこそこレベルだったオレでも理解できたから大丈夫・・・のはず・・・たぶん・・・きっと・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-25 19:54:10] [修正:2007-11-28 23:41:34] [このレビューのURL]

4点 BLEACH

 始めに言っておくと、これは死神の漫画じゃない
ひたすら強者求めるやつや、斬り合い大好きなやつが出てくる。これを神というなら戦神っていうんじゃないんすかね。

命を扱うっていうのは結構な事なんだけど、それを扱う側にはそれなりの立場や思考があるもんだ。けど、これに出てくる死神にはほとんどない。いや、全然ってわけではなく、死神代行やり始めの主人公には命を扱う重みはあった。
でも、最初だけ。しかも本職の死神には全然ない。戦いの意義なんかは言ってるが命とは関係ない。ひたすら力を求める。ひたすら戦う。そして殺す。死神ってこんなんでいいのかね。

 でも、バトルはよくあるインフラバトルなんだけど、工夫がされてて面白い
 ただ、まぁそんだけ。
これを読んでなんかを思ったり、ましてや生死を考えたりはできなかった
ただ、ひたすら戦うので戦いの意義は教えてくれる・・・かもしれない
やっぱり戦神の話か?

まぁ、暇つぶしにはなるので4点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-27 19:00:14] [修正:2007-09-27 19:00:14] [このレビューのURL]

 いきおいと暴力でいかに商店街をかき乱していくのか、それが主人公の役割だ
 スゲーいきおいがあるからゲハハーっと最初は笑ってられる
 でも、最初から最後までほとんどそんな調子
 ずーっと直球
 最後まで直球で押し通せるほどの力が作品にあるのかの判断は読者次第だが、オレはダメだったっス
 「どんなにおいしいごちそうも、同じのを何回も食べさせられれば飽きてしまう」とは、なんかで言ってたが名言だねー

 でも、いきおいはあるから、たまーに数巻読むとそれなりに面白いっス

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-24 10:40:09] [修正:2007-09-24 10:40:09] [このレビューのURL]

 安彦良和の画風を本人そっくりにマネできるのは、数えるほどしかいないはず。いやここまでできる人はいないかもしれない。トニーたけざき、素直にすげー。
こりゃー確かに、タイトルにトニーたけざきって入れてないと勘違いする人もでてきちゃいそうだもんな。
そんだけ画力あんのに、あんた、なにやってるんだよっていうところも含めて笑いにつながっている
 パロディーのセンス、取り上げるネタの着眼点もいい。とてもいい

 才能ある人の本気のバカってすっごいパワーあるね。ここまで魂こめたパロディーものはそうそうお目にかかれるもんじゃない

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-23 21:37:16] [修正:2007-09-23 21:37:16] [このレビューのURL]

6点 CLAYMORE

化け物と戦う為に自分も化け物になり大剣を持って戦う。と書けばベルセルクと似ているが、似ているのは最初の設定だけ。こっちは女で本当に化け物になる。見せ場も大分違う
 クレイモアという女しかなれない傭兵軍団。女の子がいーっぱいな邪な漫画かといえば内容は硬派。
 典型的なバトル漫画で、変身すると強くなり、それなりのリスクを負わないといけないのも定番中の定番。リスクの条件付けが非常にうまく そのおかげでバトルに緊張感がうまれるようになった。変身の仕方もそれぞれで、飽きさせない工夫がされている。
 ただ、変身を使うバトル漫画としては迫力はあるが気迫が足りないといった感じ。ちょっと物足りない。
うまくいえないが頭でシミューレートした通りのバトルといったかんじで、魂のぶつかり合いといった感じではない。計算された迫力のあるバトルが続く。頭で思い描いたとおり描いてるようなバトルは素直にすごい

 見せ場は迫力のバトルなので、コミックで一気に読んだ方が面白い漫画

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-23 20:41:26] [修正:2007-09-23 20:41:26] [このレビューのURL]

 いやーこれは色物が最初から出すぎて、最初の印象は正直よくなかった
 主人公が「ヴァンパイアで愛称が赤バラかよ!?」に始まり、半吸血鬼や、ブラックスワンという憑依兵器にも追われてたりと、ドギツイ位大味な設定が第一話からいーっぱい出てくる。ついでに後から○○○とか追加された時はオイオイオイとツッコミいれたくなった。だけど、これをうまーく調理して面白くしてくるんだよねぇ、この原作者。

 すごいねー、推理小説書ける人は。話の展開すごいうまいよ。
こんだけ色物だしてギャグマンガにならないだけじゃなく、逆に利用してうまーく話を繋いでいくんだよね
 現実の足かせがなくなってファンタジー要素取り入れちゃった推理小説家の底力って素直にすごいね

 内容は至ってシリアス。強引にジャンルわけするとミステリーファンタジーなのかな。ヴァンパイアってついてるけど、ホラー色は全然ない。
 謎が謎を呼び、話が何度も転がる転がる。いやー面白いね。
終わりまで一気に読んじゃったよ。
 全然注目してなかったぶん、正直やられた感がすごい強い。
読んでよかった。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-23 03:38:58] [修正:2007-09-23 03:38:58] [このレビューのURL]