「パンダマン」さんのページ

総レビュー数: 134レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年11月22日

 思ったよりと評価低くてビックリ
オレはナルト普通に面白いです

 一番すごいのは作者の底力
 これって、ちょっと覚えてないけど5〜6巻くらいかな。護衛任務終わるくらい
 それくらいでもう全部ナルトの面白さって出しちゃってるんだよね

 でも、未だに飽きずに面白い
作者の引き出しの多さはオレが想像していた以上だ
そして見せ方、演出なんかウマく計算された面白さがある
 ナルトが大人になっちゃった最近でも、ジーンとくるところがあるし、ちゃんと伝えようとしてる事は伝わってくる

 最近の少年誌は、8割がバトル漫画だけど、正当派でこんなに工夫してる王道少年バトル漫画あんまりないんじゃないかな

 ただどんどん暗くなる
 もうなんというか厳しい世界観や、ナルトの成長の方向性なんかもあって、大事な人が死んでいくはわかるんだけど、まぁ暗いなぁ。
 もうちょっと昔はスカッとしてたんだけど、最近は漬け物石をドンドン積まれてる感じだ
 まぁ、それでも話の出来は週間連載のなかではかなり秀逸だと思う
 これからも、期待してます

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-12-02 05:54:33] [修正:2006-12-02 05:54:33] [このレビューのURL]

7点 ONE PIECE

 ルフィーって実は動かしにくいのかなって最近思う
どうも、最近のワンピースは無軌道なルフィーに作者が手こずってるのか、もしくは方向性が違ってきちゃってるのかもしれない
 ルフィーの言葉が心に響いてこないのだ

 いや、そりゃもうナミ編とかチョッパー編とかのルフィーの決めゼリフは、「もうあんたに一生ついて行きまッス!!」ってくらい感動した。鼻水出まくった
 今読んでも出る

 でもチョッパー編以降から段々テンション落ちてる気がする
 話も練り込んでるし、キャラクターも個性豊かだ
 でも、つまらない
 多分、思いの強さを伝える為に使われていたバトルシーンが、最近は見せる面白いバトルシーンにしようとしてドンドン長くなって、肝心の話がダレてきてしまってるからだ

 この先また盛り上がるといいんだけどなぁ
また、熱いセリフで感動したいっす、アニキー

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-12-02 04:31:21] [修正:2006-12-02 04:31:21] [このレビューのURL]

3点 HAPPY!

 「また手抜きっすか?」が正直な感想
 MONSTERでは、キャラクター作りがしっかりしてるが、これは読者をなめてるのかなぁ
 みんな設定がゆるすぎ
 そんなゆるいキャラクターが、なんだかYAWARAと空気が似ていて、またちょっと腹立たしい
 MONSTER以外にも、キートン(途中から原作いなくなり浦沢がほとんど一人で書いていた)とかでちゃんとしたキャラクター書いてるんだし、これは力を全然抜いてるとしか思えなかった

 設定も内容もコテコテ。見ている側を裏切るような展開がなかった。
 正直ここまで受けるとは思わなかった
 画力っすかね

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-12-02 02:16:56] [修正:2006-12-02 02:16:56] [このレビューのURL]

0点 MAR

 この漫画は悪夢だ。なんだ、これ
平和に生きてる日常ってのはつまんない
基本的に単調だからだ
だから、エンターテイメントがある
でも、エンターテイメントは、逃げ場じゃない

でも、この主人公は、もう日常に飽き飽きでファンタジーの世界に逃げこむんだよな、自分の意志で

 なんだこれ ほんと
 その後なにあっても悪夢だろ
 負け犬人生をずーっとみせつけてどーすんだ
 もうバトルなんかどうでもいいだろ
 せめて、必殺技の前に(負け犬)をつけてくれ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-30 15:58:07] [修正:2006-11-30 15:58:07] [このレビューのURL]

9点 度胸星

 連載当初、度胸星ってタイトルがカッコワリーと全然サッパリ読んでなかった自分が一番カッコワリーと後日後悔しまくるくらい面白かったSFマンガ。わかりにくい例えだなーオイ

 これは未知の宇宙に挑む冒険心あふれる作品。未知の現象、未知の物体が出てくる。正当派冒険SFだ
 いや、もうこの未知具合が半端じゃない
 「こいつなにー!?」が続く。フ○ーザも真っ青の規格外が出てくるのだ

 一方で、宇宙飛行士になるために、数々の試験をクリアしていかなければいけない成長のドラマでもある
 主人公の度胸君は、死んだ父親の願いで宇宙飛行士を目指すトラック野郎
 でも、目が線な外見はさえない、マンガでよくありそうなド誠実な青年
 しかし、追い込まれた時のチラっと見せる彼の魂の輝きがすごいんです
 いや、もうこれが半端じゃないくらい輝いてる
 度胸君は作者が、マンガに描いてる架空の人物なんだ。そんなのはわかってる。
 でもヤツはほんとに生きてるようなくらいの存在感をみせつけてくれる
 ほんとにカッコイイんだ、これが

 作者の山田芳裕は、もうこれでもかってくらい直球しか投げてこない。もう全力で投げてくる。変化球なんか一切なしだ。
 それがまた、バシバシとど真ん中のストライクばっかりにくる
 ど真ん中に投げるだけの力量とイキオイが作者にはある
 これが気持ちいいのだ
 
 しかし、この作品は最初から、胸ぐら掴まされて、グイングインと振り回されて、もうこの先どうなるかわからん!!って時に、途中で試合続行不可が出やがった未完の作品
 もうこの作品の連載打ち切りほど怒り心頭した経験がない
 それだけこれが特別な光を放つ期待作だったんだからしょうがない

 だれがどう見ても未完なのでマイナス一点
 ただ未完だからといって読まないとオレみたいに後悔する人が多いので書き込みした

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-29 05:28:00] [修正:2006-11-29 05:28:00] [このレビューのURL]

 広大な宇宙と向き合うために、それぞれの姿勢で立ち向かう姿が描かれているSFマンガ

 読者の目を広大な宇宙に向けさせて、自分と対話させようとする話の数々はかなり練り込まれていた
 舞台は未来の宇宙でも、内容はチャリンコで坂を全力疾走で転げ落ちてるような漫画だった
 作者の幸村誠は反骨精神剥き出しな、ロックンローラーのようなやつだ
 漫画で全人類を幸せにしてやるっことを大真面目に考えてる大馬鹿野郎だ
 でも、そういう大馬鹿野郎は大好きだ
 どっちかっていうと、オレよりも年上の中年達のほうが、この10代の頃の熱病みたいなのに感化されるような漫画だと思う
 一般向けそうで、この漫画は年上向けなのかも

 人は苦痛を知らねば、幸福を知ることもできないとなんかで読んだ
 どん底中のどん底を知らないで生きていこうとするほど、幸福は遠ざかる矛盾のなかに人間はある
 でも、どうなんだ
 どん底知らないと伝わらないのか
 まぁ、愛があふれて愛マヒ中毒になってる日本で、今更愛なんて叫ぶなよっていう気もするが、漫画界で大真面目に叫んでるヤツがいても許される位の世の中ではあって欲しいね、ほんと

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-28 03:33:51] [修正:2006-11-28 03:33:51] [このレビューのURL]

8点 GANTZ

 もうひたすらに淡々としているのです
 普通の日常から始まって、突然の死。ありえない敵。なぜか戦闘。とありえない現状が続くんです。そこも淡々としてるんです

 淡々と進むからありえないバトルの連続がすごい現実として伝わってくるんです
 リアルな絵柄の戦いは、内臓でるは、潰されるはのグロいシーンの連続なんです。でも、そこも淡々としていてるんです。かえって現実なんだと思わせるんです

 それほどまでに淡々として見えるのはひたすらなまでに作者の主観を消しているからだと思います
 主観が入ってるのはタイトルのおっぱい姉ちゃん達だけだ…たぶん…

 スピードと迫力のある戦いが日常でひたすらに続けられる意欲作

 大分風呂敷を広げてきちゃったけど、うまくまとめてくれる事を期待

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-27 00:37:10] [修正:2006-11-27 00:37:10] [このレビューのURL]

10点 谷仮面

[ネタバレあり]

 柴田ヨクサルのすさまじい魂の叫びが爆発していく作品
 谷くんのパワーが魂レベルに比例してドンドン上がっていくさまは見ていて清々しいほどだ
 後日談もちゃんとかかれてて、読み終えた後は満足するはず
 元気がなくなった時にみると元気をわけてもらえる

 再発行される度におまけが追加されていくところもポイント
新しいのにはエアマスターとの出会い編とかも追加されてた

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-22 21:27:51] [修正:2006-11-22 21:27:51] [このレビューのURL]

 3年前にタイムリープしてしまった主人公が潰れるはずだった応援団を建て直す為に奮闘するというのが話の大筋。しかし、そこに行き着くまでの過程が全然予想出来ない。普通は着地点がわかる物語は魅力が半減するけど、これは着地点は見えるけど、そこまでの過程が全然わからないのが面白い。毎話クレイジーな展開でよくそこに着地したなぁっと感心してしまう。

 大体、主人公が普通の少年漫画と違う。思考はネガティブ。得意技は逆ギレ。普通だとウザすぎて見てられないけど、ネガティブ思考の末の逆ギレで超ポジティブ行動へと転身した時の行動力は見ていて気持ちいい。応援団を変えていくことで、周りの人を変えてゆき自分も知らない間に変わっていく少年漫画らしい成長物語な部分も含んでいます。
メインヒロインの団長は頭が固いが段々とその残念かわいい所を見せてくれるし、一緒にタイムリープした女の子もなんだかんだで主人公を助けてるのが見ていてかわいい。主人公を好きになっていく成績優秀な優等生は見ていて癒やされるし、出てくるヒロイン達はみんな面白いのばかり

これは自分みたいなおじさんが読んでも面白い。いやむしろ高校3年間を経験してるほうが色々うなずけるシーンが多いので面白いかもしれない。けど作者が読んで欲しいのは多分今青春まっさかりな中学・高校生達。この作品の根本的な部分には作者から学生生活を送っている学生への、大分屈折してはいるがエールが込められている。色々なキャラクター達のセリフには3年間の学生生活を後悔せずに送るための数々の名言が出てくるが、それらからその思いを感じる事ができる。ここでいくつか紹介すると

「誤解や勘違いで悩む時間がこの世で一番無駄だ」
「好きとか嫌いとかもっと人間関係を透明化すべき」
「女の為に頑張る男は総じてクズだ!!」

最後の「女の為に頑張る男は総じてクズだ!!」は衝撃的。ヒロインの為に頑張るありがちな少年漫画の主人公を全否定です。この格言は一見間違ってそうに見えるけど、大きな落とし穴があるのは大体想像が付くと思います。この名言を無視するとどうなるか。実際にこの漫画の中で実例が出てくるので、実際に読んで確認してみてください

大分変則的で、先ほど少年漫画的な部分もあると書きましたが上の格言を見てもわかるようにギリギリ少年漫画といったポジションです。すごい感動するシーンとかはないけど、あまり他の漫画では見たことないほどの青春ドタバタ劇は毎回ハラハラドキドキして面白いです。
まだまだ話は続きそうですが、今現在出ている5巻で一応の起承転結の流れが出来ていますので、読むなら5巻まで一気に読むのがおすすめです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-03 20:55:15] [修正:2012-08-03 20:55:15] [このレビューのURL]

 完璧美少女が余り取り柄もない主人公を守ってくれて、しかも魔法使い。出だしのヒロインのインパクトはあるのでスタートダッシュ力は十分ある。
 絵も上手くて敵も味方もカワイイキャラクターが多い

 しかしなんというか、完全に男と女の立場が入れ替わっていて、女最強、主人公は男というより性格は乙女。あぁこれがオトメンって奴ですか。そうですか。
 最初はそのギャップが面白いが余りにも情けなさ過ぎると飽きてきそう。すでに2巻でそろそろ本気だすんだよね?って言いたくなる。
 まーったく表情を変えないヒロインですが、色々工夫して感情表現をしているので無口キャラともちょっと違ってなかなか面白い。
 噂の白い奴も出てきたので、もうちょっと主人公のがんばっている姿もみたい所。しかし、これはそもそも情けない主人公にすげー彼女がやってきたみたいなのを延々楽しむ漫画でいくのかな

 ヒロインとののほほん生活も悪くないが、もうちょっと主人公のカッコイイ所も欲しい今日この頃です

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-08 15:50:10] [修正:2011-10-08 15:50:10] [このレビューのURL]