「パンダマン」さんのページ

総レビュー数: 134レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年11月22日

 色々平凡以下というかなんというか
読んでも、つまんないとも面白いともいえない話
面白い設定のキャラクターは出てくるけど魅力的でもないんだよなぁ
うーん これがこんなに続いてるのがよくわからないなぁ

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[投稿:2009-04-10 02:30:18] [修正:2009-04-10 02:30:18] [このレビューのURL]

 もうなんにも考えなくてひたすら面白いことを追求したノリが良い漫画って疲れた心には結構必要だと思う

 軽音部に入った少女達の日常を描いただけ、女の子度100%。系統としては「あずまんが大王」とか「らきすた」のような4コマ漫画。内容はあるようでないよう。でもそれが大事
 疲れた心にはちょうどいいです
 絵もかわいいし、キャラクターはイキイキしていて非常に愉快。
 ただ4コマというより、普通の漫画に近い感じなので4コマ嫌いの自分でも読めたのが良かった

 残念なことが1巻で一年という非常に速いペース。しかし連載ペースは遅いということ。3巻で終わっちゃうのかな、やっぱり。少し残念だ。

 アニメ化されると全然知らなかった人気作品がブックオフに並んだりするので助かります
 普段は興味ない分野なのでアニメ化されてなかったら出会っていなかったかも

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[投稿:2009-04-10 02:06:36] [修正:2009-04-10 02:06:36] [このレビューのURL]

 なんだかやっとフットボール好きな人にも勧められるフットボール漫画が出た感じ

プロのサッカークラブからのまともな視線から描かれているのが逆に新鮮
キャプテン翼から最近までのフットボール漫画は、複雑なフットボールの内容を漫画の中で紹介することから逃げて、ありがちな必殺技対決になるものが多かった。
しかし、この漫画は非常に専門的な事をだれが読んでもわかりやすく書いてある。試合の流れをどうやって監督がコントロールしているのか、選手の管理はどうなっているのか、クラブを支えてる人達はどのような苦労をかかえているのかなど、説明文章ではなくストーリーの中でさりげなく出してくるなど感心してしまう事が多い。現状の日本のフットボールクラブの内容をよくとらえている。
 所々で原作者が本当にフットボールが好きなのが伝わってくる
 こういうフットボール愛みたいのが詰まってる作品は面白さの安定感が全然違うなぁ

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[投稿:2008-01-26 03:53:48] [修正:2009-04-09 23:29:07] [このレビューのURL]

 「あれ?面白い」が最初に思った感想でした
 正直言って、ゲーム→漫画のメディアミックス作品で面白いのにあった事がほとんどない。打率でいうと9割は空振り。いやもっとひどいかも。ほとんどがハズレの経験
これも全然期待してなかった。PS3未だに高いしなぁ〜、でも高評価なゲームだし気になるから、漫画で雰囲気位は見てみるかと読んだのがきっかけ。
 一巻しかまだ出ておらず、さらっと読もうと思ったら、(面白いな・・・)と思ってしまって1巻の最後まで読んでしまって、(期待してなかったから面白かったんだ)と確認のためもう一回読んでも面白かった。

 際だっているのがすごくキャラクター性が出ていること。主人公率いる小隊の人数は10人以上出てくるわけですが、数コマでその人物がどういう思惑の人間かを表現している場合もあり、一巻でこれだけ登場人物だして、しかもそんなに派手でもない個性をよく表現できているのと同時に人種差別などの情報も織り交ぜてきて架空のヨーロッパの情勢も自然に入ってくる一石二鳥?な所も良かった。
 主人公が生物好きで、のほほんとした青年だけど、その独特な観点からの大胆な作戦や、優秀な統率ぶりもよく出てて戦争ものとしても面白いと思う。義勇軍と正規軍の扱いの違いも自然に描写してて、世界観も結構深みが出ている。

 作者の鬼頭えんさんには失礼だけど、本当に、これ書いてる時点でもこんなに当たりな漫画だとは信じられない。作風と相性が良かったのかな?それくらい、のびのび書いてる感じです

 なんだか、ゲーム欲しくなっちゃったよ。メディアミックス恐るべし

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[投稿:2009-03-02 14:12:31] [修正:2009-03-02 14:12:31] [このレビューのURL]

 「紅」はそのままこの内容を示している
 鮮やかで、華やか、やさしい世界。しかし少し見方を換えると、狂気、恥知らずな外道な世界へと変わる二面性を指している
 日常の世界に潜む狂気の世界が魅力的

 でも、友達でも恋人でも家族ともどこか違う。しかしそれ以上に強い絆を持った主人公の紅真九朗とヒロインの紫の関係がやっぱりこの作品の一番の魅力だと思う。その関係が築かれるまでが大事だと思うけど、漫画ではもう出会ってしまっている・・・。
 一応、原作とアニメを観てたから予備知識があったけど、漫画から入った人はどうなんだろう。
とりあえず自分は原作知っててもオリジナルな話があるので楽しめました。
 
 原作は結構犯罪描写に緊張感があってリアル。
日本の裏の世界観がありえなさそうなくらい異常だけど、その異常な世界を納得させてしまいそうなほど文章に説得力がある。日本の裏を支えてきた裏十三家の力。人外とも言える異常なまでの力。
漫画はこういうのをどこまで表現できるか。文章以上の人外なバトルを表現できるか。二人の微妙で力強い関係を描けるか。それによって評価は変わってくる。
 今のところは満足できるくらいに面白い。原作に負けない位なら、かなり高評価に変わると思う 

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[投稿:2009-03-02 13:02:11] [修正:2009-03-02 13:02:11] [このレビューのURL]

 芸能界復讐奮闘記?みたいな話
 色々なやっかいごとをガッツで乗り切る主人公は見ていて気持ちいい

 これを読んでいて菅野美穂を思い出した。菅野美穂を初めてはっきり覚えたのは「エコエコアザラク」というホラー映画。ラストの豹変する演技はもう言葉で表現できないくらい衝撃的で、主人公達だけでなく映画丸ごと喰ってしまう位パワフル。まぁ、それから売れっ子になるには時間がかからなかったのはあの映像をみれば納得せざるおえなかった。
 菅野美穂の見事な悪役っぷりなどついついこの漫画の主人公と感じが似ているのでついつい重ねてしまった。現実の女優と比べられるくらいこの主人公は生き生きしてる

 一応復讐の為に主人公は動いているという設定だから話が暗くなりそうなんだけど、ほんとどのシーンがおちゃらけているので話が暗くならず、ケラケラ笑いながら読めて読後もスッキリ。怨念が取り付いたブラック主人公には愛嬌すら感じる。笑うとこは笑うとこ。シリアスなところはシリアスなところと、ちゃんとメリハリもあって漫画にテンポがある

 難しい演技のシーンでも、コロコロ変わる表情を読んでいる側が「おおー」っと思うレベルのものに仕上げてくるあたり、この作者のレベルの高さが出ている。漫画って自分の想像したキャラクターには既に演技させてるわけだけど、それに更に演技させて、大根演技、ベテラン演技とか描き分けるのってすごい高度だと思う。読者を納得させる表情をかくとなると、もうなんか想像するだけで胃がキリキリしてくるな。
 主人公がどういう選択をしていくのか先が気になるね〜

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[投稿:2009-02-17 10:21:06] [修正:2009-02-17 10:21:06] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 子供の頃の廃館探検や小さな穴蔵探検の不安とドキドキ。あの暗闇の先にはなにがあるんだろう、あの扉の先は・・・。
そんな子供時代に描く未来も似たような感覚だった。不安とドキドキであふれ、先は全く見えない暗闇。
 しかし探検ゴッコや自分の未来も、先に待っているのは、大抵ガッカリとした現実。不安どころか、ドキドキなんか待っていやしない。それは大人になるほどにリアルになっていくものだ。

 でも、もしも、もしもそれが不安ばっかりでできた未来だとしたら?
 30過ぎてガッカリの現実だったとしても、ドキドキがどんどん減っていく世界だとわかっても、そんな自分でも不安が待ってる世界なら立ち向かわないといけないんじゃないか?
 どんなに先が真っ暗でも。絶望的だとしても
 友の為に。子供の為に。どこかの知らない誰かの為に
 少しでもドキドキが待っている世界に変えようとしなければいけないんじゃないか?

 ドキドキを仲間と共有できる場所、「秘密基地」。自分たちの聖域は絶対に守らなければならない。自分たちのすべてはそこから始まっているのだから

 これは主人公のケンジの心境でもあるけど、作者の漫画に対する心境でもあるのだろう
 珍しく自分臭をださない作者が、叫び続けた作品は個人的には好きだった
 話の展開とか言いたいことは山ほどあるが、作者の叫びが感じることができた良い作品だと思った。

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[投稿:2009-02-13 23:46:32] [修正:2009-02-13 23:46:32] [このレビューのURL]

 命があるものならだれでも恐れ認めざるを得ない程強力で、原始的で残酷な力
それが暴力だ。

 日本では、未成年法のおかげで若者の将来を守る為の甘やかな法は同時に喧嘩レベルの暴力ならば容認される世界。
その世界は弱者には、時に残酷なまでの生物としての無力差を味わう世界となる

 この漫画の主人公がまさにその弱者であり、生物としての危機感ともいうべきところから、暴力の力を求め、自らの道を切り開いていく話。
 未成年であるからこそ存在が許される、残酷で甘やかで原始的な世界は一人の人間としてというよりも、一つの生物としてかなり興味深くて面白かった。

 暴力で切り開く世界、その先はどうなるのか、最後まで読み切る力があった。

 人によっては、意見のわかれる格闘ウンチクは個人敵に大好きでしたよ
 

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[投稿:2006-12-02 03:52:39] [修正:2009-02-13 22:38:35] [このレビューのURL]

 韓国版水戸黄門というのかな?
 死者の力を借りて正義を行うっていう設定は良かったです。水戸黄門よりも説得力がある。ダークファンタジーとしての切り口は良かった
 ただ最初の方は話が薄いというか主人公の行動原理がよくわからないので凄い薄っぺらな話にしか見えなかった。なんであんな冷たい態度をとか、なんで?なんで?が続く。韓国と日本の感覚のギャップなのかなぁーと思ったりもした

 過去の回顧に入ってからやっと主人公が見えてきてキャラクターが安定してくるにつれ話も安定してきた。しかしそれはもう後半。スタート失敗しすぎてないかな、これは

 ご都合的な戦闘が多くてバトル漫画になれちゃってると納得いかないことが多いかも。過去編はずーっと伏線はっただけあって面白かったです
 とにかく画力はすごい。書き込みも半端ない。話の作りがもうちょっとよければなぁーっと思う。ちょっと残念

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[投稿:2008-02-24 18:31:00] [修正:2008-02-24 18:31:00] [このレビューのURL]

 悪魔の力を使った魔法律というもので、悪霊と化した者を裁く話。呼び出される悪魔のデザインがイイ〜。雰囲気もいい

 ただ、最初の方は短編のはかなりつまらない。読む気がなくなるほどに。問題起きた→ムヒョの魔法律を使ったパワープレイで解決っていう図式はまぁいいんだけど、話が浮世離れしているというのもあって気分がのらないから、解決してもスッキリしないので大して面白くない

 面白くなってくるのは中盤あたりからのムヒョ達の過去の因果関係が絡んでくる長編の話になってから
 キャラクターのバックグランドも書き込まれてて、化け物に近いイメージのムヒョに血が通い始めてから話が俄然よくなってきます
 正直あの長編で話が終わった方がこの漫画は締まった気がする。残りカスを燃やしたような短編に戻ってしまって、テンションが落ちまくり。
 悪魔で裁くシーンなんかは迫力あってゾクゾクする作品なだけに少し残念

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[投稿:2008-02-19 14:09:31] [修正:2008-02-19 14:09:31] [このレビューのURL]