「DEIMOS」さんのページ

総レビュー数: 126レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月14日

「キャラクターのデータベース」というどこかの漫画評論家が唱えているモチーフを具現化した作品。

キャラクターと人間の共生は、鳥山ワールドなどでもお馴染みだが、ここまでメタ的なのは新しい。

作風は、「ヌルくて切ない」。
この哀愁に酔いしれていたい。

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[投稿:2008-03-11 08:13:43] [修正:2008-03-11 08:13:43] [このレビューのURL]

わずか3巻を発売するまでに、足掛け7年を要する長期連載メタ漫画(笑)。

この7年で、アニメ業界を取り巻く環境は激変した。
連載当初から現在に至るまでにアニメの放映(製作)本数は爆発的に増加し、その過程で05年に萌え株がもて囃されたこともあったが、そこからの低調ぶりは今のアニメ不況へと繋がっている。

そして、そんな状況を、島本は、自虐的かつ自嘲的に、また、シニカル&コミカルに描いている。そういった意味で、ただの宣伝漫画に堕さないところが一興に値する。

フリーペーパーに描かれる漫画であり、誰にも注目されていないのではないかという島本の不安は、3巻の終盤で爆発するが、これまた島本らしさの表出であり、島本好きなら爆笑できる場面だ。

島本作品は全て熱いのだが、この作品に関しては、「冷静に熱い」。
そんな言葉が適切かもしれない。

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[投稿:2008-02-17 06:39:16] [修正:2008-02-17 06:39:16] [このレビューのURL]

6点 LIAR GAME

「ショボいカイジ」、ってことでいいのではないかと。

ONE OUTSもそうだけど、冷めてるんだよなぁ。
トリックも先読みできちゃうものが多いし、キャラが薄い。
というか、競馬関係者ゆかりの名前を多数使ってるあたり、この作者は、キャラへの思い入れが少ない人なんでしょうね。

といっても、現在のYJ連載作品の中では、トップクラスの面白さであることは否めないです、はい。

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[投稿:2007-07-12 03:50:54] [修正:2007-07-12 03:50:54] [このレビューのURL]

このレビューしてる人、辛口意見が多いけど、いいマンガだとは思うよ。絵がきれいだし、話もコンパクトにまとめてる。

手法としては、スカイハイなんだよな。

ただ、やはり、「人間が人間を殺す(間引く)」システムの設定が、受容しがたい人は多いだろう。社会を成立させる常識的な倫理観に反するわけだから、反発を感じるのは当然だろうけど。

そこさえ割り切れれば、楽しめる作品。

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[投稿:2007-07-07 19:44:48] [修正:2007-07-07 19:44:48] [このレビューのURL]

なげーよwww。

でも、やっぱ面白いけどね。

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[投稿:2007-04-09 02:09:41] [修正:2007-04-09 02:09:41] [このレビューのURL]

数ヶ月ぶりに新刊を読む度に思う。

・異常に読みやすい。
・大衆に迎合するわけでもなく、反社会メッセージを乗せるわけでもなく、淡々と非現実の「生き様」を描くことは並大抵のことではない。

すげえなぁ。

でも、それほど好きになれないんですよね。
冷めてるところがあるから。

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[投稿:2007-03-31 02:23:33] [修正:2007-03-31 02:23:33] [このレビューのURL]

この漫画を読んで、何度鳥肌が立ったことだろう。
この漫画の絵(特に見開きの立ちこぎシーン)には、えも言われぬ説得力がある。
決して巧くはないのだけれど、ただひたすらに熱い!
意味もなく泣ける!

構成は、少年漫画の王道中の王道・ベタ中のベタ。
だけど陳腐に堕さないのは、前述の熱さが他作品とは比較にならないほど突出しているからなのかもしれない。

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[投稿:2007-03-13 02:23:44] [修正:2007-03-13 02:23:44] [このレビューのURL]

一冊一冊に重みのある漫画です。

「日本人としての誇りを取り戻せ」
そういう声が聞こえてきます。

なのに、単純なファンタジーor軍記モノと読んでしまうと、
「戦争としての魅力がわからない!」
「こんなの卑怯だ!戦争じゃない!」
とか言って、お門違いの非難が始まります。

これは戦争それ自身を描いてるのではなく、米国の傀儡に陥った日本人の回顧すべき幻影(笑)を魅せているのだと僕は解釈したので、十分に楽しんでいます。

でも、キャラクター配置に新鮮味が欠けるので、のめりこむほどではなかったのですが。

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[投稿:2007-02-18 01:57:11] [修正:2007-02-18 02:28:46] [このレビューのURL]

6点 ZETMAN

YJなのに、桂先生なのに、意外にも真面目。
しっかり書き込まれているため、説得力がある。
でも、どこかで見たような設定・展開が続く。。。

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[投稿:2007-01-14 21:15:30] [修正:2007-01-14 21:15:30] [このレビューのURL]

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