「十歩神拳」さんのページ

総レビュー数: 76レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年11月30日

漫画家、雷句誠の原点にして、この人の個性が凝縮されたタイトル。

表現は稚拙だし、絵もお世辞にも上手とは言えません。キャラクターの表情には柔軟さが無く、極端に喜怒哀楽を表しただけの数パターンしかありません(ババーンに至っては全部同じ顔です)。

しかし熱さはジュビロ先生に匹敵します。
魂がこもっています。
ギャグセンスも飛びぬけています(主にババーン)。

これらの面はこの頃から一級品だったし、それだけで本作には一読(特にババーンは必読)の価値があるでしょう。


例のガッシュ事件で雷句先生のこれらの持ち味まで消されてしまったことが残念でなりません。

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[投稿:2010-05-11 13:27:17] [修正:2010-05-12 14:29:26] [このレビューのURL]

キュラソ星人とかが出てきて喜ぶ子供がいたのだろうか。
ネタが「爆弾」って・・・(笑)

最後の方でグレートが出てきたのが嬉しかったような覚えがあります。

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[投稿:2010-05-11 14:02:21] [修正:2010-05-11 14:03:04] [このレビューのURL]

とにかく読みづらいです。
絵が非常にゴチャゴチャしています。

それも、マキシマムと違い単純な動作のアクションシーンですら一読しただけではわかりません。
おそらく、無理をしてまで格好いいポージングで描こうとしたためだと思います。

しかしその姿勢があったからこそ、「マキシマム」の革命的なアクションシーンが誕生したのではないでしょうか。

また、このころから既に登場人物や武器のデザイン、世界観、演出、画風等のさまざまな面で独創的なセンスと可能性が輝きを放っています。


そして、黒田洋介氏を筆頭とした想像力豊かでなお且つ優れた感性を持つクリエーターの方々が、格好良くてわかりやすいアニメ版「トライガン」を創り出したことで、多くの人にトライガンの魅力が伝わり、トライガンシリーズは名作としての地位を築くことが出来たのでしょう。

それに、トライガンシリーズは様々な面において多数の漫画やアニメ作品に大きな影響も与えています。


トライガンシリーズや内藤先生の漫画家としての礎なったこと、業界に与えた影響等を考慮すれば、この作品の存在意義は点数以上に大きなものがあると私は思います。

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[投稿:2010-04-07 14:33:00] [修正:2010-04-07 14:35:32] [このレビューのURL]

元祖スーパーロボット作品の原作。
単純明快なロボットプロレスを楽しめる数少ない作品だと思います。

アニメ版と比べ甲児君のパワフルさとさやかさんの女の子らしさは3割り増しに、おじいちゃんの狂気は100倍になっています。

ジャンプ掲載時のオリジナル版と後年の文庫版等の弓教授のフェイスの違いにも注目です。

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[投稿:2009-12-09 09:54:54] [修正:2009-12-09 09:54:54] [このレビューのURL]

私がこの作品に持った印象は「青年誌版ハレのちグゥ」。

コミックスを集めたいとは思わないけど、アワーズにこれが載っていたら少しお得に感じます。

ちなみに個人的に一番面白かったのは、ヘルシング最終話が掲載されたアワーズにゲリラ掲載されていたおまけ漫画。
「載ってるかーい」

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[投稿:2009-12-05 12:55:44] [修正:2009-12-05 12:57:06] [このレビューのURL]

連載当初はジュビロ先生譲りの熱さや、独特の雰囲気を持つギャグが面白く、当時のサンデーで一際輝く作品でした。

しかし中盤以降はアニメ化の影響で低年齢層に受ける作風にするように指示されたのか、ストーリーの展開やキャラクター、ギャグに至るまでまるで児童書に掲載される漫画のようなノリになってしまったのが残念。

ただ、最後にガッシュ対ブラゴをやってくれたのは感動しました。主人公とライバルの決着を着けてくれた数少ない少年漫画である点は素晴らしいと思います。

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[投稿:2009-11-30 12:37:21] [修正:2009-11-30 12:37:53] [このレビューのURL]

ヤングキングアワーズの重鎮その2。

もはや存在することに意義がある作品。綺麗な絵とテンション高めのギャグを楽しみましょう。

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[投稿:2009-11-30 12:03:06] [修正:2009-11-30 12:03:06] [このレビューのURL]

ストーリー、セリフ、キャラ、ネーミングセンス、どれをとっても常人の発想を遥かに超えて(?)います。
そしてこれでアニメ化まで果たすのだから恐ろしい。

くだらなさの境地を超えた面白さがここにあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-13 14:27:24] [修正:2011-10-13 14:28:44] [このレビューのURL]

4点 BLACK CAT

ジブリ好き!さんがパクリについて様々な疑問を投げかけていたので、その答えになるかどうかは分かりませんが少しだけ私も考えを述べようと思います。

まず、本作をはじめとする作品を「パクリ漫画」と批判する人たちは、おそらくですが多くの場合は「パクリ=悪」と考えてはいないような気がします。
問題は「読み終わっても“パクリ”という印象しか残さない」というほど、その作品自体の魅力が低いことにあるのだと思います。(稀に、悪意やネタ的な意味で侮蔑して“パクリ”と罵る人もいるかもしれませんが。)

どんなジャンルにしても、クリエイターは人間であるため、その感受性や発想の大本は過去に自分が体験してきた作品であることは間違いありません。だからジブリ好き!さんの言うとおり大概の作品は多かれ少なかれ過去の名作と重なる部分が存在するのは当然です。

では、何故「パクリ」と呼ばれる作品とそうでない作品に分かれるのか。
それはその作品だけが持つ一点の魅力(登場人物、ビジュアル、構成etc)が読者の心を揺さぶる程のものか否かということにかかっているのではないでしょうか。

具体例を挙げれば「寄生獣」です。あれは作品の根幹となるテーマや、所々のプロットはどう考えても「デビルマン」を引き継いでいます。もし「パクリ=悪」と考える読者が多いのならば、「寄生獣」もパクリ漫画と罵られているはずですが、たくさんの読者が「名作」と讃え、後世の漫画好きにも語り継がれています。
その理由はやはり、岩明先生が「デビルマン」の真髄を汲み取り、独自の解釈を含め、自らの作品として再誕させるほどの突き抜けた表現力と構成力を持っていたからでしょう。

一方、「ブラックキャット」の独自の魅力は何ですか?

もちろん、中には本作独自の魅力を見つけだしている読者もいるでしょうが、私が思うに、それほど強力な魅力はなかったように見えます。

大抵の読者をうならせるだけの能力や仕掛けもなく、ただ様々な名作を当たり障りなくくっつけただけなので、読み終わった後に評価しようにも「パクってた」ということしか言えないのです。
絵も奇麗には奇麗ですが、もっと凄い絵を描く漫画家はたくさんいるし、ビジュアル的にもどこかで見たような場面が多かったりするので、作品の評価を飛躍的に上げるほどとは個人的には思いませんでした。


つまり、「ブラックキャット」がパクリ漫画と呼ばれている理由は、単純に当時の矢吹先生に実力がなかった、本作に魅力がなかっただけだと思います。
点数が低いのも「パクっているから」というわけではないのではないでしょう。実際、パクリを気にしない方々の評価もここでは低めのようですし。
それ以外語る要素がないのですから、レビューする上で必然的にパクリという言葉が目立ってしまうだけだと思われます、多分。


もっとも、パクリを全く気にせず読める方にとってはこんなこと極めてどうでも良い話だと思いますが。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-01-27 11:06:55] [修正:2011-01-27 11:46:32] [このレビューのURL]

テルマエ・ロマエを読んでいて、過去に風呂をネタとした漫画ということでふと思い出したのでレビュー。

当時のサンデーで読んだきりなのでうろ覚えですが、最後のほう少し面白くなってきたと思ったときに終わってしまいました。
全体を通したら「微妙」の一言に尽きます。

前作「MISTERジパング」と言い、どこか当時の椎名先生は迷走していたように思えます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-22 14:41:42] [修正:2010-11-22 14:41:42] [このレビューのURL]