「parana」さんのページ

総レビュー数: 64レビュー(全て表示) 最終投稿: 2013年12月23日

[ネタバレあり]

グラップラー刃牙連載時から見ると
現実の格闘技の世界では、異種格闘技戦から総合格闘技への集約がおこり、日本では格闘技ブームが過ぎ去った。
そんな現実の流れを受けてか、刃牙はトンデモバトルを楽しむギャグ漫画として読むのが正しい読み方のようになっていったと思う。

最大の注目点は、どのようにして話を完結させるかだったのだが
エア味噌汁と言う、ギャグ漫画目線読者に最高のネタを与えつつ
「強さとは何か」についての答えを示すという、
非常に良い終わり方をしたと思う。

残念な引き延ばしのバトルが色々と長く続いたマンガだったけど板垣先生お疲れ様でした、と言いたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-23 12:48:17] [修正:2013-12-23 12:48:17] [このレビューのURL]

25巻まで読んだ時点の感想。

キセキの世代や、キセキの世代の幻の6人目の影の薄い主人公という設定は良く青峰あたりまでは楽しめた。
しかしながら、ストーリーが黒子を含めたキセキの世代+火神のみの世界で完結しており、広がりがなく、ラスボスである赤司のキャラ設定にも疑問がある。

作者もキセキの世代から世界を広げようと思ったのか、話を広げようと作者も無冠の五将を登場させるも、誠凛に何の伏線もなく木吉が現れたことで、正邦戦で黒子・火神抜きで勝ったストーリーが破綻してしまったし、もう黒子のバスケというマンガの世界に限界が来たように思える。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-23 12:14:39] [修正:2013-12-23 12:14:39] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

二年生編までは8点をつけてもいい作品。
拳法を活かした常人離れした動きをする主人公の異色サッカー漫画。
負けず嫌いでありえない動きの主人公にスカッとする部分、笑える部分もあり、
毎回試合前にトラブルがあって、きっちり仕返しする主人公にスカッとする部分もあって、通常のサッカー漫画とは違う風に楽しめます。

ただ、もともと主人公のいるチームの清雅学園に魅力的なチームメイトがカズマ、平木以外におらず(マコトは少し弱い)、平木の抜けた三年生編では、三宅や甲斐弟などのテコ入れがあったもののチームとして魅力減。
ストーリーもワンパターン化してきて三年生編でどうしても失速感が感じられて非常に惜しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-23 11:26:01] [修正:2013-12-23 11:26:01] [このレビューのURL]

4点 OZ

完全収録番で全5巻ながらSF超大作の雰囲気を持つ
第三次世界大戦後の世界を描いた作品。

しかしながら、戦争を操るとするラスボスとも言えるリオンのキャラが弱く、
戦闘型サイバノイドが1体だけだったり、
スリリングな展開に持って行けそうなのに主人公のピンチ感がイマイチ足りない。

泣ける作品と聞いて読んでみたのであるが、
確かに感動できるストーリーラインになってはいるものの
やっぱりそれまでのスリル感がなかったために感動が弱い物に感じられて残念。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-26 18:45:26] [修正:2014-05-26 18:45:26] [このレビューのURL]

若者のモラトリアムにおける閉塞感を描いた青春群像劇。
色々と共感できる悩みも多く、
時に空が広く見えたり狭く見えたりなど、作者の視点はなかなか鋭い。

ただ、雰囲気マンガという感じで、
このマンガにハマれるかどうかは、このマンガの雰囲気と感性が合うかどうかによると思う。
自分はあまり合わなかったものの
それでも最後のライブシーンにはグッと来るものがあった。
ラストはまとまっているものの、悩みに対する救済がもっと欲しかったと思う。
(泣ける度2★★☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-17 09:30:38] [修正:2014-05-17 09:30:38] [このレビューのURL]

紆余曲折はあるが主人公は最初から愛されているし、
登場人物みんながそれぞれ幸せになっていく楽しい学園生活が描きつづられている。

こんな学園生活送ってみたかった。

そう思わせる、ずっと楽しい雰囲気を読ませるマンガ。
(主人公のテンションが高いのがこのマンガの雰囲気作りに非常に良い)。
ひたすら勉強の受験戦争世代としてはこんな学園生活は高嶺の花でした。

個人的には残念ながら楽しい学園生活に共感よりもうらやましさの方が勝ってしまい、
また、泣けるマンガと聞いていたのですが全く泣けませんでした。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-12 10:56:00] [修正:2014-04-19 11:35:31] [このレビューのURL]

綺麗な絵で盛り上がりのないストーリーが淡々と綴られる中で
ところどころ心にグッとくるセリフが混ざった雰囲気マンガ。

ただ自分としては残念ながら
陽子が妊娠を隠し一人で子育てする動機がイマイチ
コハルが年齢に対してあまりにも大人過ぎ
コハルがずっと実の父親を正宗君と呼ぶことに対する違和感
などなどで雰囲気に入って行けず、
いいセリフも予定調和に感じてしまいました。
リアリティを一切求めずファンタジー的に読むべしなのかも。
(泣ける度2★★☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-02-13 22:21:15] [修正:2014-04-19 11:33:03] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

人生に悩んだ時に人間は、ついつい宇宙の壮大さなんかを考えたりすることがありますが、宇宙を舞台に働いている人間も悩んで同じ方向に考えるところが面白かったです。
ただ、最終的に愛に救いを求め、単純に愛が得られているストーリー展開が
個人的に残念に思えました。
またこのマンガを泣けるマンガとして挙げる人もいるのですが、個人的には泣けるツボがなかったです。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-01 19:11:43] [修正:2014-04-19 11:32:11] [このレビューのURL]

泣けるマンガということで読んでみた。
「ナマケモノが見てた」で動物ものが得意だった村上たかし作品だけに期待したのだけれども、悲しさが臨界点を突破せず泣けるまでに至らなかった。

ただ、持病があり、リストラされ、離婚して一人になった高齢の男性や、育児放棄された児童などの社会問題となるような孤独な人たちを扱いたかったという作者の心意気は伝わってくる。

自分は犬を飼っていないので、犬を飼っている人からみたら、犬目線で作品を楽しめて泣けたりするのかなぁ。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-23 12:23:21] [修正:2014-04-19 11:25:39] [このレビューのURL]

大学の麻雀研究会を舞台にした、常にゴミのような配牌が回ってきてあきらめず粘り強く打つ努力型の主人公宿命田と、常に恵まれた配牌が回ってくるも打ち方を知らずに無駄にするヒロインめろん畑を中心に織りなす群像劇。

残念ながら、宿命田のような悪配牌であがりにくいキャラは勝ち方に爽快感がなく、競技麻雀系の主人公には向いていないように思える。
苦しんだ上で和了るというカタルシスもあまり感じられなかった。

最終的にプロと対戦という方向にストーリーが流れていくのであるが
大学の麻雀研究会を舞台にしたギャグ路線に走った方が良かったように思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-20 20:46:56] [修正:2014-03-20 20:46:56] [このレビューのURL]