「チーズカバオ」さんのページ

総レビュー数: 75レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年07月23日

藤田和日郎の漫画はどれも独創的で刺激的だが、あえて最高の作品を挙げるなら私はからくりサーカスを選ぶ。
かつて、これ程までに漫画的表現技法の限界を超えた作品を見たことが無かったから。
数多くの名シーンがある本作の中でも、特に凄まじかったのはルシールの最期の、見開きのセンターカラーである。
残念ながらコミックスではモノクロページになっているが、当時のサンデー紙面で見たあのシーンは、究極のカラーページの使い方としていまだに心に焼き付いている。

作品全体を総じて見れば無駄もあるし、正直あまり面白いとは思えない展開も少なくないが、それでもこも作品が漫画の凄みの本質を描いていたことは間違いない。
鬼才・藤田和日郎の真骨頂を存分に体感できる逸作である。

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[投稿:2017-08-13 20:47:01] [修正:2017-08-13 20:47:01] [このレビューのURL]

能力者バトルの原点にして頂点であり、漫画界の至宝。ジョジョを語るには、全ての言葉が陳腐にすら感じるので、必要以上のレビューは無粋というもの。もし未読の漫画読みがいるならば、必ず読まなければいけないバイブルである。ジョジョを読まずして、能力者バトルが何たるかなどわかるはずがないし、語る権利も無いと言っても過言ではないだろう。

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[投稿:2017-07-23 16:43:09] [修正:2017-07-23 16:43:09] [このレビューのURL]

7点 日常

話により面白さのムラがあるものの、かなりの中毒性がある。
みおちゃんがアクセル全開の時は大抵、読者は抱腹絶倒させられる。

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[投稿:2017-07-23 16:23:45] [修正:2017-07-23 16:23:45] [このレビューのURL]

長期連載になってきているが、ほとんどダレない安定の面白さ。
ストーリー構成や、脇役の背景に至るほど行き届いたキャラ造形の巧さ等、基本的な要素が高水準で纏まっているため万人に薦められる佳作。
しかし模範的漫画すぎるため、読み手を選ぶ劇薬的漫画に慣れた読者には、今一つ刺激に欠けてしまう感は否めない。

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[投稿:2017-07-23 16:08:49] [修正:2017-07-23 16:08:49] [このレビューのURL]

5点 ARMS

進撃の巨人や、テラフォーマーズの作者に影響を与えたという、スタイリッシュ系近代バトル漫画の代表作。
ハードな展開と、格好良い設定や作画が魅力的。
ただ、進撃やテラフォ同様にダレるところが多いため、今読み返すと結構しんどい。
ジャバウォックの無敵っぷりにどれだけ心躍ろされるかが、この漫画を楽しむ上での肝である。

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[投稿:2017-07-23 16:00:04] [修正:2017-07-23 16:00:04] [このレビューのURL]

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